森かずとしのワイワイ談話室

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日米合同軍事演習抗議!早朝からのシュプレッヒコール

2011-07-06 11:20:39 | 議員活動
 5日、また早朝4時。今度は小松航空自衛隊基地に向かう。荒らすかで行われる日米豪合同軍事演習に小松基地からもF15が参加する。これに抗議するためだ。平和運動センターと小松現地の爆音訴訟原告団が呼びかけた。
 5時に出発すると伝えられていたが、その時間になっても離陸しない。事情はよくわからないが、アラスカ上空での集合時間から5時発でないと間に合わないと聞いていた。抗議でとりやめ これはまさかだが、日本の領海を越えての合同訓練だ。一体何が行われるのか分かったものではない。空爆訓練なんぞやらないだろうな。「専守防衛」に「空爆」はどうも整合性が採れない。しかし、それも確かめようがない。

 金沢に戻って、8時から第107回目の「社民党の声」で松村町交差点に立った。4ヶ月ぶりだ。原発震災の実態と脱原発への道について、盛本、山本、清水各議員とともに訴えた。今朝の新聞報道でも、福島県浪江町の赤宇木地区が極めて高い放射線量を検出していて、被災直後は150μsv以上あった線量を現地住民は知らされていなかった。今も年間線量に換算して100msvという。子どもたちの中に鼻血が出やすいとか下痢とか急性障害が疑えるような症状も出ているとも聞く。情報も対策も未だ霧の中だ。その象徴が松本復興担当相の暴言と辞任だろう。情けないでは済まされない。そしてもっと済まされないのは、こうした被災者を保護するしくみが霧の中にある中で、玄海原発を突破口に原発再稼働の動きだけがはっきりと見えていることだ。

 電力が主体か国が主体か・・どちらでもよいが、株主総会でも真剣さがない不誠実な態度に終始している。北陸電力の株主総会をルポした中垣さんの怒りの報告を以下転載しておきたい。

   ー以下 転送ー

あまりのひどさに 報告する気を失っていたのですが、
気を取り直して、報告することにします。

北野進さんは、株主総会の前日、ブログ『いま珠洲がおもしろい』に、
「明日は注目!」という題で、こう書いていました。
http://blog.goo.ne.jp/11kitano22/e/b232c53085a64175ce5ce0692f0f93c7
「北陸電力の株主は、残念ながら株主提案権を行使できるだけの株を持っていな
いのだが、17ページにおよぶ事前質問書を提出している。去年までのようないい
加減な回答では一般の株主からも抗議の声があがるだろう。」

こう思うのが、常識でしょう。

ところが今年の北陸電力の株主総会では、事前質問書に対する一括回答の時間は
ますます短くなって、たった10分。このところ年々いい加減になってきていた
一括回答ですが、今年は本当にひどいものでした。

とくに電力需給に関する質問には、ほとんど回答なし。
7月、8月の供給予備力が約2~5%ということになっていますが、その根拠が
実はよく分かりません。そこで、その点に関する質問など、需給関係の質問を
いくつも出していたのに、ほとんど無視されました。

大口の顧客に対する需給調整契約に関しても、「その契約量が何万kWあるの
か?」、また「実際に需給調整を発動したことがあるのか?」といった質問にも
全く回答なし。これは、会場でもあらためて質問したのに、回答せず。

猛暑だった昨年夏、「最高電力を記録したときの供給予備率は?」という質問も
回答なし。

これでは、「“原発を動かさないと、夏の電力供給がたいへん”と、全電力会社横
並びで言っているだけで、北陸電力の場合は けっこう余裕があるのかも?」と
推測したくなりますが、本当のところは どうなんでしょうか。

「回答を準備するのが大変だから」と、事前質問書は一週間以上前に提出するよ
うにと、せかされるのですが、こんなテキトーな回答では、質問を前もって提出
するかいが まったくありません。

会場からの質問で、一番に指名された志賀町議の堂下健一さんが「昨年の株主総
会前日に県と志賀町にプルサーマル計画を申し入れたとき、その数日前に起きて
いた制御棒の誤作動を隠していたこと、それだけでなく株主総会でもその事実を
隠していたこと」を指摘したのに対しても、尋ねていることについては回答せ
ず、なぜか「8月に発生したのに11月まで隠されていた制御棒脱落事故」につ
いて、「隠したわけではなく、あれは報告する必要のない事象だった」と、まる
でずれたことを言っていました。

株主からの質問や意見には、全然応えようとしていないけれど、
一つ はっきりとしていたのは、「とにかく原発は運転再開する」つもりである
こと。いったん立ち止まり、脱原発へ方向転換するための方策をさぐる気など、
まったくなし。その気配も感じられませんでした。

また、とても不思議に思ったのは、
いま福島で進行中の惨状を見れば、万が一にも大事故を起こせば、会社の存続が
危ぶまれる事態になることは明らかになっているというのに、居並ぶ取締役のみ
なさんが、あまり危機感を持っていない様子だったことです。あの危機感のなさ
は、いったい何なのでしょうか。
あんな人たちに原発を任せておいたら、ほんとうに危ないと思います。

ほとんどが動員株主のような雰囲気の、前のほうの席で挙手した男性が、何を言
うのかと思ったら、「もし福島のような事故が起きたら、どうすればよいのか、
どう逃げたらよいのか」という質問をしたのは、意外でした。
また、会社の動員株主から、「早く原発の運転再開を」という意見が出るのでは
と心配していたのですが、それは ありませんでした。

それにして、電力会社のような公共性の高い会社が、説明責任をまったく果たそ
うとしない、この現実。
こんなことが許されるのか? いったい何のための株主総会なのか?
虚しさと怒り、それに今年はフェーン現象の暑さも加わり、ぐったりと疲れた
一日でした。

なんだか とりとめのない感想になりましたが、以上 報告です。
総会に参加された方も、外のアピール行動に参加された方も、あなたの体験した
株主総会について、どうぞ投稿をお願いします。


なお、議案提出権を行使するには、合計で3万株が必要です。
あなたも、北電の株主になりませんか。いまだと値下がりして、100株で14万
くらいです。ぜひ、ご検討ください。また、身近なところに、北電の株主さんは
いませんか。「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」に協力してくださる
株主さん、大募集中です! 株主探しにも、ご協力ください。
よろしくお願いいたします。

中垣たか子


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