2013年3月23日6時35分
鉄道員はハンガリー出身 会津鉄道に就職の青年
■ニェルゲシュ・ノルベルトさん(26)
ハンガリーから青い目の青年がやって来た。ここは福島県南会津町、会津鉄道の会津田島駅。コバルトブルーの制服がよく似合う。
昨年12月に入社し、見習い期間を経て、晴れて鉄道員に。切符売り場の窓口を担当し、改札にも立つ。応対は手際よく、とても丁寧だ。
鉄道が大好き。「生まれた時から好きだった」と笑う。ふるさとの田舎町では、家の窓から国境を越えて走る長い列車が見えた。小さなころから絵に描いていたという。
外国出身者がタレントとかではなく、こうした普通の職についている姿を露出させている、というのは、結構な話。
もっとも、「青い眼」と特徴付けるのは、もう古いだろう。