しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

愛の物語・・・花菜里ランドにて

2015-06-21 21:52:43 | つぶやき

母の用事があって、送り迎えのために、有給休暇を取った。
久しぶりの日曜日のお休み。

日曜日なのに、有給?と思う方も居るかもしれませんが、
私の定休日は、月曜日と木曜日なのです。

他の曜日でお休みしたければ、有給を取ることになるのです。


母の用事は午前中で終わり、午後は買い物をする予定。
出かけたついでに、少しだけ写真を撮ろうと思ったけれど、遠出をする余裕はありません。
そこで、車なら10分程度で行ける、農業試験センター花菜里ランドという所へお花を見に行きました。

まだ、オリエンタルユルは咲いていないし、ラベンダーも花が付き始めたばかり・・・



単焦点レンズと広角レンズの使用を迷いながらも、全然、撮影意欲が湧きません。




写しても、写しても、なんだか、どうでもいい画像ばかり・・・
何を撮りたい訳でもないから、こうなっても仕方ない・・・




写真への意欲が無くなっている自分にがっかりしながら、帰ることにしました。


車に乗ろうとした時、紫のお花(ブルーサルビア、かな?)と白い蝶が目に付きました。
次々にお花を渡って蝶が飛ぶ・・・のではなく、一か所にとどまって居るのです。


狙いやすそう・・・と思って、久しぶりに望遠レンズを付けて、近付いてみました。




あれ?

一頭の蝶が、身動きしないでお花に貼りついている?



あらら・・・死んでるの?

そこへ、他の蝶が近づいて、盛んに蹴ったり、突いたりしていました。



初めは、死んだことを知らず、仲間に近づいているだけかと思いました。
でも、一生懸命突っついて、仲間の蝶だけではなく、紫のお花も揺らしている。

これは・・・もしかして???



花を揺すると、死んだと思っていた蝶が飛び立ちました。

お花に羽を引っかけて、羽ばたくことが出来なくなっていたようです。
写真を確認したら、羽根の一部が裂けている!


自由になった蝶に、助けようとした蝶が寄り添って、仲良く飛んでいきました。


お花に羽を引かけて、羽ばたくことが出来ずにいた仲間を、
花をゆらしたりして、何とか助けようとしていたようです。
人間が近づいても、その作業を止めようとはしなかった蝶。

その身を投げ打って、仲間を助けようとした蝶が、愛おしくてなりません。

小さな生き物たちの、必死の生き様を、どうしてこの時、私は目にする事になったのでしょう?

何か、意味があるのでしょうか?
あの蝶たちを、見習えとでも言うのでしょうか?

でも、蝶はあまりに美しい。
その姿も、その行いも・・・

私は、彼らの足元にも及ばない・・・

見習うなんて、おこがましいほどに・・・



ああ・・・、蝶の健気に生まれ変われるなら、この世の苦など、蚊に刺されるほどのものだ!


そう思って、また、頑張ろう・・・









コメント (2)
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