窯元日記復活

佐伯祐三「ライフマスク」『佐伯祐三-自画像としての風景』から大阪中之島美術館

『佐伯祐三-自画像としての風景』から
大阪中之島美術館の会場に入ると石膏の「ライフマスク」が展示されている。
一瞬デスマスクかと思ったが・・23歳の時。
大阪展の目録には無いが、東京展の目録にはある。0番として・・。カタログにも無い。
「  0 ライフマスク  1921年頃 石膏 大阪中之島美術館 」



参考として
2008 > 資料 田中善明 佐伯祐三展 図録
「資料
(田中善明)
資料1
ライフ・マスク
Life Mask
1923年
石膏
26.0×14.5×9.0cm
笠間日動美術館
 下落合のアトリエを自力で増築していたころにこのライフ・マスクはつくられた。親友の山田新一と木下勝治郎の話によると、佐伯自身が材料を用意し、制作をすすめたという。そして、石膏から顔を出した佐伯の表情は、まるで死を予感させるような、何か見てはならない形相をしていたと回想した。ライフ・マスクの原型は、傷みがひどいため1960年代後半に、彫刻家の井上武吉が石膏で複製し、ブロンズ3点を製作した。

 佐伯が亡くなった直後、山田新一はデスマスクの制作を彫刻家の日名子実三に依親したが、入院中食事を受けつけず点滴だけを受けていた佐伯の壮絶な容貌は、とてもデスマスクをとれる状態ではなかった。





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