ホウロクシギ Eastern Curlew, Long-billed Curlew, とも表記が有ります。全長約６１ｃｍ、上、下面は淡褐色に黒褐色の縦斑がある。ダイシャクシギによく似るが、全体に褐色味が強く、腰と翼下面が白色で無いてんが異なる。嘴は長く下に湾曲し、黒色で基部は桃色。足は青灰色。中国北東部やカムチャッカ半島、シベリア北東部の数箇所で繁殖が知られているのみ。冬は台湾、フィィピン、オーストラリアなどに渡る。日本では春秋の渡りのときに見られるほか、越冬や北海道での繁殖期の記録がある。
シギ、チドリの好きな方にはこの鳥に出くわしたら相当の感動がわいてくるのではと思います。大型のこのシギにでくわせば一日中幸せな感覚に襲われることでしょう。私も今までで一度だけの出会いです。もう一度会いたいと思っています。
ゴマフスズメ Ｆｏx Ｓｐａｒｒｏｗ 全長１７ｃｍ。 上面は暗褐色で、尾は濃褐色。下面は白く、喉、胸、脇に黒褐色の縦斑がある。北アメリカ西部、北部、中部、で繁殖分布し、冬はアメリカ南部に渡る。日本には稀に迷鳥として渡来の記録がある。好んで藪などに生息し、地上で草の実や昆虫を食べる。繁殖地では美しい声で囀る。
迷鳥の記録アリですが、やはり群れの中にいるのでしょうかね？会ってみたいですね！この色なら見分けが付くのではないかと、思います。
イエスズメ Ｈｏｕｓｅ Ｓｐａｒｒｏｗ 全長１５＝１６．５ｃｍ雄成鳥は頭頂が灰色で後頸は栗色頬は白く、眼先、喉、上胸が黒い。下面は白い。背は褐色に黒色縦斑があり腰は灰色。翼、尾は暗褐色。雌、幼鳥は上面が褐色に暗色縦斑、下面は灰褐色で、眉に淡色斑がある。南イタリア、シチリア島では、亜種Ｐ．ｄ．italiae とスペインスズメが交雑する。中国周辺とロシア北部を除くユーラシア大陸とオーストラリア東部、南北アメリカなど世界的に分布するが、ユーラシア大陸のほかは人為的に移入されたものが定着、繁殖、分布拡大をした。
このスズメはくちばしが変形しています。嘴に異常がある場合は短命だと以前聞いたことが有ります。鳥類において嘴は生きるための一番大切な五感の武器ですから・・・・ えさがとれなくなると生きていけなくなるからです。
Golden-ｃｒｏｗｎｅｄ Ｗａｒｂｌｅｒ キンイタダキアメリカムシクイ 全長１３ｃｍ。頭央線は黄色、頭側線は黒色、眉線は黄白色。過眼腺は灰緑色。背は灰緑色〔北部のものは灰色）で、下面は黄色。翼と尾羽は暗灰褐色で、外側尾羽と下尾筒は白い。メキシコからベネズエラ、コロンビア、ブラジルに留鳥として分布。 キクイタダキアメリカムシクイともいう。
なかなかいいね！ 胸の栗色と頭の黄色〔金色）が印象的です。我々のシジュウカラよりもバランスの取れたこの色合いが興味を引く。
日本のコマドリが１４ｃｍ、ヨーロッパコマドリが１５ｃｍです。 Ｅｕｒｏｐｅａｎ Ｒｏｂｉｎ ヨーロッパコマドリ、 上面はオリーブがかった褐色で、額から胸は鮮やかな橙色、腹は白い。嘴は黒色で、足は黒褐色で長い。眼や頭は大きく見える。北は北緯６７度、東はオビ川までのヨーロッパと小アジアから北アフリカで繁殖し、冬はヨーロッパ南部、北アフリカ、中近東へ渡る。イギリスの個体は国内を着たから南に移動するものが多く、海を越えるものは少なく、特に雄成鳥はほとんどが留鳥。
穏やかで上品な色合いが高貴で、泣き声が上品で甲高い、人気の的です。小さいですが、めだつ声の大きさが釘ずけにさせられます。
