さくら日記でございます。

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★めんどくさいと思ってましたが、貴重な体験だと感じた防災訓練!

2022-09-04 11:02:52 | 「暮らし」


お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

こちらはなんとか頑張っている
今日この頃です。

今年は町会の役員になってしまいまして
先日、市民防災訓練がありました。
なんかめんどくさいなあ
なんて内心思っていたのですが
実際、行ってみるとなかなか良い体験となったので
本日はその時のことをご紹介です。

あくまでも訓練なのですが
地震発生の想定のもと
一次避難所に集合して、避難場所へ行くという訓練です。

町会としては、
各町会の班長が、自分の班の世帯数を数え
その中で何人が避難できないかを集計し
町会長に報告
町会長は町会全体をまとめて
避難所に報告
と言ったことが必要となります。

今回は新型コロナが広がっているというので
実際には町会の人は避難せずに
事前に集計した内容を提出する運びとなりました。

ということで
事前に班長さんに集計をお願いしたとこと
やはり世帯数等の情報は
個人情報にあたるということで
開示はちょっと・・・

という方もいらっしゃいまして
情報収集も簡単ではありません。

とりあえず今回は訓練だったので、
開示可能の方のみ
その他は架空で集計して
提出することに

でも、実際の有事には
世帯数の集計をやっていると
避難が間に合わないかもしれないので
事前の容易が必要だなあと実感。
また、特に年配の方の一人暮らしで
避難が難しい方もいらっしゃると
思いますので
そんな時の準備は必要
だと感じました。

ということで
一次避難場所に集合
そして、避難場所の小学校へ行きます。

小学校に到着すると
本日の防災訓練の流れが書かれており



私達は
まず、AED救護訓練
そして、消化器による消火訓練
展示資料の見学
仮設トイレの組立訓練

で体験していきます。

◆AED体験

では、体験スタートということで
まずはAED
会社でも一度説明は聞いたことがあったのですが
実際体験するとなかなか難しいです。

これによって助かる命があるので
重要なテーマの一つです。

・反応(意識)の確認

まずは、倒れている人を発見したら
意識の確認です。
「もしもし意識はありますか?」
大声で声かけ
します。

・協力者を求め
 119番通報とAEDの手配


もし、傷病者の意識が無かったら
大きな声で協力者を求めます
そして、
同時に119番へだれか連絡をお願いします
と叫び、119番へ通報
続いて、AED持ってきてと叫びます。

・呼吸の確認

そして、自分は何をするかというと
呼吸の確認です。
まずは、胸とお腹を見て呼吸しているかチェックします。
どうかなと思っても
呼吸止まっていると思ったら
即、次の対応です。

・胸骨圧迫


続いては「胸骨圧迫」です。
「心臓マッサージ」のことですね
手を重ねて、手のひらの下のほうで
胸の真ん中を押します。
1分間あたり100回から120回ぐらいのテンポ
で押します。



かなり硬いです。
しかも、大変です。
こんなに強い力で押して
骨が折れないのか質問したのですが
胸の真ん中の骨は強く大丈夫とのことでした。

・気道確保と人口呼吸

倒れているときは
舌の根元が沈下して気道を塞いでいる場合が
あるそうです。
なので、頭を引き下げ、顎を引き上げます。

そして、今回はしなかったのですが
人口呼吸を行います。
鼻を摘み、口から1秒間息を吹き込みます。
そして、鼻の手と口を外して
傷病者の息を自然に吐き出させます

これを2回行い
再度、胸骨圧迫を続けます。

・AEDでの対応

そうしている内にAEDが届くと思うので
続いてAEDにて電気ショックを与えます。

電源を入れるとAEDが操作方法を解説してくれるので
そのアナウンスに従って対応します。

この時、注意としては
傷病者の身体が汗で濡れていると
電気が汗の部分に流れてしまい
心臓まで届きません。
傷病者の体の水分を取り除く事
が重要となります。

また、傷病者が湿布を貼っていると
これまた、電気がそこを通ってしまう
ので
湿布を外すことが大切だそうです。

・再度、胸骨圧迫と人口呼吸を

電気ショックが終わったら
再度、胸骨圧迫と人口呼吸を再開します。
AEDは2分お気に心電図を測定するので
そのアナウンスが流れたら
一旦中止して、傷病者の身体から離れます。

心電図測定で再度電気ショックが必要な場合は
電気ショックが再度実施されます。

終わったら、胸骨圧迫と人口呼吸です。

もし、ここで呼吸が戻ったら
傷病者を横向き(回復体位)にして
観察
を続けます。

大まかにこんな流れです。


思ったより大変な作業です
体験しておいて良かったなあ・・・
これが正直な感想です。

◆消化器訓練



続いて、消化器の訓練です。
実際に燃えている炎に向かって
消化器を噴射
します。

レバーを抜いて
消化器をにぎります。


操作は簡単なのですが
射程距離は3~5メートル
噴射時間が10~15秒、強力なもので1分

くらいなので
思ったより時間が短い感じです。

消化器はあくまで初期消火ということでなので
実際の体験は一度しておくと
かなり違うような気がしました。


◆展示資料の見学

としては、避難所のパーティションや
テントのような個室
がありました。



プライバシーが無い避難所での生活となると
このようなちょっとしたものが
あるだけでも、違うのかもしれません
ですが、あっては欲しく無い事態だなあ・・・
と再度実感です。


また、トップの写真の様子ですが
給水車から水をもらう体験もしました。
この袋で6リットルの飲料水が支給されます。
確か2日分だそうです。


水を出すときは
注ぎ口を丸めて出すと
こぼれないように工夫されています。


また、付属の紐を取り付けると
リュックのようになる
ので
持ち運びにも配慮されていました。

◆仮設トイレの組立訓練


そして、最後は仮設トイレです。
外から見えてしまいそうな
テントの中で
ダンボールで作ったトイレで
中に袋を入れて
対処
するようです。



これは、流石にきついです。
ですが有事の時は
そんなことは言っていられないですよね

ということで
盛りだくさんの体験でしたが
2時間半くらいで終了しました。

なかなか貴重な体験だったので
良かったなあと感じています。

一緒に参加した人に
防災の事前の準備してますか?
と訪ねたところ
何もしていないとのこと
もちろん、私も何も準備してません。

最近は、自然災害などが
増えているような気もします。
あまり目を向けたくないことですが
事前の準備は大切ですよね

ということで
今日は
めんどくさいと思ってましたが、
貴重な体験だと感じた防災訓練!
でした。

チャンスがあれば
みなさまも是非体験下さい。

 
 
 
 


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