年越し街宣で０９年締めくくり

　政権交代という激動の年２００９年大晦日、年越し街宣で０９年を締めくくりました。寒波到来、暖冬予想を覆す荒れた天候でした。
　連立政権が閣議決定した２０１０年度当初予算に盛り込まれた社会保障関係事業を政権交代の成果としつつも、最大課題である財源たる累進制強化による税収確保、そして普天間基地移設問題に象徴される日米安保体制を対等に見直していくという根幹問題に腰が引けている点は批判も交えました。

　街宣の後、秋から生活保護受給となった４人の方々の生活の様子を尋ねてきました。それぞれに就職活動も始めていて、まだ実ってはいないものの、前向きな明るい表情を見ることが出来ほっとしました。

　ところで、所属する社民党が連立政権の中にあって、かつ、より先鋭な市民的課題追求の基本スタンスに立つ私自身、まさにいかなる政治的振る舞いを実践していくのか、２０１０年はよりシビアな判断と行動が試されることになると予感しています。
　２０１０年が、皆様にとって良き一年となることを、そして、日本の市民社会がまた一歩前進出来ますことを念じながら、２００９年を締めくくりたいと思います。この一年間も拙いブログをお読み頂きましてありがとうございました。良いお年をお迎え下さい。