清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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体が13.5cmで嘴が10cm、 驚きです。

2017-04-30 19:40:16 | フォト

 これはたい変、ヤリハシハチドリ Sword- billed Hammingbird 全長23.5cm 嘴が約10cm、頭上と尾は胴色を帯び、背は光沢のある緑色。喉は黒く、頸側と胸は背と同色。下面は灰色を帯び、緑色円状紋がある。尾は燕尾。雌の下面は鈍い白色で、喉に青胴色の小班が、ほかの部分に光沢のある緑色円状紋がある。 ベネズエラ、コロンビア、ボリビアに分布。アンデス山腹の亜熱帯域上部~温帯域の潅木の多い斜面に生息。

ホバリングしながら花の密を吸うんですね、しかし余りにも嘴が長いのには驚きです。特別な花の密を吸うんでしょうね。カービング展に良く出品されています。


このバランスを覚えるとよいですよ!

2017-04-29 21:15:59 | フォト

 カーバーの皆さんが覚えなければならないのが鳥の止まり木に止まる時の体重のバランスです。 クサチヒメドリ Savanna Sparrow 全長約14cm 雌雄同色。頭上は縦縞模様を呈し、頭中線は淡黄色でその両側は黒褐色、眉斑は白黄色。頬は淡褐色でその周囲を細い黒褐色の線が囲む。背は褐色で黒い縦斑がある。翼、尾は暗褐色。アラスカ、カナダ、からニカラグアまでに分布し、北方で繁殖するものは南方に渡って越冬。サバンナシトドともいう。

このガマ穂に捕まっている姿はバランスを勉強するには良い教材です。左足は横からガマ穂を掴んで、右足は完全にガマ穂の支柱を内側から掴んでいる。尾羽は垂直に下げています。嘴は水平に保っています、このような棒立ち状態は重心が耳の位置に有ります。耳の位置覚えておいて下さい。カービング作品の仕上げで大切なのは鳥の止まっている重心が重要なのです。


井戸端(水場)会議

2017-04-28 19:20:19 | フォト

 ヒメレンジャクの井戸端会議です、 そんな感じしませんか? Cedar Waxwing 全長18cm。雌雄類似。尾の先は黄色でキレンジャクに似るが小型で、腹は淡く黄色を帯る、下尾筒は白色、初列雨覆、風切先端には白色部が無い。成長は次列風切先端に赤色のロウ状の小突起が付く。稀に尾の先端にも赤色ロウ状物が付く個体がいる。北アメリカ北部で斑所期し、冬はやや南に渡り、中央アメリカやベネズエラ、コロンビアまでわたるものがいる。スギレンジャクとの名前もある。

まさに、女性達の水場に集まってのコニュニケーションの感じです。情報交換など行なっているのか、それとも旦那(人)の悪口でも話しているのでしょうか? 我々の社会に似ているような・・・・・・・・。


巣の中を見せてくれましたよ!

2017-04-27 22:11:12 | フォト

 チャバラマユミソサザイ Carolina Wren 全長14cm 雄雌同色。上面は赤褐色、下面は淡黄褐色。翼、尾、下尾筒には黒褐色の横班があり、白色の顕著な眉斑がある。嘴はやや下に曲がり、上嘴は黒褐色、下嘴は淡黄褐色。足は暗赤褐色。虹彩は褐色。アメリカ東部、メキシコ東部、グアテマラ、ニカラグアに鳥として分布。

5個の小さな卵を産んでいます。ここからあの可愛い、素晴らしい声の持ち主の誕生の始まりなのです。神秘で素晴らしい始まりなのです。あの可愛いカロライナ ミソサザイの誕生なのです。カーバーの皆さんはこのような生命の誕生のプロセスも理解しておくことも大切なのですよ!


昨日に続いて赤い鳥をもう一枚、

2017-04-26 19:15:11 | フォト

 Northern Cardinal ショウジョウコウカンチョウ 全長21cm もう既に、何度も紹介していますが、リクエストが来ると紹介いたします。その際新しい画像をと探しています。 雌雄ともとがった冠羽がある。雄の頭と下面は深い朱色。背は鈍い朱色で羽縁がオリーブ色がかった灰色。尾と翼は鈍い赤色。嘴の付け根付近が黒色。メスの上面は灰色が買ったオリーブ色。下面は黄褐色で、腹は黄色を帯びる。尾と冠羽は赤く、嘴は太く、雌雄ともに赤色。あめりか東部から南東部、南西部およびメキシコに分布する。

私には、忘れられないエピソードがあります。この鳥を見るたびわが師と彼の家を思いだします。2週間ほどお世話になった私の寝ていた部屋の窓ガラスを毎日突きに来たことです。それも、毎日大体同じ時間に、お陰で良く観察も出来ました。