鬼笑で行こう。

おいしいものの話や、まじめでいい加減な不定期評論など…

中川さん…

2009年10月04日 | 鬼笑が話す

お気の毒と思います。

が、国民のほうを向いてものごとを考えていれば、またちがった方向も見えたのではないかと…。

どちらを向いているか。
根本的な問題です。国民にとっても、ご本人にとっても。


オリンピック 東京は無理/石原さんじゃね‥

2009年10月01日 | 鬼笑が話す
さっきテレビでオリンピック誘致の話題やってたけど、石原さんが知事じゃ無理でしょう。

侵略戦争は否定、「三国人」とかとんでもない差別発言するし、いまどきオリンピック誘致にもっとも不適切なひと。本人も気づいてるんだろうけど...(それで、あんまり勢いない。)

さすがに「石原さんが知事だから」と理由にあげることもないだろうけど、石原時代に決めたとなってはアジアがおさまりません。

税金、いくら使ったんだったか...
はじめから無理なのに、ほんとうに無駄です。

八ツ場ダムで税金がどーのこーの言える筋合いないって。

裁判って…

2009年02月06日 | 鬼笑が話す
裁判って、今回がはじめての経験ですが、ちょっとびっくり。

提訴から4か月ほどたった第1回口頭弁論。裁判長が入ってきていきなり、第2回の日程の打ち合わせ。
そんなのメールか電話でできるだろう。
そのあと、被告側にいつまでに反論を出すか確認し、原告側が了承しておしまい。

第2回口頭弁論では、原告側から意見陳述を15分ほど。そのあとまた日程の打ち合わせなどあって、全部で20分ほどで終了。

第3回口頭弁論。原告側から僕が意見陳述。その他あわせてまた20分ほど。

きょうが第4回口頭弁論。
被告側があきらかに引き延ばし戦術をとって、まともな反論をしてこないために、こちらもとくに新たな主張をできないので、きょうは全部で5分ほどで終わるのではないかと弁護士さんがおっしゃっていました。

たった5分ほどのために、みなさん平日の日中に仕事を休んで傍聴にきてくださいます。ほんとうに気の毒で、被告側のせいだけど、なんだか申し訳なくなってきます。

あと2、3回は、こういうやりとりがつづいたあと、証人尋問など、僕らがテレビや映画でよくみる、丁々発止、緊迫した論戦の場面にうつるそうです。
こんなトロいことやってたら、批判もされるわな…。

教員採用不正、発表前連絡

2008年07月20日 | 鬼笑が話す
口利きした議員の名前も公表するべきだ。

当県でも、合否通知の発送直後に県議や国会議員秘書に結果を知らせていた。

教育長の弁。「少しでも早く結果を知りたかったのでは」。
大人の言い訳と思えない。

誰でも、少しでも早く結果を知りたい。
議員だけに、特権。

議員の名前について、「固有の名前を出すべきではないと思っている」そうだ。
なぜ?

嘘だらけの個人攻撃

2008年06月10日 | 鬼笑が話す
雑誌の記事で、名指しで攻撃された。
「記事のなかで攻撃があった」のではなく、記事全体が個人攻撃。

「批判」でなく「攻撃」というのは、事実を歪曲・捏造しているから。僕への取材はなく、一方的なものだから。
要するに、嘘だらけ。

悪質なのは、取材せずにおいて、「なぜ」「疑問だけが残る」などと、何かウラがあるかのように描く手法をとっていること。
ほんとうに疑問に思うのならちゃんと取材し質問すれば、疑問の余地なく説明するのに。

ほんとうは疑問などなく、分かった上で、はじめから攻撃するのが目的なのだろう。

批判は自由だし、批判こそがジャーナリズムの使命だけれども、批判は事実に基づくものでなければならないし、反論の機会の保障を含め公正なものでなければならない。

こんな、いろはの「い」を踏み外して平気な自称「ライター」があちこちに書く機会があるものだから、困る。

利権あさりを邪魔されて頭にきている連中に飼われているのだろう。

試練のなかに、希望

2008年06月02日 | 鬼笑が話す
いちばん身近で大切な人がなかなか深刻な状態に。

すでに自身がたいへんなので、専門家による状態判断をメールでしらされたときはさすがに落ち込んだ。

が、後ろ向きにものごとを考えてもいい方向に向かうことはない。
過去やいまを解釈するより、これからをどうやって少しでもよくしていくか。

身近におこった問題を社会問題の一環としてとらえると、課題と、希望が、みえてくる。

権力を相手に裁判を起こすということ

2008年05月12日 | 鬼笑が話す

とんでもない税金の無駄遣い。いや、無駄なだけでなく有害な財政支出を止めるため、裁判を起こすことに。

決起集会での発言に胸が熱くなる。

--こんな事業を見過ごしにしては、自身の良心に照らして、この町に住んでいられなくなる。

--20年前に計画の問題点を知り、かけがえのない自然と文化をなんとしても守らなければいけないと思った。裁判に参加するのは、問題を知った以上、私自身の使命。

権力が相手の裁判。重くしんどい仕事だと思う。逃げ出したい気持ちがまったくないといえば嘘になる。
でも、逃げれば、自分が丸ごと嘘になる。なにをやっても、なにを言っても嘘になる。

