しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

サケの子供たち、元気良過ぎ(爆)

2014-01-28 17:13:58 | サケの稚魚を育てる日記


大きくなったでしょう?


サケの子育ては、地味に着実に進んでいます。(爆)
卵を預かってから一か月が過ぎ、少しずつ大きくなっていく様子が、なんとも可愛らしいです。背中が黒っぽくなり、お腹のあたりが銀色に光っている子もいて、お魚っぽくなって来ました。元気に泳ぎ回るので、写真に撮っても、ほとんどブレブレで、はっきりした様子をお見せするのは、とても難しいです。


泳ぐので、ブレます(爆)


これから、もっと大きくなって、ますます、泳ぎも速くなるでしょうから、写真での報告は、難しくなる事でしょう。


おいっ、止まれ!



今はまだ、仔魚の状態で、赤い袋が付いています。エサやりは、もう少し後になります。




先日、埼玉の方からメッセージをいただきました。
荒川に放流するサケを育てているそうで、その方も、今年初めての経験とか。私のドキドキの里親経験が、参考になると仰ってくださって。それにしても、あんな都会の荒川でも、サケの稚魚を放流しているのですね!荒川にも、遡上しているの?ネットで調べてみたけど、よく分からなかった。後で、もう少し、じっくり検索して見ましょう。

稚魚の放流は、各地で行われていますが、それは、「サケを増やす」ことが目的ではないですね。サケの稚魚を育てる経験や、放流の体験は、「また戻って来て欲しい。」という思いを抱かせます。そうすると、「サケが戻って来てくれる川」にしたいという思いも生まれます。自然環境について考えたり、自然を守り、あるいは改善する意識も生まれるでしょう。そういう意識と言うものは、文章や言葉で説得されるより、自分自身で体感する事が一番心に浸透するのだと思います。

あの赤い袋を付けた仔魚達を見ていると、ちょっと恐ろしげな(ごめん)サケの顔さえ、可愛らしく思えて来ます。

ただ、一つ、弊害も・・・。

「小女子(こなご、こうなご)」という小魚をご存知でしょうか?地方によっては「いかなご」と言うそうですが。
「じゃこ」よりも大きく、色は黒っぽく、2~3cmのちっちゃい魚を干したもの。カルシュウムが摂れる!と言って、母がよく食べていたのですが、仔魚が育ってきたのを見て「あらま、小女子みたい!どうしよう、小女子、食べずらいわ!」と、買って来なくなりました。
でも、サケはモリモリ食べてます。(爆)


本当に、小女子を思い起こさせるのです。



最高気温が0℃を超える日があって、積った雪も少しだけ減ったように感じましたが、また、明日から寒さが戻るらしく、雪も降り始めています。お天気の良い夜や早朝に撮影にも出かけましたが、雪上セッティングの壁にぶち当たり、失敗画像が溜まりました。ちーさんに相談し、対策を練る予定。極寒の中出かけて、写真が全てブレブレ画像だった時は落ち込んだ!



実は上の写真、カメラブレをしています。きちんと三脚を立て、リモコンレリーズでカメラに触れずにシャッターを押しているのに、ブレている。そういう写真を何枚も撮りました。画像を見て、ガッカリ。固定が甘かったのだろうと、リベンジ撮影に出かけても同じ結果。ちーさんに泣きついて、雪が原因だと分かりました。
積った雪に三脚を刺し込んで、しっかり固定したつもりでも、三脚との接点で、雪や氷がジワーッと解けるのです。
夜の撮影は長時間露光をするので、シャッターを開いている間、カメラが僅かに動いてしまう。そして、ブレた画像の出来上がり。

スキーのストックの先に、リングが付いていますよね。あのような「ラッセルリング」を三脚の足にも付ける必要がありそうです。ちーさんはそれを手作りすると言うのです。ペットボトルを使って・・・。

作り方を教えてもらって、テスト撮影に行くのが、今から楽しみ♪でも、しばらくの間、お天気は雪マーク。星空撮影は、2月に入らなければ、撮れないでしょう。まぁ、焦らず、楽しみは後にとっておきましょう。

私には、今、もう一つ問題が・・・。
実は、今使っているパソコンが、もう限界に近付いています。もともと、容量が小さくて、動きが鈍いパソコンでしたが、画像を扱うようになって、負担が増加したようです。度々、固まり、イライラしています。画像処理も、妄想の打ち込みも、何度も途中で固まると、続ける気力が削がれます。で、注文しました。今月中には届く事でしょう。

うふふ・・・、楽しみ♪

スカスカ、すっきり動くパソコンで、写真加工も妄想も、どんどんはかどる事でしょう!(ホントかなぁ?)

