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★最悪の経験をしていても、核兵器禁止条約に賛成しないのはなぜ?

2018-09-25 12:18:09 | 「ニュース」


お疲れ様です。
今日は、NHKニュースで取り上げられた
この記事について考えてみたいと思います。

吉永小百合さん「日本も核兵器禁止条約に賛同を」です。

「核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、
使用及び威嚇としての使用の禁止ならびに
その廃絶に関する条約」

核兵器の全廃、根絶を目的とした国際条約です。

しかしながら、ロシア、英国、中国、米国、フランス
を含む核保有国は交渉に参加しなかった
そうです。

持たない国からの、持っている国へのメッセージ
ってわけです。

私を含め、当時の経験をもったかたは
もう少なくなってきてます。
ですが、被害にあった経験があって
「核兵器の使用に賛成」
は絶対ありえない
のではないでしょうか?

8月の広島平和式典の安倍首相の挨拶では
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核兵器禁止条約について
「条約が目指す核廃絶というゴールは
わが国も共有しているが、
わが国の考え方とアプローチを異にしていることから、
参加しないという立場に変わりはない」

そして、
「真に『核兵器のない世界』を実現するためには、
被爆の悲惨な実相の正確な理解を出発点として、
核兵器国と非核兵器国双方の協力を得ることが必要だ。
わが国は非核三原則を堅持しつつ、
粘り強く双方の橋渡しに努め、
国際社会の取り組みを主導していく決意だ」
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とのメッセージ。

そして、河野外務大臣もホームページで語っています。
核兵器禁止条約

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人道の観点からいえば、核兵器禁止乗客が目指す
核兵器の廃絶という目標は、我が国はもちろん
共有しています。

しかしこの条約には、米国、ロシア、英国、
フランス、中国といった核兵器国が反対しています。
現実的に核軍縮、核廃絶を実現するためには
核兵器国を動かす必要があります。
残念ながらその条約ではそれがありません。

また、現実の安全保証の観点を踏まえて
いないことから、日本や韓国、ドイツをはじめとした
NATO諸国といった核兵器の脅威に晒されている
非核兵器国からの支援も得られていません。

核兵器禁止条約の交渉会議に参加し、条約の採択に
賛成した国は、中南米、大洋州やアフリカなど、
核兵器の直接の脅威に晒されていない国が
ほとんどでした。

このままでは、核兵器国と非核兵器国との間
のみならず、非核兵器国同士の間ですら隔たりを
深めることとなりかねません。

今後、我が国としては、
NPT(核兵器不拡散条約)や
CTBT(包括的核実験禁止条約)、
FMCT(核兵器用核分裂性物質生産禁止条約)

といった核兵器国も非核兵器国も参加する
取組を着実に実施していくべく、
各国への働きかけを強めていきます。
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わたし的には
我が国は、核兵器禁止を主張する権利をもった唯一の国
なんではないかと思います。
なぜなら、だれもしていない経験があるからです。

日米安保条約で
我が国は核の傘の下で守られている
そんな現実もあります。

そして、核保有国が参加していないから意味がない?

そんな意見もあると思います。

ですが、シンプルに核兵器が使用されたら
大変なことになる
なので、やめましょう!
きれい事、であまいのかもしれません。
ですが、わたしの意見も、吉永小百合さんと同じ
「日本も核兵器禁止条約に賛同を」です。

あなたは、どのように考えますか?

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