さくら日記でございます。

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★リストの若き日の情熱的な作品「ラ・カンパネラ」 を聴き比べる

2020-03-13 06:05:15 | 「音楽」
この写真は金沢駅での一幕
ラ・カンパネラは弾いてませんでしたが
ピアノの話題ということで載せてみました。



お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?


上の写真は昨日の朝の通勤途中の風景です。
金沢の浅野川沿いです。
少しですが、春の気配がしてきました。
世の中は大きな問題につつまれていますが
春と同時に少しでも良い方向に
進むことを願っています。

ということですが、
今日の話題は
先日友人宅で聴き比べしていた
この曲です。
曲名は「ラ・カンパネラ」です。

辻井伸行 ラ・カンパネラ

このメロディーを聴けば
ああこの曲ね!と言ってもらえると思います。
いつどんなシチュエーションで聴いたのかは
私自身覚えていませんが
間違いなく知っている、
そして、素晴らしいメロディーです。

この曲、ハンガリー出身の
「フランツリスト」さんのピアノ曲
で、
年代にすると1811年から1886年
かなり古い時代の曲です。

「La Campanella by Paganini Violin パガニーニ - ヴァイオリン協奏曲第2番 第3楽章 

もともとは、ヴァイオリニストであり作曲家の
「パガニーニ」
が残した
「ヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章」
という作品になるそうです。

いろいろ検索してたら
こんな映画の予告が出てきました。
私はこの作品は見てないのですが
この曲を生み出した「パガニーニ」

映画では
「前代未聞の超絶技巧から
悪魔のヴァイオリニストと呼ばれた男
パガニーニ」
とあります。

実際はどんな人物かはわかりませんが
もしかしたら
この映画で表現されている
突拍子もない芸術家だったのかもしれませんね

『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』予告篇

そして、その曲をフランツ・リストが編曲したものが
この「ラ・カンパネラ」
になるそうです。

これは妄想ですが、
貴族たちの宮廷では、
素晴らしい演奏家をそろえて
この曲とともに素晴らしい
ひと時を過ごしていたのではないか?
そんなイメージが浮かんできます。

この「ラ・カンパネラ」
イタリア語では「鐘」と表されるそうです。
それは教会にあるような鐘のことなんでしょうか?
この曲はリストが21歳の時に書いた曲なんですが
一説によると、リストは夫のいる美しいマリーという
女性と恋に落ち、その逃避行の中で
立ち寄った教会で聴いた鐘の音が
この「ラ・カンパネラ」を生み出すきっかけに
なった
のだとか?

スリリングな情熱的な
そんな風景を思い浮かべながら
この曲を聴いてみるもの
また、一味違うのかもしれません。

そんな「ラ・カンパネラ」
今回のテーマーは聴き比べです。
この動画をみると、
ひとりひとり、その表現が違うのがわかります。

《ラ・カンパネラPart3》9人聴き比べ!Please listen and compare the performance of 9 great pianists!

演奏しているのは
№1 ヴァレンティーナ・リシッツァ ウクライナ
№2 ラン・ラン 中国
№3 ジョルジュ・シフラ ハンガリー
№4 チョ・ソンジン 韓国
№5 ダニール・トリフォノフ ロシア
№6 ユンディ・り 中国
№7 ドミトリー・シシキン ロシア
№8 フジコ・ヘミング スウェーデン
№9 辻井伸行 日本

ちょっと長い動画ですが
なかなか聴き応えあります。
興味がある方は是非聴き比べてみて下さい。
おもしろいくらいに違います。

そして、あなたはどれがお好みでしょうか?
どれも甲乙つけがたいですが
私的には
№1 ヴァレンティーナ・リシッツァ
№3 ジョルジュ・シフラ
№6 ユンディ・り
№8 フジコ・ヘミング

あたたりが気になりますが
我が国の№9 辻井伸行さん
ピュアな音
はなんとも言えない感じです。

辻井伸行さんとたけしさんの
こんな動画もありました。

辻井伸行×ビートたけし[辻井さんの天才ぶりがわかる映像]Nobuyuki Tsujii x Takeshi Kitano
[Video showing Tsujii's first genius]

どの方もそうなんだと思います。
その方の人生の経験、体験
そしてその時の心が記憶しているものが
表現されているのかもしれななあ
そんなふうに感じました。

ということで、
今日は、リストの若き日の情熱的な作品「ラ・カンパネラ」
を聴き比べる
でした。

 
 
 
 


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