地政学を英国で学ぶさんが、FPのウォルトの記事を紹介しています。
#1. アメリカがなぜ北大西洋条約機構(NATO)のメンバーに入っているのか疑問を抱いてはならない。
#2. 核兵器の拡散に反対せよ(アメリカ以外は核兵器ダメ)。
#3. 核抑止の必要性に疑問を抱いてはならない(アメリカは核兵器OK)。
#4. アメリカの優越状態に疑問を抱いてはならない。
#5: キューバ(もしくは北朝鮮やイラン)と和解してはならない。
#5A: チェンバレンの教訓:政敵を非難する時以外は「宥和」という言葉を決して使ってはならない。
#6: CFRやカーネギー国際平和研究所、英国戦略研究所(IISS)、ブルッキングスなどのメジャーな外交政策シンクタンクを批判してはならない。
#7: 軍の働きに疑問を持ってはならない。
#8: 人権、民主制、そしてその他のアメリカの「価値観」の重要性を無視してはならない。
#9: アメリカが他国に介入する権利について疑問を持ってはならない。
#10: 「テロリスト」との交渉を支持してはならない。
地政学を英国で学ぶ
目が開かれる思いですね。
また、愛国主義的な米国の日本政治の評論家なども、アメリカに関してはこうした十戒をほぼ前提としながら、日本の政治を論じているのだ、とみると非常にわかりやすい。