Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

”エリートの言い草は戯言”

2017年02月11日 20時21分42秒 | Weblog
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トランプの黒幕「バノン」の世界観(1)終末論漂わせる文明衝突史観--会田弘継
投稿日: 2017年02月09日 18時41分 JST


via mozu


バノンはエリートたちを「寄付者階級」と呼び、彼らを「上昇するアメリカ」であり、「メトロセクシュアル・バブル」(都会的性意識幻想)とでもいうべきコスモポリタン感覚に生きる上流階級とみなし、その反対側にはエリートとまったく無縁の「下降するアメリカ」「忘れ去られた(left-behind, fly-over)アメリカ」があると見ている。

両者の間には通じる言葉さえない。

ここには階級闘争観と「地方対中央」というアメリカ・ポピュリズムの伝統的思考の双方がのぞいている。

忘れられたアメリカの側に立つバノンにとって、エリートであるリベラルが自分を「下劣で、政治的に正しくない悪党」と見ていることなど、笑止千万である。

忘れ去られたアメリカにとって、エリートの言い草は戯言にしか聞こえない。

トランプは自らの罵詈雑言で自滅するとリベラルは信じ込んでいたが、逆に罵詈雑言で当選した。そのことがリベラルには理解できない。バノンはそう考えている。



月2回で年収1千万、あるいは、文 Ⅰだ、理Ⅰだとわけわからないことをいうエリートの類たちには到底理解できないようなルサンチマンが、日本のネトウヨ、およびその周辺に近い庶民の間でうごめいていないとはいえない。


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