さくら日記でございます。

うれしいこと、楽しいこと、わたし的オススメ品などなど
書かせてもらってます。読んでいただけたらとっても幸せです。

★現実について知ることからはじめようと思います。 「双極性障害Ⅱ型」

2020-10-29 23:06:05 | 「その他」

お疲れ様です。
みなさまお元気でしょうか?

今日はこの動画のご紹介です。
もう1年くらい前に
双極性障害と戦っている
高校生の女の子と関わる縁があり
なんとか少しでも良くならなかなあ
と試行錯誤していた時期がありました。

見た目はまったく普通の女の子
話も普通にできるし
仕事なんかも普通の人よりは
もしかすると手際よくこなす方だと思います。
特に好きな絵を書いているときは
私などでは考えられない集中力を発揮し
素晴らしい作品を生み出します。

ですが、病気の影響なのか
育ってきた環境のためか
それとも、もともとの性格のためか
それについては
本人にもわからない状況ですが、

良好な人間関係を続けることに
かなり苦戦
していました。

彼氏が出来たときなどは
それは嬉しそうな顔で
日々過ごしているのですが
それも長くは続きません

関係が悪くなると
どん底の状態なのでしょうか?
何もできなくなり
生活のほとんどの時間は眠っている
ような感じです。

そうなると何もすることができなのでしょう
部屋も荒れ放題となります。

そして、良くなったり悪くなったりを繰り返していましたが
最終的には部屋に引きこもった状態になり
年齢的な制限もあり
複雑な事情はありましたが
実の母親のところに戻ることになりました。

時折、今はどうしているのだろう
元気にしているのだろうか
と思い出すこともありますが
実際は、連絡手段も無く
何もすることができない状態です。
幸せに暮らせることを祈るばかりです。

今回たまたまこの動画を見て
当時、何とか彼女の力になれれば
なんて思ってましたが
彼女について何も理解していなかったことが
わかったそんな感じでした。

すいません
前置き長くなりましたが
本題に入りたいとおもます。

まずは、その動画ご覧下さい。

気分の浮き沈みをなんとかしたい


◆双極性障害について

昔は「躁うつ病」と呼ばれていた病気で
躁状態とうつ状態を繰り返す障害


ネット情報から引用すると
----------------------------------------
双極性障害は、
精神疾患の中でも気分障害と分類されている疾患のひとつです。
うつ状態だけが起こる病気を「うつ病」といいますが、
このうつ病とほとんど同じうつ状態に加え、
うつ状態とは対極の躁状態も現れ、
これらをくりかえす、慢性の病気です。

----------------------------------------
とのことです。

これにはⅠ型、Ⅱ型というのがありまして

・Ⅰ型
 波が上のとき
 極めて気分が高揚して行動も活発になる状態
 すごく自分に自信が湧いてきたり
 あまり寝なくても平気だったり
 饒舌になったり、衝動的な行動をしたり

 波が下のとき
 何をするにも億劫で
 判断力が低下して
 自殺を考えたりする状態

・Ⅱ型
 波が比較的ゆるやか
 躁状態のときに上がり方が
 Ⅰ型にくらべてそこまで上がらない

そして、その中でも軽躁状態については
本人も自覚できなくて
診断が難しい
気づいたときには手遅れで
もう落ちるしかない状態になりがち

そんな状態です。

◆双極性障害Ⅱ型体験談

では、動画より彼女の体験についてです。

<はじまり>

はじまりは
日常生活がパサパサし始めたと感じ始めたころ
からでした。

楽しかったことが楽しくなくなって
何もかもつまらなくなって
やる気が無くなった

でも原因がわからない

誰かに相談しても
何で?と聞かれるけど
それに答えることもできず
そんなこともあり、誰にも相談できなかったそうです。

また、この症状については
勝手に自分の精神が軟弱なんだろうなあ
なんて思っていたそうです。

<「双極性障害Ⅱ型」と診断される>

授業中に息ができない
吐き気がする
などの
症状が体に出始めました。

そして、体に症状が出ることが
メチャメチャストレスになり
授業にも集中できなくなり
学校へ行くのもしんどくなってきます。

それでも学校へ行かなければいう想いがあり
自傷行為とかをやりながら
登校を続けていたあるとき

親しい人が私の症状を見つけて
早急に医者に行けというになりました。

それで、医者に行っていみると
「双極性障害Ⅱ型」と診断されました。

自分的には
まわりの人は元気なときは
ただ元気なだけに見えると言うし
私も元気なときの姿が
私のあるべき姿だと思っていた
ので
正直、その診断は違うと思ったし
その状態が病気と言われるのが
とっても嫌だった
そうです。

