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今日の健康

2021-01-16 15:56:44 | 健康生活
人工呼吸器の役割とは
  人工呼吸器ってどのようなモノかご存知ですか?
新型コロナウイルスの関係でテレビなどで一度は耳にしたり目にしたりされた方もあると思います。
でも、実際どのような役割をするのかご存知ない方が少なからずいると思いますので簡単にお話します。
私たちの体は、体外から酸素を取り込み、身体を動かすためのエネルギーを作り出し、細胞活動によって作り出された二酸化炭素を体外に排出しています。
その回数は成人で1分間に12~20回、換気量(1回の呼吸で出入りする空気の量)は約500mlになります。
人は普段、絶えることなく呼吸をしていますが、病気や何らかの原因によって正常な呼吸ができなくなり、酸素を身体に取り入れ(呼気)、身体の中に溜まった二酸化炭素を排出(呼気)することが困難になる人もいます。
それらの人を対象に、呼吸の補助や代行する機器が「人工呼吸器」なのです。
人工呼吸器には、マスク式のものや口や鼻に細いチューブを入れる気管内挿管、気管を切開し直接チューブを挿管するものがあります。
人工呼吸器を使用する目的は、ガス交換(体内に酸素を取り入れ、体内から二酸化炭素を排出すること)を改善することや、呼吸仕事量を減らすことにあります。
実際には、人工呼吸器から患者さんの口元に陽圧のガス(高圧医療ガスの酸素、圧縮空気)を送り、この圧力によって肺を膨らませる方法です。
またいくつかの換気モードがあり、患者さんの状態によって変更していきます。
人工呼吸器が必要となる病態は、急性期から慢性期と幅広くあります。


  



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