
■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 7月5日 ◆「がん抗体医薬」開発加速する日本の製薬業界 ◇歴史に学ぶ経営 ◇高山寺と栄西禅師 ◇経営コンサルタント起業体験記
「老いぼれていては困ります」
お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。
お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。
■【けふのつぶやき】
◆ 「がん抗体医薬」開発加速する日本の製薬業界
「日本の技術は高い」と思っていましたが、その中で製薬業界は、海外の巨大企業には太刀打ちできないレベル、といいますと言い過ぎですが、けっして強くはないようです。コロナのワクチンでは、日本は後塵を拝してしまったことからも推測できます。
製薬企業の開発が活発な領域のひとつが「がん」です。その中で注目が高まっているのがモダリティー(治療手段)として「抗体薬物複合体(ADC)」があります。
ADCは、抗体と低分子化合物を結合させた抗がん剤です。がん組織の分子と抗体が結合してがん細胞を狙って攻撃します。そのため、副作用を抑えながらも、高い治療効果が期待できます。
国内初のADCで大きく成長している第一三共が開発・販売しているのが、乳がんなどの治療薬です。英アストラゼネカと提携により、実現できています。
弱い分野での、グローバル視点での提携を、製薬業界だけではなく、すべての業界・業種で取り組むことが必要です。一方で、日本らしさを失わない定型ということも重視して欲しいですね。
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「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・
■【一口情報】 ニューヨーク万博
1939年4月30日から、ニューヨーク万国博覧会(New York World's fair、 New York Expo 1939)が開催されました。会場となったメドウズ・パークは、ニューヨーク市の東の端にあるフラッシング地区にあります。
私が、ニューヨークに赴任したのが1970年の12月ですので、万博を見ることはなかったどころか、私自身が生まれてもいませんでした。フラッシング地区というのは、私が滞在していたころは、日本人の居住者の多い地域でした。
娘がそこで誕生したので、娘は日本国籍とアメリカ国政の両方を持っています。娘が誕生した直後には、私の母を日本から呼び寄せ、4人でこの公園に来ることもしばしばありました。母は、いまだにメドウズ・コロナという名前を覚えていて、時々思い出話の中で出てきます。
ピクニックをする人も多く、中にはバーベキューをする人達もいました。公園の中央には池があり、その畔近くには万博のシンボルである地球儀があります。小さな動物園には無料で入場できます。パースリーのゴルフのショートコースもあり、パターの練習を兼ねて時々ゆきました。
■【評判の良いブログ】
最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。
◆ 歴史に学ぶ経営
「歴史は繰り返す」という名言があります。
それとともに、「歴史から学べ」という名言もあります。
経営の視点で歴史を見ますと学ぶべきことが多いです。
たとえば、上杉鷹山を例にとってみましょう。上杉謙信を知っていても上杉鷹山を知らない人というのは意外と多いです。しかし上杉家は新潟から山形に移封になったときに、石高に比較して、旧米沢藩の家臣を含めますと、家臣の数が急激に増えることになりました。
上杉家では伝統的に人を大切にすることが、上杉謙信以来続いてきています。その理念から旧米沢藩の家臣たちを放浪することなく、そのまま雇い続けたのです。結果として財政は急激に悪化いたしました。
上杉家と言う名門の家系を重んずるがために、対面的なことを重視してきましたので、その面でも出費がかさんでいました。ますます藩財政は厳しくなっていったのです。このままでは、米沢藩は財政破綻をしそうになったこともあり、八代藩主上杉家重は、藩の返還すら考えました。
九代藩主となった上杉鷹山は、藩財政改革をやり始め、その窮地から救いました。その手法は、わたくしたちコンサルタントにも通ずるものがあります。故ケネディ大統領が就任の挨拶の中に、鷹山の言葉をもとにした考え方が織り込まれていることは広く知られていることです。
鷹山の事例にもありますように、歴史を学ぶことによっていろいろと考えさせられるきっかけになることも多く、また参考になることもあります。このことから「歴史に学ぶ」というブログを連載しております。
【心 de 経営】 歴史に学ぶ経営
http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-47.html
■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業体験記
私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
http://keieishi.blog.fc2.com/blog-entry-21097.html
【これまでお話】 バックナンバー
https://ameblo.jp/keieishi17/theme-10071238226.html
■【経営コンサルタントの独り言】
半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ 高山寺と栄西禅師
栄西と高山寺は切っても切れない縁があります。
高山寺といえば、鳥獣戯画が有名ですが、栄西が持ち帰って茶の種をもとに茶が栽培されたのが高山寺なのです。
高山寺には、日本で最初の茶畑があります。
高山寺写真
http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/kyoto/kyoto_kousanji.htm
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◆ 長雨と雲の流れ
梅雨は、2022年のように異常に早く開けることもありますが、台風などで長雨になることもあります。
そのような時期は、傘を持っての早朝ウォーキングをすることがおおいです。
久々の青空が見えたときには、吸い込まれるような思いがし、見入ってしまうことがあります。
低層の雲は西の方向に、中層の雲は、それよりやや北向きに流れていました。
高層の雲は、留まっているのかと思っていましたら南東方向にゆっくりと流れていました。
雲は同じ方向に流れるものと思っていましたが、高さによって流れが異なることが多いのでしょうね。
思い込み、決めつけはしてはいけないと自分に言いきかせていますが、この様なところで馬脚を現してしまいました。
詩になるような光景ですが、詩心のない文章で、お粗末様でした!
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