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清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
hiro-s@ivory.plala.or.jp

アメリカコガラ

2016-11-20 20:10:01 | フォト

 Black-capped Chikadee アメリカコガラ 全長12cm 頭上と喉が黒く、頬は白色。背から上尾筒は灰色。翼と尾は黒褐色で雨覆と風切の羽縁は白色。下面はやや褐色をおびた汚白色。北アメリカの北緯40度以北に分布し、広葉樹林、混合林に生息。冬季は市街地にもオオク生息。長い渡りはしないが、寒さが特に厳しい冬には大群がアメリカのテキサスまで飛来することがある。昆虫を食べるが、木の実も食べる。日本のコガラに似るが、どちらかといえば、シジュウカラに、似ている。が、ヒガラにも、似ている。 なんとも、中間的に似通って可愛い。 メーン州、マサチューセッツ州の州鳥です。

 


よく間違うんです。

2016-11-19 19:01:27 | フォト

 よく間違える方には今日で完璧に覚えて下さい。  ヒメクイナ Baillon's Crake 全長20cm。雌雄同色。頭上、後頸、背、腰、上尾筒は褐色で黒色の縦斑が多数あり、背には白色の縦斑がある。顔、前頸、胸は青灰色で、顔には不明瞭な褐色の過眼線がある。喉は白色。下腹、脇、下尾筒は黒色で白色の横縞が並ぶ。翼と尾は黒褐色。嘴は緑黄色。あしは緑褐色。幼鳥は顔が淡褐色で胸、腹は、褐色を帯びた白色。

その間違う相手がヒクイナです。 Ruddy-breasted Crake 全長22cm 雌雄同色 後頭、後頸、背、腰、上尾筒は暗緑褐色。額、顔、前頸、腹は赤褐色。のどは白色。脇、下腹は暗緑褐色で白色の横縞がある下尾筒は黒色に白色の横縞。翼と尾は褐色。嘴は黒褐色。足は赤色。幼鳥は全体に淡色。両方とも夏鳥です。 ヒクイナの画像が見当たりません。見つけ次第投稿します。駄々ヒクイナのほうが少し大きいのと足が赤いので、見た目、判断が出来ます。


一番エレガントなカモ

2016-11-18 19:41:20 | フォト

 PINTAIL Drake オナガガモ ♂  カービングの大会で最初に賞をとったのはこのカモでした。その後4度ほど取りました。このカモが私のカービングの始まりでした。この一番エレガントなカモにお世話になりました。 全長51~74cm雌43~63cm と、カモの部類は以外にメスが小さいのです。 猛禽類などは、雄の方が小さいのが多いのですが、雄の顔と頭と後頸はこげ茶色で、頭頂で濃い。頸は後頸側に食い込む細長い白色斑がある。背と脇は白と黒の細かい虫食い斑。胸、腹は白い。腰の両側に白斑があり、その中央は淡黄色。肩羽は細長く伸び、黒色に淡黄色縁がある。翼鏡は緑と紫光沢があり、上縁に淡黄色、後縁に白色帯がある。中央尾羽2枚が細長く伸びているのが特徴。嘴は黒く、上嘴両側が青灰色、足は鉛灰色で表面は黒い。雌はマガモの雌と良く似る。 ワールドワイドに生息している。

冬場の湖沼でこのカモに出会うと美しさに心が穏やかに和みます。


日本では見れませんが・・・

2016-11-17 18:54:49 | フォト

 Bar-headed Goose インドガン 全長71-76cm 頭および頸側は白く、後頭に2列の黒色横帯がある。前頸と後頸は灰褐色。胸、背中央や肩羽は淡青灰色で羽縁が白い。腰は青灰色、脇は淡褐色で羽端近くが淡赤褐色。腹、下尾筒は白色。翼は灰色で風切の先端が黒い。嘴と足は橙黄色。中国北東部からモンゴル、チベットの標高4,000~5,000mの高地までの沼沢で繁殖し、インドやビルマに渡って越冬。

中型のガンです。 かなりの数の群れで渡って来るので季節の風物詩になっています。一度、晩秋にアメリカで早朝にハクガンの群れがやってくるのを体験しました。農地の中央に降りてきて段々に外側に移動しながらこぼれたトウモロコシをついばんでやってきます。それでも、通勤中の人たちが車を止めて見物しているところまでは来ません。20mほどの距離を確保して、また中央のほうに戻っていきます。見事なものです。

 


アホウドリなどと名前を付けた人はどなた?

2016-11-16 18:46:26 | フォト

 御願いですから、あまりいい加減な名前は付けないで欲しい、といってもいまではどうしようもありませんが・・・・・・・・

いろんな説が有りますが、余りに人を恐れず・・・・・といったところから、付いた名前のように感じます。地方の方言がなまった音訓からの表現やその他、もろもろの風習からも発して付けられたとは思いますが、大きな恩恵をもたらしてくれたこの鳥に、今でもまだこの名前を使っている我々は何も感じない人間になってしまっているように思えて仕方ありません。言霊の世界を造って守り抜いて日本を継続しているのに、こんなことも、正せず、感謝もせず、生きています。 考えれば考えるほど我々のいい加減な習慣に立腹します。 こんなことは結構鳥以外にも多く有ります。訂正する勇気も、正義感もあっていいのでは?