しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

仕事の合間に・・・

2015-08-26 20:18:49 | つぶやき

仕事の合間に写真を撮るぞ!
そんな心の余裕を持てるようになりました。
それでもね、そんな油断から、ちょっとした失敗もしているのです・・・ははは。

まあ、それはいいとして・・・。


ここのブログに、度々登場する旭川市の神楽岡公園。



仕事の合間だから、時間が気になります。

それでも、強い日差しが公園の木々を通して差し込む様子は、
良い写真が取れなくても、その場にいるだけで心を癒してくれます。






このレンズは、逆光に弱い。
でも、こんな風に眩しそうに演出してくれるから、これも結構気に入っている。



この公園には、小さな池があり、今、水連が咲いています。




ここにはカモも居て、お花の中を優雅に泳いでいたりして・・・。



しばらく眺めて居ると、夢の世界に居るような、現実逃避の心境になって来ます。




近所の住民が散歩をしたり、ジョギングをしたり、リスが走り回り、時々キツネも来て、とてもステキな公園です。
原生林が残っているけれど、ここも、行政の監理が入り、そのうち、余計な整備が入るかもしれません。
それを考えると憂鬱になります。

森は、森の生命力を生かすように見守るべきなのです。
その再生力を助けるために、ほんの少しだけ、手を貸してあげて・・・、いえ、触れさせてもらうのです。

人はあくまでも、自然の恩恵を受ける身・・・支配する側ではない。
自然を支配しようとしたら、必ず、そのしっぺ返しがくるのです。



この公園に来たなら、高い頻度で出会うことが出来るエゾリス、

リスが人に慣れているのは、人がエサをやるからです。
リスから近付いて来るのは、ヒマワリの種をくれるかもしれないと、期待しているから。



まあ、この公園のリスは、完全な野生とは言えないのかもしれない。
個体数が増えるなら、少しくらいのエサやりは、いいのかな?


おっぱいがピンクに・・・
子育て中なのかしら?




さて・・・行きますか・・・

短い時間だったけれど、心は満たされた。

仕事を終えてから、自室で画像を確認する・・・




ああ・・・、また、家に帰ってから気が付いた。


あの時・・・きっと・・・あの森に、コロポックルが居た!







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記憶・・・

2015-08-15 16:48:52 | つぶやき

70年目の節目の時に、呼び戻される記憶・・・


少女は、まだ14歳でした。
生まれ育ったのは日本ですが、その時は、満州の女学校に通っていました。

父親は軍人、将校でした。

終戦の時、父親はソ連兵に連行されて、その後シベリア抑留されました。
ソ連とは、今のロシアのことです。

トラックに乗せられソ連へと連行される兵隊さんの中に、父親の姿がありました。
母親が大きな声で「あなた~!」と叫ぶと、父親が気づきました。
トラックが止まり、兵隊さんと家族達が別れを惜しみます。

夫婦は手を取り合い、少女の父親は「しっかり頼むぞ。」と言うと、
軍服に縫い付けてあったお金を取り、妻に握らせました。


少女は自分の家族や他の日本人と共に、ソ連兵に連れられ収容所へ向かいます。

途中、大勢で雑魚寝している夜中に、出入り口に近いところで寝ていた若い女性が、ソ連兵に連れていかれました。
戻ってくると、シクシクと泣いていました。

翌日の夜から、その場所に寝たのは、別の女性達。

「あたしゃ、商売でやってるから平気だよ。奥さん、奥に寝ていなさい!」

慰安所で働いていた女性達が、一般の奥さん達を奥に寝かせて、自分達がソ連兵の相手をしたのです。
慰安婦は、もちろん日本人です。
その行為は、そ~っと秘密裏に行われたました。
捕虜の婦女子を手にかけるのは、国際法に抵触するからです。

捕虜の女達は、生き延びるので精一杯。
兵士に凌辱されても、文句を言うことなど出来ません。


満州とソ連の国境近くに居た人々も、ひどい目にあったそうです。
少女は、収容所に辿り着いた人の話を聞きました。

ソ連兵に追われて、沼に逃げ込んだ集団の中で、乳飲み子が泣き始めてしまいました。
このままでは、見つかってしまう。
周りの人たちが、乳飲み子を抱いた母親を睨みつけます。
みな、捕まれば殺される、と思っているのですから、仕方ありません。

