窯元日記復活

休館中の大阪市東洋陶磁美術館から『木葉天目茶碗』

休館中の大阪市東洋陶磁美術館から『木葉天目茶碗』。





大阪市立東洋陶磁美術館 収蔵品検索から

指定物件時代1時代2窯高(cm)口径(cm)重量(g)コレクション名
重要文化財
南宋時代
12-13世紀
吉州窯
5.3
14.7
182
安宅コレクション

江西省の吉州窯の天目茶碗は、胎土が白く、土が緻密であるため、薄づくりで高台の小さいことが特徴です。見込みに本物の木の葉が焼き付けられていることから、「木葉天目」と呼ばれています。木葉の葉脈まではっきりとみることができ、木葉天目中の最高傑作として名高いものです。ここでは桑の葉が用いられていますが、その背景として、桑の葉は禅に通じるという思想があったといわれています。木葉の向かい側には梅花文などの貼金装飾の痕跡がかすかに確認できます。加賀前田家に伝来したもので、金製の覆輪(ふくりん)が付属しています。


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