李当選者の実用主義を考えると、次期政権は対日外交においてはこうした敏感なイシューに集中するよりも、韓日自由貿易協定(FTA)などの経済協力分野に主眼を置いて信頼関係を回復するとの観測が多い。
よい傾向だ、もっとも、おいしいところ取ってから、また後戻りではしかたないが・・・・
韓国の新聞もなぜか
しかし、政府レベルではこのように関係改善に対する意志があっても、国民感情を刺激する突発状況次第でいつでもこじれる可能性があるのが韓日関係だ。現政権でも初期には当時の小泉純一郎首相が盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の就任式に出席するなど友好的な雰囲気が続いていたが、独島をめぐり2005年初めに島根県議会が「竹島の日」を制定したことで、韓日関係は一気に冷え込んだ
と付記している。
ナショナリズムという武器をもった韓国はカードが多いね。
関連記事
韓日関係の改善なるか、双方が前向きなシグナル示す
12月26日16時56分配信 YONHAP NEWS
【ソウル26日聯合】ハンナラ党から出馬した李明博(イ・ミョンバク)氏が次期大統領に当選したことを機に韓日関係の前途に前向きなシグナルが出ており、この数年間の独島領有権、靖国神社参拝、教科書の歴史記述などの問題でぎくしゃくしていた両国関係の改善へ、期待が膨らみ始めている。
李当選者と日本の福田康夫首相はいずれもアジア外交を強調し、なかでも韓日関係の改善をその核心としている。李当選者は21日に福田首相との電話会談で、北朝鮮の核廃棄を目指し日本との協力を強調する一方、3回続いた後、2005年6月以降は中断していた首脳の相互訪問による「シャトル外交」再開を提案するなど、和解のジェスチャーを見せた。日本も来年2月に行われる李当選者の大統領就任式に福田首相が訪韓する案、来年7月に北海道・洞爺湖で開かれる主要国(G8)首脳会議への李当選者招請を検討することを明らかにするなど、韓国との関係改善に力を注ぐ姿勢を示した。
国民大学のイ・ウォンドク教授は「ここ2~3年の悪化した韓日関係がむしろ例外的な状況だった」と話す。両国ともこれ以上関係がこじれたままではいけないという認識が広がっており、関係は正常化へ向かうとの見方を示した。外交関係者の間では、来年2月の大統領就任式に福田首相が出席し、数か月以内に李当選者が日本を訪れることで、韓日関係が急速に回復に進むというのが大方の見方だ。
もちろん、独島領有権や教科書の歪曲(わいきょく)、従軍慰安婦、靖国神社参拝など、両国の間に積み重なった難題が短時間で解決する可能性は大きいとはいえない。しかし、李当選者の実用主義を考えると、次期政権は対日外交においてはこうした敏感なイシューに集中するよりも、韓日自由貿易協定(FTA)などの経済協力分野に主眼を置いて信頼関係を回復するとの観測が多い。ただ、国民感情も無視できないため、独島問題などでは原則的な立場は明確にしながらも相手側を刺激する発言は控え、あつれきが表に出ないよう管理に力を注ぐものとみられる。政府当局者は、「韓日とも簡単に引き下がれない敏感な問題は常にあった。これをどのように管理するかによって、両国関係は冷えこみもすれば、友好的にもなりえる」と話している。
しかし、政府レベルではこのように関係改善に対する意志があっても、国民感情を刺激する突発状況次第でいつでもこじれる可能性があるのが韓日関係だ。現政権でも初期には当時の小泉純一郎首相が盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の就任式に出席するなど友好的な雰囲気が続いていたが、独島をめぐり2005年初めに島根県議会が「竹島の日」を制定したことで、韓日関係は一気に冷え込んだ。外交消息筋は、韓日関係は特に世論に敏感だとしながら、突発状況が発生してもこれが両国関係の冷却につながらないよう、両国政府が感情的な対応を避けることが重要だと指摘している。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
協力しあいましょう