母親は、涙を流しながら、自分の子供を水に沈めたそうです。
鳴き声を、追っ手に聞かれないように・・・

そんなことをする必要は、無かったのでしょう。
でも、逃げて居る時の恐怖心は、冷静な判断能力を失わせるのです。



その後、満州の中国人の世話になりながら、帰国の時を待っていた少女。
貧しく、物資の無い状況。
極寒の中、知り合いの日本人は次々に凍死して行き、その遺体を爆撃跡の穴に運び入れました。
凍った土が硬くて穴を掘れないからです。
少女も手伝いました。

3才の妹も死にました。その子の遺体も穴に入れましたが、
土が凍っていて、何も上にかけてやることが出来なくて可哀想だった。


終戦から1年後、やっと引き揚げ船が出ると聞き、少女は家族と共に港に向かいます。
満員の列車に乗って、丸二日かけての辛い旅。
今度は7歳の弟が病に倒れます。
何日も乗船の順番待ちをして、弟はどんどん具合が悪くなって行きました。

「母さんはこの子と残るから、あんた達で船に乗って帰りなさい!」

少女は、2歳下のもう一人の弟と二人で船に乗り、母と下の弟を残して帰国する予定でした。

ところが、出航直前に病の弟が亡くなります。
急いで埋葬して、母親も船に乗りました。

船の中でも、死者が出ました。
皆、水葬・・・死体は、海に捨てられました。



やっとの思いで博多港に着いた少女。
そこから、父親の実家がある北海道へと旅を続けます・・・

父親の実家はお百姓。
少女は、学校に復学することを諦めて、畑仕事を手伝いました。
大地に触れ、自然に囲まれ、作物を育てていると、
辛い思い出に傷ついた心も、なんとか癒されて行きました。



父親は、シベリアの過酷な労働に耐え、26年の刑を10年に減免されて、
抑留から10年経って、無事帰国しました。
その時少女は、長男を産んでいて、父親に孫の顔を見せました。

父親は、帰国出来ずに死んでしまった子供達の面影を、孫に見ていたことでしょう。
その子達が眠っている場所は、もう、分からなくなってしまいました。


少女はその後、さらに3人の子供を産み、4人を育て上げたのです。

生きていたなら自分の兄弟姉妹と同じ人数・・・

男の子二人と女の子二人・・・



少女が生き延びてくれたお蔭で、今の私が居ます。


少女は、私の母・・・今年84歳になりました。





コメント (3)
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お盆ですね。

2015-08-13 18:13:19 | つぶやき

今、皆さんはお盆休みでしょうか?
帰省したり旅行に行ったり、楽しい夏をお過ごしでしょうか?

私も、今日、母を連れて、お墓参りに行って来ました。
母方のお墓で、この地を開拓したご先祖様が眠る場所。
空港に近く、お天気が良いと大雪山や十勝岳連峰が臨める、良い場所にあります。

あいにく、今日は雲がもくもくと出ていて、山は見えませんでした。
ここのところ、積乱雲が出やすい天候で、大雨や雷が続いています。


こちらにしては、珍しい天候です。
今年は本当に蒸し暑く、北海道らしからぬ夏の気候となっています。


こんな夏に、アジサイだったりする・・・爆

我が家のアジサイは、いつも今頃満開です。
今年はたくさん花がついたから、お墓にも持って行きました。
本州の人から見たら、変ですかね?

さて、前にも言ったかもしれませんが、
今年は庭の三つ葉を植え変えたせいか、キアゲハの姿を見かけません。

初夏に一匹だけ見かけたアオムシも、まだ小さいのに行方不明になって、上手く育たなかったみたいだし。

キアゲハの生育場所としては、不合格の烙印を押されたようで、がっかりしていました。


ところがね・・・居たのですよ。いきなり5匹見つけたの!


V!(爆)



大きくなると姿が見えなくなって、それは蛹になるための旅立ち!
いったい何処で蛹になるのか?
今年は追いかける暇はないけれど、昨年は、ツユクサの茎で蛹になった子も居たなぁ。

一匹確保して、また、羽化を観察したい気もするけれど、
その時仕事が休みじゃなかったら、見ることは出来ないからね、諦めます。


アオムシに挨拶をして、さぁ、大きくなったピーマンを取りましょう!と手を伸ばすと・・・あれ?


あわわ!こんな所にアオムシ君!

蛹になる体勢になってるし!



ほほほ、そこで羽化するの?
ピーマンとキアゲハのコラボ?
でも、そのピーマンは、そろそろ収穫するよ!

以外と近くで落ち着いたのね。
それでもここまで来るのは、大変だったでしょう!

でもね、どうせなら、アジサイとコラボした方が、綺麗だと思うんだけど・・・



それは、こちらの都合ですかね?


とにかく元気に羽化してね!

私は明日から、お盆の間はずっとお仕事!
がんばるぞ!!!

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