しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

憧れ、崩壊…アイソン彗星!

2013-11-30 09:17:43 | つぶやき


ヒヨドリだと思います。ナナカマドの実を食べていました。
神楽岡公園にて・・・


ふふふ・・・ふふふ・・・ふ・ふ・・・
はぁ~っ!!!残念無念!そうなるかもしれないとは思っていたけど、実際そうなると、残念でならない!

何の事かと言いますと、ニュースなどで少し話題になって知っている方もいるでしょうが、巨大彗星となることを期待されていたアイソン彗星があっけなく太陽の熱で蒸発してしまいました。実は、狙っていたのです、写真に撮ることを・・・。

太陽に近づいている時、少し尾が伸びていたので、小さくても写真に撮れたかもしれないのですが、こちらはお天気が悪く、東の空を見る事すら出来なかったので、太陽最接近(近日点通過)後に光が強くなる事を期待していました。もしかしたら、12月いっぱい見る事が出来るかもしれないとの説明を受け、それなら、一日くらいお天気に恵まれる日もあるだろうと思っていました。観測時間は早朝。私のお得意の時間です。

彗星を撮って、その後日の出を撮って、その後、朝の風景を撮って・・・。

計画は、すべておじゃんとなりました!

太陽に接近している時の写真は、ちーさんが見事に捉えていました。個人天文台である竹取庵の増築を進める大工作業を、仕事もしながらやっているので、早起きは大変だった事でしょう。でも、宇宙(そら)に魅せられているちーさんが、あのほうき星を狙わずにいられるわけがありません。観測や撮影のコツも教えてもらい、旭川の科学館で開催された「星の教室」でも彗星のお勉強をして・・・・、でも消えちゃった!

でも、宇宙の営みなんて、そんなもの。人間の思惑なんて関係ない。
アイソン彗星だって、勝手に名前をつけられて、勝手に期待されて、熱い思いをして蒸発したのに、みんなに「何だよー!」とガッカリされて・・・・。

ははは、人間が勝手に大騒ぎしているのです。

これを宇宙の神秘と受け止めて、自分がちっぽけな存在なのだと気付いた人が1人でもいることを願います。

思い通りにならなかったからと、文句を言ってもしょうがない。それだけ宇宙というものは、神秘の世界。人間の考えなど及ばない世界なのです。


さて、しっぽなの世界は、今、銀世界。



寒そうな様子をお届けします。





え?余計なお世話?

まぁ、そう言わず・・・。





寒さを共有しましょうよ~(爆)






カケスかな?



昼間一瞬、お天気が良かったので、鳥たちも元気に飛び回っていました。


撮影日:2013年11月29日
コメント (2)
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ポプラの魂

2013-11-26 18:55:55 | つぶやき

右側に立つ大きなポプラ
冬まつりなど街のイベントを見守り続けていました。
今は、伐採されて、その姿はもうありません。
撮影日:2013年6月9日


写真の虜になって1年が過ぎました。去年の今頃も、必死に風景を追いかけていました。レンズを通して風景を見ていると、新しい発見があったり、思わぬ出会いがあったり、今まで気付かなかった事を感じ、そして、考えさせられる事が多くなりました。自然の恩恵のお陰で写真を撮れる事に感謝して、自然保護の意識も高まりました。だって、豊かな自然の存在が、写真撮影の意欲を駆り立ててくれるし、私のような初心者カメラおばさんでも、少しは他の人に見てもらいたいと思える写真を撮れるのは、その自然のお陰なのですから。だからと言って、特に活発に活動をしているわけではありません。何をどう行動するべきなのかなんて分からないし、自分の生活があるから、自然保護団体の活動に、積極的に参加するほどの余裕や覚悟はないので・・・。