潔く行こう。

闘いの中で自己を陶冶したいと切に思う。


正義の弁護士のクルマ

2008年04月29日 | 鬼笑が話す
きのう、裁判の打ち合わせで弁護士事務所に。

相談が終わっておつかれさま、弁護士さんはオンボロの小型車で帰って行きました。

はじめて裁判の相談に行ったとき、「環境と人権は金にならないと割り切っています」とおっしゃっていましたが、今回も手弁当でやってくれています。
多分いつもこんなふうに貧乏人の味方をしてご自身も貧乏されているんでしょう。

相手は権力と金(って、僕らの税金だけど)をもつ者、貧困者同盟、がんばります。


潔き人びと 再び

2008年04月27日 | 鬼笑が話す
田舎町のこと、きっといやがらせや圧力があります。
そのことが頭をかすめなかったことはないはず。

それで即答。

生き方を決めておられる方だと思います。

人生、いくら考えても判断できない岐路もある。
あれこれ考えることもなく、判断するまでもなく、こちら、と決めるべきときも。

その時に迷わないこと。潔くあること。
そうありたい。

潔き人びと

2008年04月24日 | 鬼笑が話す
税金の無駄遣いを止めるため、鬼笑が中心になって裁判を起こすことになった。
この数日、その準備で大忙し。

原告適格の人があまり多くなく、一人ひとりお願いに。

きょうは母娘でカウンター席だけの小さな喫茶店を営んでおられる方を訪問した。

率直に原告になっていただきたいとお願いすると、「お役に立てるかどうか分かりませんが、私でよければよろこんで」と即答。
娘さんに向き直って、「あなたに迷惑をかけることになるかもしれないけれど、どうぞよろしくお願いします」とお辞儀。

「これはお母さんがやらないといけないことだから、会議とか傍聴とかあるときは私がひとりでがんばるから、絶対にやりきって。」

コーヒーをいただきながら落涙しそうになった。

この裁判、勝ちたいと、心から思う。

ジャイアント馬場と福田首相

2008年04月10日 | 鬼笑が話す
何かの本で読んだが、ジャイアント馬場は大物選手と戦うとき、必ずリング中央に立ったそうだ。
それだけで、大物が挑み、馬場が受けて立つという構図ができ、勝敗に関係なく馬場のほうが格上、大物よりさらに大物という印象をみている人に与えることができる、と。

きのうの党首討論のハイライト(?)をニュースでみたが、福田さん、どんと構えて受けて立ち大物ぶりをアピールするべきときに、自分から小沢さんにリング中央の立ち位置を与え、そのまわりを走り回り跳び回ってしまった。

小沢さんの言ってることもたいしたことなかったんで、試合結果としては引き分けかもしれないけれど、馬場さんの観点からすると、福田さんは一国の首相の資質に欠けるという印象を自ら観衆に与えてしまった。

それにしても自民党一党「独裁」時代の思考習慣はなかなか抜けないものなのだなあ、と変なところで感心してしまった。

上映に応援を

2008年04月04日 | 鬼笑が話す
東京など先行上映する都市部では、「混乱」をおそれて『靖国』の上映を「自主的に」中止する映画館が続出していますが、地方では、先行事例の様子をみて上映するかどうか決めたいといっている映画館が少なからずあるようです。

そんな主体性のないことでどうする、と言いたいところですが、ビビる気持ちも分からないではありません。

こういうとき、抗議や脅迫よりも、「みたい」「がんばれ」と応援の声のほうが大きいことが大切です。

身近な映画館で上映をためらっているところがあれば、ぜひ応援メールを!


都市部でみられない映画を地方でみられるというのもいい。

ホームの端に立てない社会

2008年03月27日 | 鬼笑が話す
また気が滅入る事件がおきました。

僕はいつ頃からか、もう何年も前から、駅のホームでは端に立たないようにしています。並ぶときも先頭は避け、3番目、4番目に。
いやなことだけど、病んだ都市社会、身を守ることも考えざるを得ません。

自分に敵意を持つ人が相手なら、ある程度予測もでき、対策のとりようもあるけれども、無作為に選ばれて奇襲されては武道の達人でもなければどうしようもない。

土浦ではそれなりの武術の訓練を受けている警官も、応戦することもできずに刺されました。

対症療法に走るのでなく、社会の病を治すことに真剣に取り組まないと、とんでもないことがまだまだつづきます。

シングルマザーと飲みに行った話

2008年03月13日 | 鬼笑が話す
飲食店で夜働いているシングルマザーと飲みに行った。

知らなかったのだけれど、夜6時から11時まで働いているのに加えて、最近、朝9時から1時まで鮨屋で働きはじめたとのこと。
1日5時間、月25日出勤で125時間、時給千円あったとしても月12万5千円の収入。実際には時給はもっと低いだろうから月10万円ちょっと、それでどうやって生活しているのだろうと余計なことながら心配していたが、やはりやっていけず仕事を増やしたようだ。

1日30本ほど吸っていたタバコ、最近は10本も吸わなくなった。前は忙しくてストレスがたまるとタバコの量が増えたけれど、いまはタバコを吸うゆとりさえなくなっている、と。
タバコの量が減ったのはいいことなのかもしれないが、逆に健康から遠ざかっていっているように思える。

ひさしぶりにとなりにすわった彼女の肌は、いたましいほどに荒れていた。タバコは減っているのに。

僕のまったく役に立たない心配をよそに、彼女はよく飲み、よくしゃべり、よく笑った。
心配などよけいなことだな、と思いつつ、でもこれから子どもにお金のかかる時期になるだろう、この人もいつまでも若くはなく体を酷使する働き方はやがてできなくなるだろうと、また考えてしまう。

いつかなじみの店からふっつりと姿を消して会えなくなる日がくるのだろうか…。