お疲れ様です。 皆さまお元気ですか?
こちらは、少しづつ歩けるようになってきました。
ですが、まだまだ、みんなが歩いているスピードとは程遠い感じです。
少し、焦りもありますが、しかたがありませんね。
マイペースで進みたいと思います。
今日も健康第一でお過ごし下さい。
ということですが、今日は先日、図書館から借りてきた本です。
心臓外科医で順天堂大学医学部附属順天堂医院院長の
天野篤さんの「これからを生きる君へ」です。
天野篤さんといえば、
2012年に天皇陛下の心臓バイパス手術を執刀したことが 有名ですね。
1万人以上の手術にたずさわり、患者さんから命を預けられ、
それと向き合ってきた人生。
そしてその中の経験、
さらに子供の頃の経験、
数々のエピソードから感じた大切な事を
メッセージとして綴ってます。
シンプルでわかりやすく、読みやすい内容でした。
「これからを生きる君へ」のタイトルの通り
若い方が読まれると、今後の人生の栄養になる そ
んな気がしてます。
ほんとうに沢山のメッセージが詰まっているのですが
その中から少し
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子どものころは、勉強が得意だったためか、
あまり失敗した経験がありませんでした。
ところが、大学受験を機にマイナス体験を重ねるようになりました。
「なぜ自分だけが・・・」そんなふうに思えることが連続したのですが、
振り返れば、命を取られるほどひどい体験でもありませんでした。
突き詰めて考えてみると、結局、自分が悪いということがよく理解でき、
納得できたのです。
あらゆる問題は、自分自信の問題なのだと。
人に頼ったり、
人のせいにするのではなく、
すべて自分で解決しなければならない。
そう思えるようになったのです。
次が待っているという使命感が先に立てば、心は決して折れません。
やはり、若い人には逆境に負けてほしくないと思います。
つらくても生きてほしい、心からそう願っています。
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何かに行き詰ったとき、
辛くてしかたがない、
なんとかそこから脱出したい
そんな気持ちでいっぱいいっぱいになり
人のせいにして、そこから逃避する
そんな時はありますか?
そこから逃げるな。とは言いませんが
目を背けてしまうと、原因は確実に遠ざかっていると思います。
出来る範囲で構わないと思いますが、
なるだけ、その事実と向き合うことができれば
めちゃくちゃ辛いですが、ベストな方向へ向かう確率が 高くなる。
そうすることで、扉は開き、新しい道へ進むことができる。
少し、大きくなった自分に出会える。そんなふうに思います。
そして、その勇気が達成されたときいは 天野先生が言う
「最大のピンチと思ったときこそ、その次がチャンスなのだ」
ということになるのではないでしょうか?
他にも沢山メッセージがあります。
天野先生が人生を振り返り、失敗を繰り返しながら得た
「ブレない軸の作り方」
これを読むと、
どうしたら、心が折れないのか?
ここ一番のとき、どのように振る舞えばよいのか?
そんなテーマについて少しわかるかもしれません。
ということで、今日は天皇陛下の心臓を手術した
天野篤さんの本「これからを生きる君へ」をご紹介しました。