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mozu
@mozumozumozu
JAPAN: THE MOST RELIGIOUS ATHEIST COUNTRY
BY MATTHEW COSLETT
興味深い論考。
ただ、宗教の定義をはっきりさせておいたほうがいいのではないか。
日本の裁判所の、「超自然的、超人間的本質(すなわち絶対者、造物主、至高の存在等、なかんずく神、仏、霊等)の存在を確信し、畏敬崇拝する心情と行為」というのはわりに使える定義ではないか、と思っている。
日本人の宗教心が、イスラム教やキリスト教と異なるのは明らか。それじゃあ、ヒンズー教のような多神教に近いか、というと多神教的な点では近いが、あれほど体系だった思想もないし、神々の上下関係、秩序も一般の当事者にとって、わりにいい加減。
妖怪ウォッチというアニメが流行っているそうであるが、ぼくらのころにはゲゲゲの鬼太郎がいたし、仏教系から、神道系、さまざまな神々、霊たち、つまり、超自然的、超人間的とよべるような存在者たちがこの世の人間のごく近いところに、 うじょうじょ共存しており、しかも、われわれを恨んだり、あるいは、助けてくれたりしているわけで、日本の共同体の成員の一部のようなものであろう。
たしかに、日本の多くの文化的行事は、こうした霊的存在者たちとの共演、遊興といえるかもしれない。
ただ、キリスト教やイスラム教と違って、こうした神々は嫉妬深くなく、あっちで、あっちの神と、こっちでこっちの霊と遊んでも、怒られないし、都合のいいときだけ、祈ってもそれで、ご利益がある、ということになっている。
日本の文化が、実に様々な神々を受け入れ、つまりは、様々な文化を取り入れてきた証左である。キリスト教弾圧の歴史などあるものの、欧米人が思うほど、日本は閉鎖的でもなく、また、排外的でもないのである。こうした土壌、こうした日本的霊性は、これからの日本にとって吉とでるものと信じる。
アッラーさんもヤハウェさんもブラフマンさんも、他の神々同様、日本では横並びで、漫才を演じるようなそんな仲良しであってもらいたいのだが・・・
mozu
@mozumozumozu
Japan: The Most Religious Atheist Country http://j.mp/16IyZbL @GaijinPotさんから うまく説明されているように見えるけれど歴史的視点が抜けている
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JAPAN: THE MOST RELIGIOUS ATHEIST COUNTRY
BY MATTHEW COSLETT
February 8, 2015 Facebook Tweet Google+
When the Agency for Cultural Affairs commissioned a report into religious beliefs in Japan, they were initially confused by their results. Totaling up the number of people who belonged to religious groups in Japan, they got the result that 209 million people belonged were religiously affiliated. The problem? This was almost twice the population of Japan!
This anomaly seemed to suggest that Japan was highly religious. However, further research showed that this strange result was caused by respondents happily checking the boxes for numerous religions without seeing any contradiction. After all, as the old saying goes a Japanese person is born to Shinto rites, married with Christian rites, and buried with Buddhist ones.
However when a subsequent Gallup poll asked about atheism, it discovered that 31% of Japanese people were also willing to check the ‘convinced atheist’ box. If the phrase ‘religiously unaffiliated’ was used instead of ‘atheist’, the yes-result was a jaw-dropping 57%.
“People who are less vulnerable to the hostile forces of nature feel more in control of their lives and less in need of religion,” Dr. Barber explains.
“Much of what is done at New Year and お盆 (The bon festival) does not require any prior or fixed religious commitment from the participants,” Professor of Religious Studies at Lancaster University Ian Reader explains. “The gods and Buddhas are seen as being supportive and one can pray to them without being obliged to join a religious organization. Or indeed without needing to declare belief in their existence.”
興味深い論考。
ただ、宗教の定義をはっきりさせておいたほうがいいのではないか。
日本の裁判所の、「超自然的、超人間的本質(すなわち絶対者、造物主、至高の存在等、なかんずく神、仏、霊等)の存在を確信し、畏敬崇拝する心情と行為」というのはわりに使える定義ではないか、と思っている。
日本人の宗教心が、イスラム教やキリスト教と異なるのは明らか。それじゃあ、ヒンズー教のような多神教に近いか、というと多神教的な点では近いが、あれほど体系だった思想もないし、神々の上下関係、秩序も一般の当事者にとって、わりにいい加減。
妖怪ウォッチというアニメが流行っているそうであるが、ぼくらのころにはゲゲゲの鬼太郎がいたし、仏教系から、神道系、さまざまな神々、霊たち、つまり、超自然的、超人間的とよべるような存在者たちがこの世の人間のごく近いところに、 うじょうじょ共存しており、しかも、われわれを恨んだり、あるいは、助けてくれたりしているわけで、日本の共同体の成員の一部のようなものであろう。
たしかに、日本の多くの文化的行事は、こうした霊的存在者たちとの共演、遊興といえるかもしれない。
ただ、キリスト教やイスラム教と違って、こうした神々は嫉妬深くなく、あっちで、あっちの神と、こっちでこっちの霊と遊んでも、怒られないし、都合のいいときだけ、祈ってもそれで、ご利益がある、ということになっている。
日本の文化が、実に様々な神々を受け入れ、つまりは、様々な文化を取り入れてきた証左である。キリスト教弾圧の歴史などあるものの、欧米人が思うほど、日本は閉鎖的でもなく、また、排外的でもないのである。こうした土壌、こうした日本的霊性は、これからの日本にとって吉とでるものと信じる。
アッラーさんもヤハウェさんもブラフマンさんも、他の神々同様、日本では横並びで、漫才を演じるようなそんな仲良しであってもらいたいのだが・・・