Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

「帰れよ、金髪外人!」  WHITE JAPANESE PEOPLE 2

2013年07月20日 19時18分01秒 | Weblog
先日紹介した
WHITE JAPANESE PEOPLE - 白人系日本人

 コメント欄をみると、日本人から、文句がでている。

 ただ、外国人による日本関連ものにわりにうるさい私でも、しかし、何に文句言っているのかわからない。

「帰れよ、金髪外人!」といわれれば悲しいだろう。

 そうしたことを訴えて、彼に続く子供たちにそうしたつらい経験をさせないようにすることは重要だ。

 見かけから日本人と思われないという苦情も理解できる。

 、歴史的に、圧倒的に、ほとんどすべてが、黄色系、ひらめ顔、黒髪人間の群れに、白色系(あるいは、黒色系)で、彫がふかく、非黒髪人間がいれば、目立つし、外国から来たと想定するのも無理はないのだが、他方ーー他の人とは違ってみられたいときもあるがーーー他のひとと同じようにみられたいこともある、じろじろみられるのはうっとうしいだろうし、同じ質問をされるのもうざい、日本に来たての外国人のように日本の習慣を何も知らないと思われるのもつらいときもある。

 そうしたことについて問題提起をし、われわれが問題意識を共有することはとても大切なことだ。


 では、こうした、想定がアメリカやカナダではないか、というと、日系人が、いつまでたっても、Where are you from? You speak English well などといわれるところをみると、日本だけの問題でもない。

 多人種国家のアメリカ、カナダでもいまだに、そうなのだから、ましていわんや日本でも、まだまだ、時間はかかる。

 多人種といえば、multi racial multi-ethnic あるいは、multi culture は区別したほうがいいかもしれれない。

 人種が髪や肌の色、彫りの深さが指標になるとすると、髪は黒 肌は、白から茶色、顔は、彫りの深いのからひらめ顔までいる日本人は、多人種ではある。

 では、多民族かといえば、かなり、統合されて、境界があいまいであるとはいえ、アイヌ系、琉球系、朝鮮系、中国系などが、それぞれーーー薄れてきているかもしれないがーーー独自の文化を継承している側面もある。

 文化面からすると、中国、インド、欧米の影響をうけ、ブレンドされた形ではあるが、多文化が共存している。

 そういう意味で、カナダやオーストラリなどと同様なのであるが、その程度や態様、どの系統、どの色が支配的か、などの点で異なる。

 動画で一つ気になるのは、"日本人”という語法である。もっとも形式的には、日本国籍の有無が日本人であるかを決める。だから、私などは、外見がどうであろうと、日本国籍をもつ人を日本人と呼ぶことをなんのためらいもない。ボビーも日本人、キーンさんも日本人。

 では、日本で生まれ育ち、日本のことをよく知っている国籍上外国人を日本人と呼ぶか、というと、それは在日韓国人、在日中国人なのである。あるいは、日本人より日本人らしい外国人とか、日本の心をもった外国人なのである。

 で、この動画の出演者は日本人なのか、日本人のこころをもった外国人なのか、そこらへんがわからない。

 もっとも、国籍がどうであれ、彼らの不満というのは理解できるものなので、その点は特に問題にしなかった。

 察するに、kanadajin3さんは日本への永住を考えているのではなかろうか。自分や自分たちの子供の将来を考えれば、こうしたことに興味をもつのも当然であろう。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (入人)
2013-07-21 12:27:24
お久しぶりです。
この動画、問題提起はわかるのですが、なぜわざわざ英語で話させているのかと思いました。この人たち、当たり前ですが完璧な日本語を話せるはずです。
わざわざ英語で話させることで、「外に向かって悪口を言っている」「日本人よりも外からきた英語圏の人間を仲間だと思っている」というような印象を与えてしまっているのではないかと。
逆に、普段から大阪弁で話しているダルビッシュのことなど、ハーフであること自体殆どの人がもはや忘れてしまっているはずです。まして、本人たちが動画の中で言っていることのなかには「(主に年配の人から)英語で話しかけられる」ということがありましたし。
私自身、それが正しい見方ではないと知りつつも、動画の編集方針には疑問を持たざるを得ませんでした。
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Unknown ()
2013-07-21 14:35:48
お久しぶりです。

「この動画、問題提起はわかるのですが、なぜわざわざ英語で話させているのかと思いました。この人たち、当たり前ですが完璧な日本語を話せるはずです。
わざわざ英語で話させることで、「外に向かって悪口を言っている」「日本人よりも外からきた英語圏の人間を仲間だと思っている」というような印象を与えてしまっているのではないかと。」

なるほど。
まったくそのとおりですね。

悪意はまったくないのでしょうし、試みは評価するのですが、彼らが、日本人というなら、まず、日本語で、そして、日本人むけてかたってもらいたかったところですね。

外国人に伝えたいことがあるなら、外国人の日本に関する偏見などを加味して、編集すべきだったかもしれませんね。
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