ナナカマドの実が赤く色づいています。
この季節、旭川の街では、赤い実を付けた街路樹が秋の訪れを知らせます。ナナカマドは旭川の木。だからでしょうか?並木のように植えられたナナカマドをあちらこちらで見かけます。遠くから見ると、葉っぱが赤くなって、紅葉が始まったのかと勘違いしそうですが、近づくと、小さな赤い実が緑の葉と綺麗なコントラストでぶら下がっています。
春に白い花を付け、秋に真っ赤な実をつけます。以前、白い花の写真を載せたのですが、憶えているでしょうか?
これです。
大雪山系では紅葉も始まっているとか・・・。色づく山々を写真に撮りたいけれど、気付けば白くなっているかもしれません。ははは、季節はあっという間に廻って行きます。冬、あれほど待ち焦がれた春はなかなかやって来ないと思ったら、足早に過ぎて行き、夏の大地を捉えようと思ったら、出かける機会を失った。そして、いつの間にかまた冬が来たりして・・・。けれど、それも、仕方ない。
昨年の秋、風景を追いかけ始めて、コンデジ不二子と夢中で走り回っていた。今は風子も居ます。もう一度、ここから始めよう。秋から冬にかけて、撮るほどにのめり込んだ写真の世界。まだ、ほんの入り口。風景を見る私の心は、昨年とは全然違う。そうやって、季節は移り、心も移り、そして、カメラが捉える風景も変わって行くことだろう。冬が楽しみ。私にとって、また、新しい冬がやって来る。今度の冬はどんな景色を見せてくれるだろうか?
前記事に載せた星の写真。オリオン座は、本当は冬の星座。早朝だったから、綺麗に見えていた。秋の星座は、ペガスス座。秋の大四辺形を胴体に持つ羽をつけた白馬。勇者ペルセウスとアンドロメダ姫も同じ空に見ることが出来ます。
綺麗に撮ることが出来るかな?冬を迎える前に、なんとか、秋の風景と共に、秋の星景も挑戦したい。