パソコン設定は、兄貴に頼みます。
へへへ、宜しくね~、兄ちゃ~ん!!!

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サケの子育て、一か月!

2014-01-20 14:55:03 | サケの稚魚を育てる日記



サケの卵を育て始めてから、5周目に入り、約一か月が経ちました。今のところ、生き残ったみんな元気に育っています。背骨が黒っぽく体がしっかりしてきて、心なしか、赤い袋も小さくなって来ているように感じます。

昨日19日(日)、第2回サケゼミナールがあり、参加者による飼育状況の報告会があり、その後、今後の育て方、注意事項を聞きました。ワタクシは、卵を50個受け取りましたが、200.300ともらっていく人は、小学校や幼稚園の関係者の方でした。幼稚園の水槽で卵を育てて、子供たちに見せているのですね。放流の時は、その子達も参加するのでしょう。
温度管理は皆さん苦労しているようでした。
私は暖かいところで、必死に氷で冷やしていましたが、ほとんどの方が寒いところで飼育していて、ここのところの冷え込みで、凍ってしまったという方もいました。市販のヒーターは、熱帯魚用なので最低水温が15℃と、サケの飼育には高温過ぎるので、入れたり切ったりしていたら、上手く調節できず、凍ってしまったようです。
車庫に水槽を置いているという人もいましたが、ほとんど外と同じなのに、水の交換とか、観察とか、大変そう・・・。
でも、私のように、冷やすというのは手間がかかることなので、「寒い場所で温める」というやり方が「王道」のようです。


背中が黒くなってきているの。分かるかな?




光を当てると泳ぎ回るので、写真に撮るのが難しい!



サケゼミナールで貰って来たエサ


エサは、細かいものと大きいもの2種類あって、先に細かい方をあげて、成長したら大きい方をあげます。
エサは何かと言うと・・・
魚粉54% 小麦粉30% 大豆油かす9% 来ぬか5% その他2%

・・・ともぐい?(爆)

ははは・・・、長年の研究で、このような成分になったのでしょう。

この子たちの赤い袋が無くなるのは、まだ、半月以上先のことです。


最近、アタクシの住まう場所が大変な冷え込みになっている事を、ご存知の方もいらっしゃるかと・・・。
マイナス20℃越えの中、相変わらず写真を撮りに出かけています。そんな過酷な撮影だって、とても楽しいのですが、せっかく凍てつく夜や早朝に出かけて、失敗撮影もたくさんしていて、少しがっかりもしています。それでも、次回こそは!とリベンジを誓い、次の晴れ間を待っています。


美瑛川の河川敷

冬。
ここでは、晴れるイコール冷える、なので、撮影は着膨れ必須であります!(爆)


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サケの子育て、4週目突入!

2014-01-12 11:16:23 | サケの稚魚を育てる日記

一個と一匹が残念な事になりましたが、その他の子たちは、今のところ無事のようです。
背骨がしっかりとして、袋に血管のようなものが見えるものが増えて来ました。
時々、全然動かなくて心配させる子もいますが、半日後に見ると、移動しているので、寝ているだけだったようです。
本当に、やきもきします!



サケの卵が我が家にやって来て、3週間が過ぎました。4週目に突入し、もうすぐ一か月になるということですね!来週は、第二回目のサケゼミナールがあり、その時、稚魚に与えるエサをもらいます。

先日、命を落とした卵一個と仔魚一匹を忠別川に流して来ました。雪解け前のこの時期は、川の水量は多くありません。河川敷は雪捨て場となっているため、除雪車が走って雪が踏み固められているので、意外と簡単に川岸まで降りる事が出来ました。堤防の入り口にはチェーンが張ってあるので、本当は立ち入り禁止なのかもしれませんが、禁止の札は無かったし、ダンプも除雪車も動いていなかったので、遠慮なく侵入しました。(爆)

水量が少ないと言っても、それなりに川の流れは速いです。



咋年の秋、この川でたくさんのサケが産卵をして、命果てました。そして、今、冷たい水が流れる川底の石の下の暗闇に、可愛らしい仔魚達がたくさん育っている事でしょう。ふ化出来ずに死んでしまった卵もたくさん居るはず。ふ化しても、環境に順応できず、すでに死んでしまった仔魚もたくさん居る事でしょう。そもそも、上手く受精出来ずに、ただ、石の下に転がったままの卵だってあったはずです。