<陥ってしまった体験>

その後、安定した時期もありましたが
進学も出来、バイトも始めます。

ですが、この時に小さな事件がありました。

メインのスマホ以外に
もう1台スマホの契約をしてしまう
そんな出来事がありました。

どうもその理由は
「父親からもらったスマホでは
 うしろめたいことができない」
「後ろめたことがしたかった」


そんな気持ちがあったから
そんなふうに彼女は語っています。

事件なんて大げさに書きましたが、
その時点では
後ろめたいとこに使うことなく
就活を行い
みごと就職もできました。

ですがその後です。
せっかく就職できた会社を
1ヶ月でやめてしまう
ことになります。
そして、その後2ヶ月間何もできな状態になってしまいます。

流石にこの状態で
焦りがあったのだと思います。
その揺り戻しなのでしょうか?

バイトを2つ掛け持ちではじめました。
お弁当屋さんの厨房と
スーパーの品出しです。

そんなある日
バイトの帰りでナンパされたそうです。
そして、たまたま声をかけた
男性が好みのタイプだったこともあり
そんな雰囲気になりました。

ですが、その出来事の後に
彼に連絡が取れなくなりました。

いわゆる、ヤリ捨てされた
そんな状況になってしまいました。

以外とそのときは
それほど傷ついた自覚は無かったようです。

それまでは、好きな人とでなければ
そんなことはしないという貞操観念があったのですが
その出来事以来
それから解き放たれてしまったのでしょうか?


本人の言葉では、
「私が清く正しく生きる
 なんて馬鹿馬鹿しいなあ
 腕もズタズタだし
 頭もおかしいし
 私なんかが普通の恋愛をして
 普通の家庭を築けるなんて
 望めるわけ無い
 だったら好き放題やってやろう」

そんな言葉が語られてました。

そして、その時に軽躁状態に入り
うしろめたい事をするための
スマホでマッチングアプリ
を始めて
しまいます。

双極性障害Ⅱ型の中の
性的逸脱行為

ってのがあるのを知っていて
それは軽躁状態にあると
自覚しているにもかかわらず

その行為へと進みます。

「そもそも
 私の存在自体が間違っている
 と思っていたから
 行動を間違ったところで
 だから何
 私が私のからだをどうしようと 
 誰も傷つかない」

その時の想いをこんなふうにも
語ってました。

その後
2つのバイトをこなし
男性と付き合うという生活は
体力的にも限界になり
あるとき突然
何もできなくなってしまいました。

そして、バイトもマッチングアプリもやめて
完全な引きこもりになりました。

その後については
また安定した状態を取り戻しているようですが
軽躁状態のとき
男性との体験は防衛本能からでしょうか?
名前、顔を思い出そうとすると
頭にモヤがかかり
それは思い出すなという
声が聞こえるそうです。

そして、何よりも
その後には大きな後悔が残った
そうです。

それはこの2つ
軽躁状態の時にやって後悔したこと
・散財
・性的逸脱行為

そして動画の最後には
双極性障害と診断された方は
軽躁状態の症状を
慎重に考えたほうがよい
とのメッセージもありました。

動画から
いろいろと書かせてもらったら
ちょっと長くなってしまいました。

あなたは
このような状況で
戦っている子たちがいることを知り
どのように感じたでしょうか?

ということで
今日はちょっと重たい現実のテーマですが
現実について知ることからはじめようと思います。
「双極性障害Ⅱ型」について
でした。

 
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