Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

Rohingya working in Japan

2017年01月15日 23時00分26秒 | Weblog


色とりどりのセーターやダウンジャケットが並ぶ店内。髪を覆い隠す民族衣装のヒジャブを身に着けた女性が手際良く、てきぱきと洋服を折り畳んでいた。昨年末のクリスマスを目前に、群馬県のユニクロ館林店(館林市富士原町)の店員、カディザ・ベゴム(30)は大忙しだった。2006年にバングラデシュから逃れてきたロヒンギャ難民だ。「お探しの商品がありましたら声を掛けてください」と元気な声が響いた。

 2年前の4月に育児休業から復帰し、準社員として働く。休んでいた時間を取り戻すかのようだ。仕事の内容は商品の陳列やレジ打ち、裾直しや保管庫の管理など日本人スタッフと変わらず、店の貴重な戦力になっている。

 ミャンマーのイスラム教徒少数民族「ロヒンギャ」の両親を持つ。父は医師、母も豊かな家庭の出身だったが、仏教徒が9割を占める同国では宗教や民族上の理由で生まれた時から差別の対象とされた。避難先のバングラデシュの高校を卒業した後、身の危険を感じて夫と2人で来日した。

 日本に来て、まずは日本語を猛勉強した。学費や入学金が免除される狭き門「難民高等教育プログラム」の奨学生に選ばれ、青山学院大総合文化政策学部に入学。難民や貧困問題について学んだ。

 「これまでロヒンギャというだけで変な目で見られ、差別を受けてきた人生だった。受け入れてくれた日本に感謝している」と打ち明けた。


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