命が生まれ、命が育つという事は、簡単な事ではないのです。だからこそ、試練を乗り越えて、この世に誕生した命は尊く愛おしい存在なのです。それは、なにもサケに限った事ではありません。犬や猫、人間だってその誕生は、僅かな確率の元にこの世に生を受ける軌跡なのです。精子と卵子が出会う確率、受精する確率、お母さんのお腹の中に着床する確率、その子が順調に育つ確立、無地に生まれる確率。その確率をくぐり抜け、たくさんの試練を乗り越えて、目の前に現れてくれた愛しい存在に、感謝せずにいられません。

さて、愛しい存在と言えば、ワタクシには姪っ子が居りまして、時々富良野から遊びに来ます。その子を喜ばそうと雪だるまを作ったのですが、ここのところの吹雪で、こんな事になってしまいました。



浮き輪をつけてるみたいですね。どうしてこんな風になるのか?不思議です。こうなると、この雪を払ってしまうのが勿体ないような気がしてきますが、どうしたものか?
きちんと形を整えてあげるべきかな?でも、どうせ、しばらく雪模様が続くので、雪を払ってもまた同じ事になるでしょう。もう少し、様子を見てみる事にします。最近、毎日のように朝は雪かきをしているので、お疲れ気味だから、外の作業は辛いし・・・。

あ~、そろそろ一度、お天気になっても良いのではないかしら?お日様が恋しいよ~。

そうそう、旭川の雪まつりは、2月6日~11日です。
自衛隊の作業の様子も見に行きたいけど、吹雪だとカメラを構える事が出来ないから、晴れるのを待ちます。

失業中だというのに、雪景色をあまり撮っていない気がする。

勿体ないぞ!

雪が降っても、強行して出かけてみようか?

遭難したって、それは自業自得よ!


・・・ふふふ。






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儚い出会い、そして別れ…

2014-01-10 10:02:31 | サケの稚魚を育てる日記

まだふ化しない卵とふ化直前の仔魚。その隣にふ化した仔魚。
仔魚は卵の殻から抜け出そうと、時々ブルブル動きます。
元気な仔魚が激突して、ふ化を助けたりします。


サケの稚魚を育てる楽しい毎日。
可愛い仔魚が次々生まれ、わくわくドキドキの連続です。最初の仔魚が生まれたのが、1月3日。それから4、5日経っても4個の卵が残っていました。もしかして、ダメなのかな?と不安になります。それでも、最後まであきらめないぞ!と水の交換をして、時々というより頻繁に覗きこんで、様子を観察していました。


もうすぐだよ!
だれか、この殻を取って―!


1月8日の朝、水槽を見ると 残り一個になっていました。やった、後一つだー!と喜んだのですが、その一個がなかなか孵らないのです。気になって、何度も見るのですが、どうも様子がおかしい。


白っぽいまま・・・。


拡大して見ると、背骨のようなものは形成されているのですが、目玉がはっきりしません。それなのに、透明な殻が見える気がします。ふ化の準備が出来ていないのに、体と殻の境目が見えるなんて、今までは無かった事です。卵の周りを仔魚達がウロウロしたり、心配そうに寄り添ったりしています。


「早く出ておいでよー!」



早くふ化した仔魚には、袋の中に体の構造が見えて来たものも居ます。


最後の一個を見守っていたら、仔魚にも気になる一匹が!



オレンジ色の袋に赤い血だまりのようなものがあり、横たわって動かない子がいるのです。休んでいるだけかな?赤い色は、成長途中の変化?と楽天的に考えようとするのですが、元気な仔魚が近くを泳いでも反応しないので、だんだん心配になって来ます。寝る前に動かない様子を見て、「明日の朝には、違う場所に移ってるよね?」と声をかけてからベッドに入りました。

ですが・・・。

翌朝、孵らない卵と動かない仔魚に異常な現象が起きていました。

 ん?何か白いものが・・・。

 こ、これは?!

 あ、あ・・・、これは、完全に・・・合図?


動かなくなっていた仔魚にも、同じ現象が起きていました。

あの白いものは何でしょうか?よく分からないけれど、あの一個と一匹は、ここで命を終えたようです。川に戻れぬまま、こんなところで終わってしまうなんて・・・。48/50 の生存率。上手く行った方じゃないかと家族は慰めてくれますが、他の子が元気な分、あの子たちのことが残念でなりません。全員無事に育って欲しかった!

