さくら日記でございます。

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★身近に感じると現実味あり、性に対して思い悩みを受け入れたい

2020-02-19 05:40:18 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日はこの本からなんですが
こんなテーマ、みなさま考えたことはあるでしょうか?

私的には、最近知り合った人物が
この問題に真剣に悩んでいることを知ることになり

正直戸惑っているというところです。

その問題というのは、
「LGBT」です。

LGBTとは
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次の言葉の頭文字をとって組み合わせた言葉で、
性的少数者 (セクシャルマイノリティ) を
表す言葉の一つ
として使われることもあります。

LLesbian 
レズビアン
女性の同性愛者(心の性が女性で恋愛対象も女性)

GはGay ゲイ
男性の同性愛者(心の性が男性で恋愛対象も男性)

BBisexual バイセクシャル
両性愛者(恋愛対象が女性にも男性にも向いている)

TTransgender トランスジェンダー
「身体の性」は男性でも「心の性」は女性
そのまた逆もしかりです。
「心の性」が一致しないため「身体の性」に
違和感を持つ人

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今回、私がかかわったのは
その中のトランスジェンダーです。
体は女性なのですが、心は男性ということなのです。

「そんなこと気にしなければ、いいのに」
私の最初の感想は、こんな安易な想いでした。

ですが、こんな言葉は所詮、他人事の発言です。
本人にとっては、生活の中で体験する多くのことに
この問題が関わってきます。

なので、真剣な大問題なのです。

その人物の話の中で好きな曲は
と聞くと出てくるのは、この曲でした。
【amazarashi】僕が死のうと思ったのは 弾き語り 地上波

本人の毎日の苦しみを歌にしてくれているのでしょうか?
私的には、胸がいっぱいになり、
何回も聴けない曲ではありましたが、
想いは十分に伝わりました。

この問題は悩みを抱えている人にとっては
大変なテーマ
なのです。
そんななかで、手にした本は
「虎井まさ衛」さんの本
「ある性転換者の幸福論」
です。

実際、虎猪さんは
女性として生まれましたが、心は男性

そんな問題をかかえ
ついには、
手術によって男性へと生まれ変わった人です。

それでも、今なお社会的な問題は多々残っている
とのことですが、
現在は、多くの状況を受け入れることができたのか
著書にて幸福論を語るところまで
きているようです。

そんな中で
今日は何を紹介しようかと迷いましたが
テーマの中の「トランスジェンダー」になぜなったのかです。
まずは、その原因について触れてみたいと思います。

この本の中でも引用だったのですが、
ベストセラーの
「話を聞かない男、地図が読めない女」
からの一節です。
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脳の性別を変換する実験を
人間に対して行っていた時期もあり
脳の性別をホルモンでコントロールする

つまり、タイミング良くホルモンを注射するだけ
胎児のセクシャリティを変えられる
母親が妊娠中に経口避妊薬や糖尿病など
男性ホルモンを多く含む薬を誤って服用すると
胎児に男性ホルモンを投与したのと
同じ結果になる

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そんな記載がありました。
要は、胎児のとき女性だったとしても
その時に影響を受けるホルモンの多くが
男性ホルモンだったとしたら、その子どもは
男性のようになってしまう

ということです。

現にこの本の著者の「虎井」さんは
母親が流産しやすい体質で、しかも高齢であった
ということから、流産防止のための、あるホルモン剤を
投与していた
らしいのです。

医師からは
「この薬を使うと、お腹の中の赤ちゃんが
女の子だった場合、男みたになっちゃう可能性
もあるけど、いいんだね」

と念押しもされていたそうです。

結果は予想通り
生まれた女の子は、その性別について
思い悩み、ついには肉体的な性別を変える
ところまで行ってしまう
ことになったのです。

なので、子どもを妊娠した母親の状態が
生まれる子供に大きく影響する
ということなのです。

本の筆者の「虎猪」さんは
手術を受けて、女性から男性へと転身しましたが

この本を読んで、
その決断は本人へ大きな安心感を与える
そんな結果となっているようです。

いろいろな事情を知らない方は
その行為に対して疑問をいだかれる
かもしれませが
そういったことへの理解は
絶対に必要なこと
ではないかと感じました。

「LGBT」このような個性を持った方は
障害者ではありません
しかも、多数に対して少し違った個性を持っている存在です。
逆に言えば、
みんなと違った能力を持っている人物である
という捉え方もできると思います。

繰り返しになりますが「LGBT」の個性を
持っている方は、「障害者」ではありません
ですが、特別な個性といった意味で
ネイティブアメリカンの
メッセージをが頭の中でダブってきました。

そのメッセージを引用すると
こんな感時です。

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伝統的に、障害者は聖なる者であり、
人々に何かを教えるために
遣わされた「ヒーラー(癒す者)」
だと考えられていた。

普通の人間にはコントロールできない
特別な力を持っていて、
それだけスピリット
に近いとうらやましがられる存在でもあった。

そこにあるのは、
すべての生きとし生けるものにはこの世界に居場所があり、
「できない」ことではなく、

「できる」ことに焦点をあてようとする
伝統的なインディアンの世界観、人間観である。
「足が不自由でも、語りが上手だっ
たら、それでもうその人の生は十二分に価値があるのです。」

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こんなメッセージです。

今日はながながと書いてしまいましたが
ネイティブアメリカンの教えのように
ちょっと違った個性であっても
それを普通に受け止め
尚且つ、お互いに幸せ生きることが出来るように
今後も精進したいと感じました。

ということで、
今日は
「虎井まさ衛」さんの本「ある者の幸福論」より
身近に感じると現実味あり、性に対して思い悩みを受け入れたい
でした。
あなたはどのように感じますか?


 
 
 


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