清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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トラフズク Long-Eared Owl

2020-07-30 08:45:10 | 野鳥の生態

トラフズク Long=Eared Owl

中型で、羽角は長く、翼目立つ。雌雄を比べると、メスはオスよりも色が濃く、体重も50~80g重い。頭頂部と体部上面は

灰色がかった濃い黄土色で、頭頂部には濃色の細かいまだら、後頭部と首の後ろには黒っぽい筋状の縦縞、背中には濃色

の小さな斑点と黒色の縦縞が入る。肩羽は羽軸外側の羽弁に白斑があるため、肩を横切る帯模様ができている。 風切羽には

濃淡の横縞が入るが、初列風切は黄色みの強い黄土色。尾は灰色がかった黄土色の地に濃色の細い横縞が6~8本入る。

淡黄褐色の顔盤は白色と黒色で二重に縁取られ、眉斑は白くて短い。  北米ではカナダ南部からメキシコ北部にかけて広く

生息し、ユーラシア大陸では英国とスカンジナビア半島を含むヨーロッパの大部分、そして東は中国、北部と中部、朝鮮半島

北部を経て日本まで、南はヒマラヤ山脈西部まで分布する。 アビシニアトラフズク、マダガスカルトラフズク、がいる。

アップの画像で顔周りの細部まで記憶し繊細な表現ができるようになりましょう。

★お詫び5・28、(アカチャアオバズク)、 6・11、(オニアオバズク)、7・02、(オーストラリアアオバズク)、の記事を消してしまいました。

 不慣れな操作により記事が消えてしまいました。時間を見つけ再度投稿します。


アオバズク

2020-05-11 08:58:28 | 野鳥の生態

アオバズク Brown Hawk Owl NO.229, NO.228の両方で記載されていますが、両方ともアオバズクと和名が使われています。

        No.228はNinox Scutulata, NO.229はNinox Japonica, アオバズク属には38種類が存在します。

全長31~33cm 羽角のない丸い頭。顔、背はチョコレート褐色。下面は白色に褐色の太い縦斑がある。虹彩は黄色。足は毛状羽をもつ。インド、東南アジア、東アジアに分布し、北はロシアのウスリー地方まで。北方のものは南下して越冬。日本では北海道から九州に繁殖するアオバズクN.s.japonicaと沖縄に繁殖するリュウキュウアオバズクN.s.totogoとが分布(両者を分けないとの説もある)。また中国北東部からウスリー地方のチョウセンアオバズクN.s.macropteraが迷行してくることもある。

このくらいアップだと顔周りの部位がよく解りますのでカービングには参考になります。

どうですか?こんなポーズは・・・・

幼鳥も凛とした姿で逞しい。

勇ましい姿は威嚇? 最大限尾羽を開いて見せてくれました。

??こんなポーズもよく見せてくれます。

親の目つきがいかにも警戒心丸出しでカメラマンに向っています。


オナガフクロウ

2020-04-28 20:26:38 | 野鳥の生態

オナガフクロウ Northern Hawk Owl

全長36~41cm。尾が長くタカ類に似る。淡色の顔は周囲を黒く太く縁取られ、羽角はない。虹彩は黄色。上面は暗褐色に淡色の斑点、下面は白色に太い暗色横班がある。 北アメリカ、ユーラシア大陸の亜寒帯に分布し、開けた林に生息。留鳥性であるが、冬期に南下することがある。モズ類と同様に、見晴らしのよい高所から獲物を狙い、地上近くを飛んでは再び高い所へ上がる。また、上空高くをゆっくり飛んだりホバリングしたりして、得物が見つかると急降下して捕らえる。木の洞や鳥の古巣を利用して営巣。日中も活動する。

こんなポーズもなかなかユニーク

前回のキンメフクロウともよく似てる。

なかなかハンサム

アップが続きます。このくらいドアップだと格部位がよく解ります。

どうですか?こんなポーズ! めったに見れませんよ!

後ろからもどうぞ!御見せします。 おしりから腹の部分までよく解ります。

 

 


大きな顔のカラフトフクロウ

2015-12-20 17:49:24 | 野鳥の生態

 大きいです。顔も身体も、ユーラシア、 と北アメリカでは大きさが少し違いが有ります。

ユーラシアが61~71cm  北アメリカが63.5~84cm 我々は、こんな大きなフクロウを見る機会はないが、 シマフクロウが、71cmだから、北アメリカの大きさには負けます。 先月の21日だったと思いますが、飛翔のドアップの画像を投稿したと思いますが、興味があればページを捲ってみてください、カーバーの皆さんには絶対参考になります。

どのくらいの体重があるのでしょうか?松の先端がこんなに曲がるのだから7~10kgはあるのでしょうか? それにしてもデカイ! 自分からライフサイズでつくる勇気が湧いてきません,せいぜい1/2サイズ位かな? 図面や、鉛筆画は何度か挑戦しましたが、レリーフ以外の立体はやっていません、ちょっと尻込みしています。


嬉しい電話でお祝いしました。

2015-12-14 16:23:29 | 野鳥の生態

 昨夜、嬉しい電話で酩酊しました。 ブログ休んで失礼しました。

サンドイッチアジサシの羽根の手入れの写真です。 尾羽の付け根にある羽脂線が良く見えている珍しい写真です。しかも正面からの顔が野性味を醸しています。 (OIL GLAND)にクチバシをさし、脂をつけて羽の手入れをします。 見事なものです。