変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

発症日

2021-02-21 11:36:00 | 保存療法

昨日の風は強かったですね
今日は、風もなく20度以上の気温になると予報されています
今週は、コロコロと気温が変わるようで 体調には気をつけたいですね


今日は、変形性股関節症のお話です
私の個人的な 独断と偏見に❔満ちているかもしれない が
今までに経験したり 知識として入ったり 周りの同病の方々から
聞いたりしたお話を書きます。

変股症の患者さんの多くは、中年になられてからの臼蓋不全 
屋根が浅い 方々が大半ですが

生まれつき 先天性の方
私のように 原因不明の方
美空ひばりさんのように 大腿骨骨頭壊死の方

それぞれ違います

先天性股関節脱臼については、完全脱臼したままで生育した場合は、
厚生年金保険の期間外発病となりますが、
それ以外のもので青年期以降になって変形性股関節症が発症した場合は、
症状が発症した日を発病日とします。
と規定されています


発症日について 考えてみました

私の場合は
45歳前後の時から腰が背中が痛み、舞台を控えたレッスンの時に
動かし辛さがあり、整骨院へ行き マッサージや鍼 電気を
そのうち 膝も不調に 正座ができなくなり
だんだん歩行も困難にその後の
2ヶ月間は、指導は口だけに レッスンも見学に

徐々に動けるようにまた、なり それでも これはおかしい
骨盤がずれて 左右の股関節が と 私の後ろでバーレッスンを
うけていた友人が先生に報告
しかたなく 整形外科受診すると
美空ひばりさんと 同じ病気と告知 された

45歳~47歳までの2年間 多分 発症していた のだと
思う。
徐々に徐々に 体が悲鳴を上げていたのを無視して それでも
股関節以外の 骨と筋肉が丈夫だったから こそ、替わりの
役目をしてくれて 代償動作 を頑張ってくれていたのだが
とうとう 背中が腰が膝が

そして、47歳の告知へ

それでも、2ヶ月休んだら また性懲りもなく 動く
動けたから動く
5年間は 若い人と混じって 朝から晩まで 家庭を顧みず
子どもはおばあちゃんに ご飯は夫に
私は、買い物と掃除と洗濯だけ の日々

そんな生活も長く続かず 2005年に 
手術さえすれば また元のように 踊れる という
幻想を信じて 2ヶ月も入院 骨をいじったから と医師から
寝たきりの療養へ

両松葉杖で退院 そこからは 泣きの涙の生活の毎日
一年リハビリするも 舞踊家の世界には戻れず 引退へ


私のように いつまでも引退しないで動き続けていなければ
発症しなかったかも しれない
ほどほどの運動では 体を壊さなかったかもしれない

たらればを言っても仕方ない

皆さんの場合はというと

引っ越しをして無理をした
子どもの子育てで
海外旅行で毎日1万歩以上歩いた
介護をして
テニスをして バトミントンをして ゴルフをして

などなど、数日経てば いままでは元に戻っていた筋肉や骨
が、、、
2年前のあの行為 動作 の蓄積が 何かの原因とともに
発症する とある医師は 言っていました

10代 20代での発症か
30代の子育てで
40.50代の 旅行で引っ越しで
60代の親の介護で
70代 夫の介護で

80代で 発症し83歳で人工関節置き換え術をなさった方も
知っています 10年以上前の話なので 今は残念ですが
亡くなりました
とても良好でした きららの体操教室へも長くご参加
くださいました

友達の友達のお母さん 80代で人工にして海外旅行して普通に
歩けたそうです ただし、荷物は家族の若い方が
普通に歩けていて すぐに手術の場合 
80代でも 筋肉.骨 そんなに崩れていませんから
歩行も 昨日まで歩いていたのですから 
ハコウなく 普通に杖なく 歩けます
それも1万歩以上


比較的、お仕事で歩くことがメインになっている場合は
痛みがあるので 保存で我慢するよりは と 人工に
そんな時は 手術後の予後も良好 です
それは、年に関係ありません
だから、臼蓋不全でも 一生死ぬまで発症しない人もいます
遺伝的に骨が 先祖と似る方もいます
妹は大丈夫 自分だけ変股症という方も
おばあちゃんが変股症 母親は大丈夫 という方も

オムツで変股症 臼蓋不全になった方も います

どのくらい 傷めた期間があるか❔
今の症状の具合は❔
体の開き 屈曲 伸展の 角度は 
が大切です

人工に替えると
開き 屈曲 伸展 共に 20度~30度の改善はありますが
それも、手術する ステムの品種や 入れ方 や 禁忌が
あるかないか など
一概に 言えません

一人の人の 股関節の構造も
左右対称 ではなく 右が上手く言ったから
それでは左も と替えても 不具合の方も
一件目の病院が不具合だったから 2軒目は 違う病院で
手術された方もいます

両脚一度に置き換えても
悪かった脚の方が 思うように リハビリ快復 しない という
こともあります


ウインドーショツピングのように 医者をてんてんと
される方もいます

それぞれが それぞれに 考えて 頑張っています
そういう病気です

不安になって 悩むことはありません
悩むけど・・・

元気を出して 自分だけではない という事実に目を向けて
笑顔で頑張りましょう

手術するのもしないのも あなたの人生



         『変形性股関節症に負けないでね!』

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