森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

2010年第4回定例12月議会閉会 地球温暖化特別委員会提言書提出

2010-12-27 23:38:30 | 議会活動
 山野新市長初の議会は、マスコミの注目の下での定例会でもあった。今日は、午後から本会議が再開。補正予算案を賛成多数で議決した。マスコミはつっこんだ政策論争が足りなかったと報じたようだが、政策的争点は市長の安全運転で前面化しなかっただけだ。
 会派が提出した意見書案については、調整会議(政調会)を経て本会議採決となった。我々が提出していた「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に関する意見書」は、三会派提出で全会派共同提案となって全会一致採択となった。農林漁業が、新成長戦略の犠牲になって、食料安全保障にも懸念が生じる協定には反対である。これが金沢市議会の総意となって政府に申し立てられることになった。自民系が提出していた「北朝鮮の砲撃に関する意見書」には、「外交努力」の推進を加えさせ賛成に回って全会一致で採択となった。「領土領海の保全に対し毅然とした外交を求める意見書」は排外主義が色濃く、採択に反対した。この問題には共産党は前のめりで賛成討論まで行った。旧ソ連との対立が背景にあると思われる。そのほか共産党から提出されていた「大企業向け法人税引き下げの撤回を求める意見書」、「介護保険制度に関する意見書」には、賛成したが、少数否決で不採択とされた。

 ところで、本会議に先立って、午前、地球温暖化特別委員会の提言書を山野市長に提出した。昨年度の同特別委員会が総論的な提言を出したことを受け、我々はバイオマスによる循環型まちづくりを特化し、加賀市の生ゴミ堆肥化事業を視察した。金沢大学の環境研究センター鈴木克徳教授の講演も受けたことは報告してきた通りだ。内容については、電子データを事務局から入手してから、ウェブサイトに掲載したい。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。