虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

共通テスト作成に向けて

2011-03-11 22:44:11 | 南ア-学校-
今日は、水曜日に行われた
共通テスト作成に向けてのワークショップについて。

第1タームが終わるまで約2週間となりました。

今タームは、
年度初めということもあり、
ANAといわれる全国一斉学力テストもあり、
2月にも月例テストもあり、
CIが開くワークショップ(研修会)もたくさん開かれ、
とてもあわただしいタームだったといえます。

ANAといえば(過去の記事)

ワークショップinKhulangwane(過去の記事)

今タームをしめる期末テストの試験問題を
今回、サーキット内で統一しようという動きが、
先週、サーキットマネージャーから突然お達しが来て、
今日急遽、学校の先生たちが全員集められました。



お分かりでしょうが、参加者が明らかに少ない。

全員集まれば、このホールに入りきれないはずなのですが、
全員足しても、50人くらいでしょうか。

これにはいくつか理由がありまして、

①学校の授業が行われている時間だった

通例ワークショップは、午後2時から行われるのですが、
この日は、12時からだったため、
先生たちが授業を打ち切ってこないといけなかったため、
参加できない先生が多数いた。

②管轄の違いと連絡のなさ

今回のお達しは、サーキットオフィスからでしたが、
本来教科の内容を決めるのは、CIという役職の人たちで、
その両者で事前に日程等の打ち合わせがなかったため、
いくつかの教科で、別のワークショップが別会場で行われていた。

③単純に興味がない、やる気がない

先生にとっては、共通テストを作成することに、反対する人がいます。
なぜなら共通テストを使用することにより、
学校間、教師間でテストの出来が比較され、格付けされてしまう恐れがあるため。

いずれにせよ、
共通テスト作成の動きは、
先代のサーキットマネージャーから続く、
このサーキットオフィスの積極的な働きかけ。

今回、この場にいた先生たちからも、
いままでひとりよがりで問題を作って苦労していたが、
共通テスト作成によって、
自分の作成した問題で抜けていた単元や他の先生からの良問を得ることもあるから、
ぜひ続けたいとの意向を伺いました。

私もこの試みは、ぜひうまく軌道に乗っていってくれないかと思い、
アシストしていこうと思います。

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