森かずとしのワイワイ談話室

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禮山郡訪問団 李光壽 民族音楽院一行

2007-06-05 09:51:14 | 平和のために
 6月1日から昨日4日まで、ユン・ボンギルの生地、韓国禮山郡から20人の訪問団が来訪しました。野田山史跡への訪問、市長への表敬訪問のほか、メイン行事は世界的なサムルノリ演奏者李光壽率いる民族音楽院一行による地震被災地門前での慰問公演、百万石まつりおまつり広場での交流公演でした。門前での慰問は、梶市長が心のこもったあいさつをされ、民族音楽院も全身全霊の演奏を披露しました。災いを鎮め、人々の心を慰撫する精神性がサムルノリにはあるとのことです。

 一行すべてが、われわれ日本側の懇切なもてなしに感謝していました。尹月進会会長、禮山郡副議長、行政官、李光壽民族音楽院長はじめ、この二年間の訪日公演の意義を深く理解し、とりわけ親密度を増した私たち市民との交流に感謝の気持ちを何度も表明して、再会を約して戻っていきました。歴史認識の共有を基礎とした平和友好交流事業の意義は、年々高まっていると思います。
 
 これで、二度、薄謝で民族音楽院に演奏してもらいました。一切彼らは、そのことに不満を言わず、まさに全身全霊で演奏してくれました。世界的に評価を高め、演奏旅行を行っている彼らに、そろそろ、それなりの公演料が支払えるような、興業公演の機会をつくるべきだと思うようになりました。歴史と平和をコンセプトに、日本の太鼓との競演なども織り込んだピースコンサートといったイメージです。平和運動諸団体、グループ、市民文化団体、在日団体、外国人市民、様々な人々が結集する実行委員会方式です。 また、仕事を増やすのか!と方々からブーイングになるかも知れませんが・・・。

 様々な方々のいろいろなお骨折りに感謝します。本当にありがとうございました。

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2 コメント

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釈明 (半沢英一)
2007-06-06 07:37:07
森さんが「また仕事を増やすのか!とのブーイング」と言っているのは、日曜日に運転手と歓迎会の司会をやらされた私の、司会冒頭挨拶での「森かずとしは人使いが荒い」とのジョークがもとになっているような気がしました。余計なことを言ったようですが、「人使いが荒い」人に、多くの人が喜んで文句も言わずに(言ったのは私だけか)使われているのは、それだけ森さんが信頼され、支えなければならないと多くの人が(私もふくめて)思っているからだと思います。これにこりずにまた声をかけていただければ幸いです。
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痛み入ります (森 かずとし)
2007-06-07 00:04:19
いやあ、冒頭あいさつのことは知りませんでした!皆さん自身の問題意識や思いを信頼して、ついお願いしてしまうのです。
 お心遣いに痛み入ります。ありがとうございました。
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