Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

杉田水脈氏では力不足、その議論は有害

2018年06月29日 11時52分10秒 | Weblog
「日本の秘められた恥」  伊藤詩織氏のドキュメンタリーをBBCが放送


山口氏は疑惑を全て否定している。番組は、山口氏が出演したネット座談会を紹介。山口氏はそこで、伊藤氏が泥酔していたため仕方なく宿泊先のホテルへ招いたと話した。また番組は、性行為はあったが合意の上だったという同氏の主張も伝えている。


泥酔した女性を駅においていくわけにはいかず、ホテルに連れていってやっちゃった、というのは普通考えれば、準強姦だわなああ。



番組はその上で、日本の刑法では合意の有無は強姦の要件に含まれていないと説明。暴力や脅迫があったと証明しなければ日本では強姦とは認められないことにも言及し、性暴力の被害者の多くが実際には恐怖で身がすくんで抵抗できず、助けを呼ぶこともできないことにも触れた。合意のない性行為はたとえ知人相手でも強姦なのだという、欧米では徐々に常識となりつつある考え方について、日本の大学生が教わったことがないというやりとりも紹介した。


合意がないことを、強制性交の要件に含めるべきだと、私も思うが、しかし、本件はーーー後の方にもでてくるようにーーー準強姦が問題にされているんじゃないの?

第百七十八条 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は、第百七十六条の例による。
Article 178 (1) A person who commits an indecent act upon a male or female by taking advantage of loss of consciousness or inability to resist, or by causing a loss of consciousness or inability to resist, shall be punished in the same manner as prescribed for in Article 176.
2 女子の心神喪失(若しくは) : or / A、B又はC、D若しくはE若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、姦淫した者は、前条の例による。
(2) A person who commits sexual intercourse with a female by taking advantage of a loss of consciousness or inability to resist, or by causing a loss of consciousness or inability to resist, shall be punished in the same matter as prescribed in the preceding Article.



伊藤氏は番組で、都内唯一の性暴力被害者の支援センターを訪問した。自分の被害直後に電話をしたが、直接来なければ相談を受け付けられないと言われた場所だという。番組によると、この被害者支援センターは東京都の人口1300万人に対して担当者が2人体制と人員不足が目立ち、暴行直後に法医学的証拠を残すための「レイプキット」も提供できていない

民間団体
特定非営利法人 性暴力救援センター・東京(SARC東京)もやっているみたいですけど、もっとあればいいのはたしかでしょう。




複数の男性警官の前で警察署内の道場のマットに横になり、等身大の人形相手に事件を再現させられたことなどが取り上げられた。

「男性警官が人形を私の上に乗せて上下に動かし、こういう様子だったのかなどと確認された」と伊藤氏は話し、番組は、警察のこの捜査手法をセカンドレイプだと非難する声もあると指摘した。


これはもちろん改善すべき。


番組の取材に対し杉田議員は、伊藤氏には「女として落ち度があった」と語った。

「男性の前でそれだけ(お酒を)飲んで、記憶をなくして」、「社会に出てきて女性として働いているのであれば、嫌な人からも声をかけられるし、それをきっちり断るのもスキルの一つ」と杉田議員は話している。議員はさらに、「男性は悪くないと司法判断が下っているのにそれを疑うのは、日本の司法への侮辱だ」と断言。伊藤氏が「嘘の主張をしたがために」、山口氏とその家族に誹謗中傷や脅迫のメールや電話が殺到したのだと強調し、「こういうのは男性のほうがひどい被害をこうむっているのではないかと思う」と述べた。


典型的なvictim blaming 被害者バッシング。

1)記憶をなくすほど飲むことはなく、薬を混入したのではないか、というのが伊藤氏の主張。
2)仮に記憶をなくしたとしても、レイプされるいわれはない。
3)泥酔させられて/泥酔して、断れない状況なのだから、スキルもへったくれもない。
4)検察や検察審議会が正しいとは限らない。提出された証拠からすると不起訴相当、という判断が下っただけ。
 検察で自己主張しただけで、脅迫され、それが正当化されるなら、それこそ司法への侮辱である。

杉田氏は、リベラルからすると、飛んで火に入る夏の虫で、保守を攻めるには格好の標的なのだろう。保守としては力不足で、その議論は有害。

日本政府は2020年までに各都道府県に最低1カ所の支援センターを設置する方針だが、20万人当たり1カ所という世界基準に沿うならば、日本には635カ所必要になる


世界基準でどこ基準なんかね? ザンビアとか、北朝鮮とか全部ひっくるめてなのかね?

放送後の反響


まあ、非難がでるような番組作りをしたのだろうから、当然。

しかし、

アイルランド・ダブリン在住のルーシー・ホワイトさんは、「私の『ぜったい行きたい』リストから、日本はいきなり外れてしまった


こうした意見があったとすれば、それはBBCの作り方が、悪かったのである。アングロサクソン圏に根深い東洋人への人種差別を考慮していない、といわれてもいたしかたあるまい。

警察への通報率が悪いのは日本も英米も同じ。


80% of women in UK, 76% of women in Japan don’t report rape or sexual assault


被害者バッシングだって、英米でももっとすごいのもある



People who have been sexually assaulted are frequently the targets of extreme victim-blaming, smear-campaigns, and harassment, to the point where some survivors of sexual violence have taken their own lives.

The young teenager at the center of a rape case in Maryville, Missouri, for example, came forward in 2013 just to be harassed out of town. Her house burned down under mysterious circumstances and she attempted suicide. This is not to say that anyone who comes forward will face a lifetime of horror, but the decision to come forward can only be made by the person most impacted: the survivor.


それでいて、アイルランドは日本の10倍も強姦率が高いのである。


Ireland 10.7 2010

Japan 1 2010


まあ、とにかく、実際の番組をみてみたいものですね。







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