それでも、少しはお役に立てるかな?と少額の年会費を払って、二つの「会」の会員となっています。

そこから、講演のお知らせなどが来るのですが、先日知らせが来て、「常盤公園改修事業に対する、市民意見交換会」というものに参加して来ました。

旭川市の中心部に「常盤公園(ときわこうえん)」という大きな公園があるのですが、そこから石狩川の堤防にかけて、大規模な改修事業が計画され、その改修は決定されてしまいました。「改修」の何が問題なのかというと、堤防に息づいている木々や植物が、すべて撤去されてしまうのです。市民や保護団体は、「改修」は「改悪」だと訴えたのですが、堤防補強という「安全対策」をたてに、素案のままに事業計画は決定されました。一応、生態系調査は進められていますが、おそらく、その結果から、市が事業を変更する事は無いと思います(私個人の印象ですが・・・)。開発局もからんでいて、国から補助金が下りるので、利権も絡んでいるのでしょう。まず、工事ありきで、緑を守る観点は全くない。これほど自然豊かな土地柄なのに、緑に対する行政の意識は、超低いのです。いえ、行政だけではないかもしれません。多くの市民も、自分達は豊かな緑の中で生活していると思っているでしょう。周りを見渡せば、すぐそこに、雄大な景色が広がっていますから。

けれど、旭川の街中は、決して緑豊かではありません。みんな錯覚しているのです。

常盤公園に繋がる石狩川の堤防に、象徴のように立つ大きなポプラの木がありました。老木で、数本のうち一本が今年の夏に倒れてしまいました。すると、他のポプラも「危険」という理由から、すべて伐採されてしまいました!本当に信じられません。あのポプラを守るために何かをするとしても、まさか、切ってしまうなんて、そんな事が出来るなんて、本当に信じられない事です!



中央の数本の大きな木。あれがポプラです。
撮影日:2013年2月9日


これからも、いろいろなものが失われていくことでしょう。今、旭川の街は、「整備」と称したコンクリート固めが進んでいます。
自然豊かな「木」の街のはずが・・・。



写真が下手くそですみません。対岸から見た堤防。
中央から少し左寄りに、大きなポプラが立っていたのに、今は寂しい、何の魅力も無い風景です。


私に出来る事は、ほんの小さな事です。これからは、行政のする事に少しでも目を向けて、市民の声が届くように努力して行きたい。そして、出来るのは、今ある風景を撮り続けることでしょう。取り戻せない風景を少しでも多く撮っておきたい。

人が自然を平気で傷つける、という感覚が恐ろしいのです。それは、人が人を平気で傷つける事に繋がる気がするから・・・。だって、人も自然の一部でしょう?今の世の中がおかしなことになっているのは、そういう価値観が蔓延しているからではないのかな?




切られたポプラの切り株から、新しい芽が出ていました。
私は、この切り株の前に立ち、しばらく泣いてしまいました。
まだ、生きている。
街を見守る魂は、きっとまだ、ここに宿っていると信じたい。






コメント (1)
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エゾリスと遊ぼう♪

2013-11-18 08:46:33 | つぶやき


旭川市神楽 外国樹種見本林にて
撮影日:2013年11月17日



お天気予報は晴れなのに、一日中霧に包まれている・・・。そんな日と、雨、曇りばかりで、青空も、星空も、月も、全く見る事が出来ない日々が続いていました。昨日やっと晴れ間が見えて、このチャンスになんとか風景を撮りたいと思い、出かける事にしたのです。大雪山は雲に隠れていたので、日射しが入る森の中もいいかな、と以前にも行った事のある「外国樹種見本林」と言うところに行きました。

駐車場に車を置いて、以前リスを見かけた小道歩くと「キュッ」「コン、コン」というような、不思議な音が聞こえるのです。高い位置から聞こえて来たので見上げると、木々の枝から滴が落ちて、その先に小さな動く物体を発見。どうやら音は、リスの泣き声だったようです。リスの鳴き声・・・始めて聞きました。木がきしむような、木をつついているような、そんな鳴き声です。

「お、いたいた!」と喜んだはいいけれど、高い位置に居て、動きが早いし、写真に撮るのは難しい。それでも、降りて来たところを少し撮って、「ありがとねー。」と手を振っから、林を散歩しました。


枝枝をすばしっこく渡り歩いていました。



紅葉はもう終わっているし、木々の葉も落ちていて、風景写真もあまり撮らないまま、もう帰ろうと思っていたら、また、鳴き声が聞こえます。振り向くと、リスが枝を走り回っています。それも2匹とが3匹とか、けっこく居るのです。そんな姿を見かければ、後ろ髪を引かれて、なかなか帰れません。




最初の小道に戻ると、3匹ほどで遊んでいました。地面にも降りて、走り回っているので、しゃがみ込んでしばらく撮影をさせてもらいました。日射しが入ったり曇ったりと、カメラの明るさ設定が難しく、それでも、リスは逃げずにその辺を走り回っているので、のんびりカメラをいじっていたら、足元までやって来て、私を見上げたりして・・・。でも、望遠レンズをつけているので、足元は近過ぎて、ボケちゃうのよ~!

