虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

保護者面談がありました

2011-03-25 23:46:23 | 南ア-学校-
今日は、第1タームの最終日。

多くの学校で、授業は行われず、
成績表(通知表)をわたす日でした。

しかし、今日の学校では、
パソコン&プリンタ―が故障したため、
肝心の通知表が用意できておらず、

Gr.4~7の子どもたちは、ただ外で遊んで過ごすという
何ともなまけた一日でした。

まあ今週1週間、まともに授業をしている学校は
一度も見ませんでしたが‥。

写真はゴムとびをしている子たち。



Gr.1~3では、
日本で言う保護者面談のようなことが行われていました。



普段、学校に足を運ぶことのない保護者の方に、
先生が子どもたちの学習進捗状況を報告して、
子どもと一緒に子どものノートを見ながら、確認していました。



出席した保護者は全体の30%ほどで、それほど多くはなかったのですが、
学級担任ではない私が、日頃会うことのない保護者の方と、
いつも見ている子どもたちのようすについて話し合えたことは
とても勉強になりました。

こうやって来ている保護者の方々の
教育意識が意外と高かったのに驚いたと同時に、
学校と家庭が一緒になって教育を行うことの重要性を改めて考えさせられました。

こういう機会が増え、保護者の方々に
学校教育に興味を持ってもらうことは有意義なことだと感じました。

将来的には、授業参観なんかもあってもいいのかもしれませんね。

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月刊 教師

2011-03-25 19:23:23 | 南ア-情報-
今日は、
南アの学校の新聞事情について。

その前に
まず日本の学校について。

たいていの日本の学校の職員室には、
他の官公庁と同じように、
その地域の地方紙をはじめとする複数の新聞が置いてあります。

そのため、学校の教職員は、
学校で新聞を読むことができます。

私の場合、家庭で購読していない新聞は、
学校で情報収集することにしていました。

さて、南アの学校では、どうでしょうか。

お察しの通り
南アの学校は、新聞を購読していません。
(家庭でも購読する習慣はないようです。)

そのため、情報収集は、
もっぱらテレビが中心となります。

しかし、その学校に、
毎月、無料で送られてくる新聞があります。

それが、今日のテーマ「The teacher」です。



『月刊 教師』とでも訳しましょうか。

この新聞は、その名の通り、学校の教師向けの内容を書いています。

たとえば、
数学のパズルやエイズをどうやって教えるのかなどが紹介されています。

これが新聞記事ではなく、
雑誌のような連載になっていたら南アの教育に役立つのにと感じました。

もしかしたら、もうすでに南アにも、
日本の『教育技術』のような教育系雑誌があるのかもしれません。
(少なくとも私の任地周辺にはありませんが‥。)

日本の学校の先生で、読んでみたい方は、ご一報を。

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Give a Rand for JAPAN

2011-03-25 02:42:02 | Pray for JAPAN

日本の地震のニュースは、
2週間たったいまでも日本のみならず世界中で報道されています。

当然のごとく、南アフリカ共和国でも報道されています。

外国にいると、ニュースで見る以外は、
どうしてもテキスト(記事)ニュースでの情報に限られているので、
被災地の情報が断片的にしかとらえられません。

それが悔しいところです。

さて、今日は、南アのレスキュー隊の話。

私のつたない英語読解力では、正確な情報が得られませんが、
南アのレスキュー隊である、
RescueSA(SouthAfrica)の40名(うち10名は医師、あとの方は救急救命士)が
現在、発生から5日経った3月16日より宮城県で救助活動をしているようです。

南アフリカの医療チームに期待します。
ありがとう、南アフリカ。

その一方、日本人なのに、
日本で起こったことなのに、
いまだに南アフリカにいる私。

被災地からはるか遠い、南アにいて、
被災した方々のために、何かしたい。

そこで、今日は、あるキャンペーンに参加しました。



その名も、
『Give a Rand for JAPAN(日本のために1ランドをあげよう)』です。

参加方法は、いたって簡単。

携帯電話からSNSを特定の番号に送信するだけ。

送信すると、自動的に5ランド(約60円)がひかれ、
現在、日本で活躍するRescueSAの活動補助費が捻出されるシステムです。

南アから送られたレスキューSAの活動を少しでも長く充実してもらうように、
私もさっそくSMSを送信しました。

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。(いずれも英語です。)

Give a rand for JAPANのキャンペーンについて

レスキューSA(RescueSA)のtwitter

日本での南アフリカレスキュー隊の活躍を、
南アフリカに滞在する日本人として、応援しています。

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