Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

水攻め

2008年12月19日 23時31分36秒 | Weblog
テロ容疑者尋問の「水責め」を正当化 チェイニー米副大統領
2008.12.18 01:13

 チェイニー米副大統領は17日までのABCテレビとのインタビューで、テロ容疑者の尋問の際に供述を引き出すために米側が使った「水責め」や米国内での盗聴活動について、副大統領として支持していたことを明らかにした上で「米国をテロリストから守るために欠かせない手段だった。そして実際に効果があった」と正当化した。
 水責めはキューバのグアンタナモ米海軍基地のテロ容疑者収容施設などで、ハリド・シェイク・モハメド被告ら国際テロ組織アルカイダ幹部らを対象に行われた。(共同)産経


 で、当のABCのインタビュー

 すかさずアルジャージーラは、これを支持する上院議員の言質を引用する。
Carl Levin, senator for Michigan and chairman of senate armed services committee, told NBC when asked if Cheney had essentially admitted condoning torture that "as far as I'm concerned that's exactly what he admitted".

"He'll say that he doesn't admit supporting torture but facts are that [these are] the policies which were approved," he said.Cheney faces 'torture' criticism


 チェイニー氏はイランとの緊張を不要に高めている、という記事をなんだかで読んだことあったが、ググるとーーー全然関係ないけどーーーウエストバージニア州をコケにする発言をして問題にもなったことがある。
Cheney Quip About W. Va. Draws Fire(youtube)
解説はこれに詳しい。
「私の父方もチェイニー家だが、母方の祖先にもチェイニー家がいたんだ」
 その後のセリフが問題だった。
「でも、うちの一族は誰もウェスト・バージニア州には住んでないからね」
これがどうして笑えるかというと……ウェスト・バージニアはアメリカでも最も貧しい州で、ホワイト・トラッシュと呼ばれる貧乏白人が多く住んでいる。そして、彼らは日常的に近親相姦していると言われているのだ。
 つまりチェイニーは「たまたま同じチェイニーという苗字なだけで、近親相姦じゃないよ」とジョークを言ったわけ。

(もちろん、実態に基づかない誹謗であろう。)
 それにしても、いろいろな偏見があるんだね。
 
 それはいいとして、拷問に関しては、そう言えば、以前ラムズフェルド氏がドイツの裁判所に訴えられていたことがある。Germans Attack the United States(strategypage.com)

 イラク撤退後もこうしたイラクでの出来事での精算はこれからもちょこちょこでてくるかもしれない。


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2 コメント

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Unknown (oolong)
2008-12-20 16:28:40
既に100万のイラク人が死んだとも言われていますが、
http://www.commondreams.org/archive/2008/01/31/6768
核なかったですね、計画さえなかった。査察拒否など他の開戦理由もありますが、プロパガンダとして使われたもっとも大きな問題なんですけどねえ。しかもアルカイーダとも関係なかった。捕まったフセインは5000人のクルド人を虐殺した等として絞首刑になりましたが、100万人が結果として意味無く殺され、捕虜が虐待されてもハーグに連れて行かれる人がいないなんてね。
http://www.salon.com//news/abu_ghraib/2006/03/14/introduction/index.html

60年前の日本の戦争犯罪には熱心なNYTは何してるんでしょうね。60年は言い続けて欲しいなあ。
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Unknown ()
2008-12-21 05:24:54
 
イラクに関しては、日本の参戦についても、不明瞭なところもあり、これも問われていくことになるのかもしれませんが、NYなどのメディアに関しては、例のように例のごとく、のダブスタってやつですかね。
 
 どうも世界が多極化・混沌としてきて、英語圏や日本語のメディアだけでは世界の動向が読みにくくなってきているのかな、という感じもする。

 米国が強い影響力を持ち続けるとしても、その地位が相対的に弱くなって、また、blowbackのような形でまた噴出するのではないか、という思いがしないでもないです。
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