清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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日本のものより5mm小さい。

2016-10-31 18:05:33 | フォト

 一般的に自然物で日本のものが大きいというものはあまり見つけることが稀なんですが、このカロライナコガラは全長12cm、で日本のコガラが12.5cmなのです。頭上と喉が黒く、頬は白色上面は灰褐色、下面は淡褐色。アメリカコガラに良く似るが、やや小さい。アメリカ東部に分布し、南はフロリダなどメキシコ湾岸にたっする。さえずりはアメリカコガラと同じ旋律であるが、1オクターブ高い。

アメリカコガラも全長12cmなのです。何度か制作しましたが作るたびに新しい発見をしました。カーバーの皆さんが大切にしなければならないのがごじぶんで知らなかったことを発見していくことなのです。 何でも教えてもらったことを制作しているだけではコンテストでは賞は取れません。習って出来るのはアウトラインだけです。 もっと、もっと、コンテストで上をめざす方が増えることを望んでいますが、若い情熱をもった方たちが物つくりをめざして戴きたい。

 

 

 

 

 

 

 


名前の付け方に問題が

2016-10-30 19:22:28 | フォト

  ヒタキ科ツグミ亜科で、アメリカムシクイ科で Redstartでムシクイになったり、ジョウビタキになったりといろいろ忙しく名前が変わります。分類方法に問題があるように思います。 英名が、Redstartならジョウビタキに統一すべきと思うのですが。 他にも色々有りますが・・・・・・・

もんだいのAmerican redstart ハゴロモムシクイです。全長12cm 雄成長の上面はほぼ青色の金属光沢のある黒色で、翼と尾に橙色の大きな斑がある。腹は白い。雌の上面はほぼオリーブ褐色で腹は白く、翼と尾に黄色大斑がある。アラスカ南部からアメリカに分布し、冬は西インド諸島や中央アメリカ、南アメリカに渡って越冬。別名、サンショクアメリカムシクイの名もあります。 日本のRedstart(ジョウビタキ) ムシクイとはちがいます    が全長15cmです。   おなじRedstartですのでお間違えないように!!

名前の不思議は結構多いですので、気をつけましょう。 眼がまるくてヒタキにも似ていますから、益々不可解です。


金属性の輝きをもつ

2016-10-29 19:03:43 | フォト

 ムラサキツバメ Purple Martin 全長19-20cm ツバメの中でも大きいほうで、北アメリカでは最大。雄は全身が光沢のある紫青黒色。雌は雄より青味が淡く褐色に見え、胸から下尾筒にかけて徐々に淡色となる。尾は中程度の燕尾。カナダ南部以南の北アメリカと中央アメリカで繁殖し、メキシコ東部からブラジル南部で越冬。市街地、耕地、疎林や伐採後の林地などの開けた地を好む。飛翔はすばやい羽ばたきと滑空を繰り返す。主に昆虫を食べるが、カタツムリを食べることもある。樹洞、サボテンに作られたキツツキの古巣、崖の穴や巣箱などに羽毛、枯れ草などを用いて巣をつくり、白色の卵を3~5個産む。

記憶のなかで、金属光沢を持っている鳥は襲われにくいと聞いたことが有りました。中でも猛禽類があまり好んではいないらしい。食べてもあまり美味しくないらしいとのことだったのですがこの説は果たして正しいのか、否か、確証はありませんが、かつてのアメリカでの話しです。


ダルマさんダルマさん、にらめっこ・・・・・♯ってありましたよね!

2016-10-28 19:21:34 | フォト

 

またまたこの画像にでくわしました。 何度かタイトルを考えながらこの画像を投稿と・・・考えていたのですが、やっと御見せします。こんなポーズをとられた写真家に素朴な質問が湧いていたのです。 偶然に撮れたとは答えて欲しくないことのほうを思っていたのです。何をみて、何を感じて、あるいは、こんな習性があるから、それを待って、撮影したと・・・・・といって欲しかったのですが、大分時間が過ぎてしまって私の結論に達したのが、仲間のコミニケーションの方法だったと 、こんな習性を持っているといって欲しかったのですがその言葉もきけず、今日まで時間が過ぎました。

では何をコミュニケートしているのでしょう? このニシツノメドリの専門家ではありませんがその中身をしりたいのです。 これは、単純にラブコールなのでしょうか? この結論に到達してから御見せしようと2年前から考えていたのですが、今日、またまた見つけてしまったので、私なりの結論にしたかったので投稿しました。これはややり雄雌のペアーだったと思います。

 


まだ羽も生えていません。

2016-10-27 17:16:39 | フォト

 孵化してそれ程日数がたっていません。Piping Plover フエチドリ 全長14cm 上面は淡褐色で、顔や下面は白色。雄の夏羽は胸帯が黒色。嘴は黒く基部は黄色味を帯びる。眼の周囲は淡黄色。シロチドリににているが、足が橙黄色、耳羽が淡色である点が異なる。声が美しく、名前の由来となる。北アメリカの北東海岸と中央部で繁殖し、冬はアメリカ南部へ移動。生息数はあまり多くなく、特に内陸部で繁殖する亜種は数が減少している。

バンディングを行なっている調査員は本当に大変な仕事です。私も一度アメリカで数時間実習訓練をしましたが、其のときのことが思い出されます。まだ羽の生えていないこのようなベビーは手で握ることさえ出来ませんでした。

チドリの中でも小さい部類ですが、フエと名前についているのでそれは綺麗な鳴き声をもっているということです。まだ、一度も聞いたことはありませんが・・・・・・・・是非とも聞いてみたいものです。