さくら日記でございます。

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★グランドピアノを売り払いどん底を経験したピアニスト「大西順子」の音

2018-11-29 22:45:19 | 「音楽」


お疲れ様です。
今日はジャズピアニスト
「大西順子」です。

初めて聴いたのが
写真のアルバム。1995年の作品です。
これって、この写真の女性が演奏しているの?
とおもってしまうくらい、迫力ある作品
強く印象に残っている1枚です。

インタービューでも
熱いスポーツ漫画が好き
スランプの時はひたすら、練習する
などなど、気持ちが熱い人だなあ・・・
って感想でした。

そんな彼女の記事を発見したので
ご紹介です。

ジャズピアニスト大西順子が語る喝采と挫折、そして3つの願い

大西順子
1967年4月、京都生まれの東京育ち
1989年 渡米し、ポストンのバークリー音楽院に学びます。
そして、1989年には、
なんとバークリーをトップの成績で終了。
その後、数々の活動後、
1992年帰国、9月にデビューアルバムを発表します。
素晴らしい作品、髪を振り乱しての熱演
輝かしい活動が続きます。

ですが、その裏腹に、ピアノのプレイと
音楽に対する行き詰りからでしょうか?

2000年、大西は黙って表舞台から姿を消します。

その後、2009年に「楽興の時」、2010年に「Baroque」
アルバムを発表しますが、
思うように成果につながりません。

その時代はジャズが多様化した時代
お客さんは、いままでとは違う
変化を求めていたのかもしれません。

「自分が一生懸命に勉強してきた音楽ではお客さんに満足してもらえない。
自分が大事にしている価値観をつまらないと言われるのでは、
プロとして成立しない」

そんな想いから、2012年に引退を宣言

さらに、父が亡くなり、母の介護が始まります。
収入は途絶え、ピアニストの魂。グランドピアノも
手放すことに・・・
ピアニストとしては最悪な時をむかえます。

もしかしたら、音楽はこれで・・・
そんな可能性も充分ありますが
ピアノが彼女をそのままにすることは
ありませんでした。
そこから3年後、
日野皓正の誘いで、再び弾くことになります。

状況は変わりなく、金銭的な綱渡り
ですが、ほかのアルバイトをするよりは、
ピアノを弾く方が・・・
ということで、見切り発車ですが
再度復活することになります。

そして、昨年は2枚のアルバム
『GLAMOROUS LIFE』『VERY SPECIAL』を発表

ピアノが彼女を選んだ
そんな感じがします。

迫力ある骨太なグルーヴが特徴の彼女
今回はなんと、プレイヤーとしての真価を問われる
バラードも発表しています。

いままで、数々の想い
そして、それと向き合い、克服した強さ
そんなものもピアノのリズム、メロディーから
伝わってくるかもしれません。

今日は日本を代表するピアニスト
大西順子さんをご紹介しました。

JUNKO ONISHI TRIO Plays ~Tea Time1~ (大西順子トリオ)


大西順子トリオ/Golden Boys (アルバム『Glamorous Life』より)


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