清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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メンフクロウ

2016-09-30 17:05:10 | フォト

 メンフクロウ Barn Owl 全長33-43cm 熱帯の亜種は小さく温帯では大きい。白色から褐色の顔は、額も含めて全体がハート形に縁どられ、これが仮面をつけているかのように見えることにより和名の由来となる。羽角はない。上面は中央アメリカの亜種(黒褐色、黒色)を除いて灰色、淡黄色、褐色に白や黒色の斑点があり、他の種より明るい。下面も白から褐色に暗色の斑点がある。ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカとインドからオーストラリア、の熱帯に分布。

Barn 農家の納屋,小屋、という意味です。 枯れ草を収納する納屋の窓ガラスを開けておくと、ここから入って納屋の中に巣をつくり納屋の中のネズミを捕獲して子育てします。人間において益鳥なのです。西部劇などで、西部の農家のシーンで何度か見たことを覚えています。


アメリカワシミミズク

2016-09-29 17:41:09 | フォト

 アメリカワシミミズク Great Horned Owl 全長43-53cm ワシミミズクによく似ており、近縁であると考えられている。 ワシミミズクとは下面が横斑のみで異なる。カナダ北部のツンドラ地帯を除く南北アメリカに分布し、羽色の変異も大きい。生息環境もさまざまで、生態もワシミミズクによく似る。

大きなアクビが笑いを誘います。 どんな生き物もアクビをするのですね!  明後日から10月ですね! 速いですね、 7,8,9、日と塩尻市市民交流センターでの生徒さん達のバードカービング展がオープンします。お近くの方、興味のある方は是非いらして下さい。東京、横浜、滋賀、長野、山梨、静岡、神奈川、新潟、の生徒さんが出品いたします。 ユニークな作品も沢山ありますよ!


ルリノジコ

2016-09-28 17:48:32 | フォト

 ルリノジコ Indigo Bunting 全長14cm 雄夏羽は濃青色で、頭と前頸は幾分紫色を帯びる。翼と尾は暗緑褐色で、羽縁は青色を帯びる。雌は上面がオリーブ褐色、下面が淡褐色で、腹はオリーブ色がかった黄褐色を帯びた汚白色。胸に暗褐色の縞がある。尾と肩は青味を帯びる。アメリカ中部から東部で繁殖し、メキシコ、キューバからパナマで越冬。

マメ科コマツナギ属の植物から採る青い染料の色からついた名前です。鮮やかな、ブルーです。


ボボリンク

2016-09-27 18:05:42 | フォト

 ボボリンク Bobolink  全長18cm 嘴は円錐形で短い。尾羽の先端は尖る。繁殖期の雄の頭頂、顔、喉、胸、腹は黒色。後頭、後頸は淡黄色、肩羽、腰は白い。背、翼、尾羽は黒く、淡黄色の羽縁がある。雄冬羽と雌は全体に淡黄色で、黒褐色の縦縞模様がある。カナダ南部からアメリカのカリフォルニア州北東部、ユタ州、アリゾナ州、コロラド州まで分布し、冬は南アメリカ北部や西インド諸島に渡る。繁殖地に雄がテリトリーをかまえ、ボボリンクと聞こえる美しい声で鳴き、雌を迎える。 一夫多妻なのです。

 

へえー!と声が聞こえそうですが、そうなんです。一夫多妻なんです。元気な鳥です。


マミハウチワドリ

2016-09-26 20:07:04 | フォト

 マミハウチワドリ Tawny-flannked Prinia 全長15cm 上面は褐色で、眉斑眼先は白色。尾羽は非常に長い。脇と下尾筒は黄褐色で、そのほかの下面は淡褐色。嘴は細長い。アフリカ、インド、パキスタン、中国南部、台湾、インドシナ、ジャワ島などに分布。

メボソムシクイ属に近縁であるが、より地上付近で生活する。 それにしてもシックで品のある色合いは大人好みの雰囲気があります。

ヒタキのような丸い眼をもっています。