久しぶりの晴れ間だったので、リス達も嬉しかったのかな?すごく元気に遊んでいました。





散歩の時間も入れると、3時間位見本林に居た事になります。散策に訪れる人はたくさん居るけど、そんなに長い時間居るのは、私くらいなものでしょう(爆)だって、凄く楽しんだもの。写真に撮れなくても、リスが走り回る様子は、いつまででも見ていられる、飽きない光景です。

あー!本当に楽しかった!



あれ?すもう?
私に勝負を挑んでいる?




幸せな時間をありがとう!!!



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セイヨウオオマルハナバチのお話

2013-11-16 21:12:55 | つぶやき


上の写真は、今年の7月にアップしたことのあるハチの写真です。このハチの名称が「セイヨウオオマルハナバチ」だという事を今日知りました。何故かというと、自然保護団体が主催する講演会で話を聞いたからです。名前の頭に「セイヨウ」とついているのは、その通り西洋から来た外来種ということです。「マルハナバチ」と言うハチには、いくつか種類があって、北海道にいる在来種は「ハイイロマルハナバチ」とか「エゾオオマルハナバチ」とか・・・、だそうです。

今日の後援会の趣旨は、外来種の「セイヨウオオマルハナバチ」が増え始めて、どんどん生息域を広げてるので、その広がりをくい止めなければならない、というものでした。そんなこと、全然知らなかったから、驚きました。数年前から、一部の人達が一生懸命駆除しているのだそうです。駆除といっても、殺虫剤を撒く訳にはいきません。そんなことをしたら、在来種も死んでしまいますから。ではどうするか、というと・・・。捕まえるのです。一匹、一匹・・・いえ、ハチを数えるのは、一頭(とう)、二頭、というそうで。牛みたいだね。

虫取り網の小型版みたいなので捕まえて、殺傷処理をするのだとか。ずいぶんと、地道な作業をしているのですよ。

写真の通り、セイヨウオオマルハナバチの特徴は、首元の黄色いエリマキと白いお尻。講演会で話を聞きながら、「あれ?今年このハチを写真で撮ったような気がするぞ!」とずーっと気になって、家に戻ってさっそく確認しました。間違いありません。「可愛いハチだな。」と思って写真を撮りましたが、あの子は、駆除されるべき外来種だったのです!しかも、私が撮った子は、大きさからいって、おそらく女王蜂です。

外来種だからと言って、何故駆除されなければならないか・・・という話しは、長くなりますので割愛させていただきますが、よそ者がハバをきかせるのはよくない事!とご理解ください。

でも、外来種も在来種も同じ命。殺すの可哀想です。そこで、セイヨウオオマルハナバチの慰霊碑があるので、お参りしながら活動しているのですって!・・・申し訳ないけど、ちょっと笑った。

来年は、ハチを見つけたら、よーく観察してしまいそう。そして、捕まえちゃったりして(爆) でも、そのためには、虫取り網と革の手袋を持ち歩かなければいけません。


ふふふ。

写真より、そっちに夢中になったらどうしよう!




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予報通り・・・

2013-11-09 10:34:05 | つぶやき


忠別川の堤防に積もった雪、まだ薄っすらと・・・



皆さん、ご存知の事とは思いますが・・・。
しっぽな地方、雪が降りました。初雪は、もう随分前に観測されていましたが、いよいよ冬到来です。空気も冷たく引き締まっています。今朝は、雲が流れて青空が顔を出し、朝日が射していました。薄っすらと積った雪は、すぐに溶けてしまうでしょう。ですが、明日から荒れ模様となり、積雪も見込まれています。雪かきも必要かもしれません。




盆地を囲む低い山も、雪化粧となりました。なんとなく、こういう風景の方が、馴染むというか、合っているというか・・・。寒い季節がやって来て憂鬱になりますが、これが、ここらしい風景なのかもしれません。







まだしばらくは、完全に真っ白になる事は無いでしょう。一度積っても、少し気温が上がって、解けるようですから。さあ、今シーズン。冬の景色はどんな風に見えるでしょうか?一眼風子にとって、初めての冬。活躍を期待しているよ!


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