水交換の時、乱暴にしたからかな?と自己嫌悪に陥ります。今日、これから、あの子たちを水槽から出して、忠別川に流してあげようと思っています。

ごめんね・・・、頼りないママで・・・。
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サケの卵、15日目

2014-01-06 20:49:41 | サケの稚魚を育てる日記


正月三日から始まったサケの卵のふ化。見えているところだけ数えると、卵は現在、5~6個ほど残っています。咋日は久しぶりの晴天。普段の私なら、カメラを持って出かけているところですが、サケの子供たちの事が気になって、それどころではありません。

卵や仔魚を観察していると、とても面白いのです。
水槽越しにカメラのレンズを向けて、ファインダーではなく、液晶のライブビューを見て、拡大表示してピントを合わせると、卵の中の血管も見る事が出来ます。写真に撮ると、小さくなってしまいますが、その場で見ていると、動き出した中身も見えて、ドキドキします。


では、今までのおさらい

採卵日:2013年10月26日
発眼卵、受取日:2013年12月22日(この時点で、小さな眼が確認出来ていたようです。)
個数:50個

約60L水槽にて、水温7度~9度前後に保持(凍らせたペットボトルで調整)

水交換日:2013年12月25日バケツ一杯分(約8L)
     2013年12月31日バケツ二杯分(約16L)

第一仔魚確認:2014年1月3日18:00(16:30、胎動、眼明瞭となる。)
順調にふ化が続き、卵の殻がカス状になり水質を汚染、発泡あり。

2014年1月4日、水交換一回、バケツ二杯分(約16L)
2014年1月5日、水交換一回、バケツ二杯分(約16L)
2014年1月6日、朝水交換、バケツ二杯分(約16L)。夜、再度交換、バケツ二杯分(約16L)。

卵の殻がカスになって、結構、水が汚れます。卵を割って出てくるために、仔魚は自分で酵素を出して殻を溶かすのだそうで、その酵素が水に溶けると泡になり、水の表面に泡が浮くと空気を遮り、酸素不足になってお魚は死んでしまうそうです。だから、ふ化の時は、頻繁に水を交換するよう言われていました。
ふ化が始まったら一日2~3回交換しろと言われていたのですが、水が意外とキレイだったので油断して、二日間、一日一回しか交換せずにいたら、水が濁って来ました。今朝、慌てて交換して、夜にも交換しました。

あらら、文章ばかりでつまらないですね。以上は、管理人の記録用です。


それでは、昨日の様子を、お写真でお送りします。
卵ちゃんを預かってから15日目の様子です。(採卵日から、72日目です。)

 上から見た様子。
石の下にも、卵や仔魚がたくさん隠れています。

 次は、僕かな?

 卵の傍で、先に生まれた仔魚が、寄り添っているみたい。

 隠れているつもりでしょうか?

 こんな感じに、白っぽくても・・・

 だんだん、透通って来て、目玉が大きく、体の輪郭もはっきりして来ます。

 「早く産まれてこないかなぁ・・・」

 「僕が守ってあげるよ!」

 もうすぐかな?

 傍にいてあげる!

 あ、出て来た!

 激突されて、殻が取れた!

 アタシももうすぐよ・・・。殻が取れない・・・誰か取って!

もうすぐふ化しそうな卵の傍を、先に生まれた仔魚がウロウロします。時々、つついたりして、ふ化を促しているみたい。
「早く、出ておいで!」って感じなの!

その様子が、もう可愛いったらないのよ!

水槽の底に、死んだように横たわっていたかと思うと、いきなり飛び跳ねるように泳ぎだして、すごい勢いで走り回ったり、石の下に潜り込んで、しっぽだけゆらゆらゆらしていたり、飽きることなく見ている事が出来ます。


水温管理が難しいけれど、出来れば一度、体験して頂きたいわ!
仔魚はとっても可愛いのよ!

こんなことをしていますが、昼間の晴れが夕方になっても続いていたので、つい、夜の星空を期待して、少しだけお出かけしました。
冷え込んでいる事は分かっていたのですが、この時期、夜の晴れ間は貴重なのです。

思いっきり着膨れして、小さな湯たんぽを持って、ホッカイロも持って、星空求めて走りだしました。



美瑛町北西の丘から見た大雪山。
このまま・・・、晴れたまま、暗くなって!

願い空しく、大雪山も十勝岳連峰も、この後、雲に隠れてしまったのでありました!


あ~あ・・・、残念!






 



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