全国生活保護問題対策会議が主催する第2回生活保護議員研修会に昨年に引き続き参加した。羽根木プレーパークから午後に移動し、地方議員交流会から横浜に4日間も滞在だ。
生活保護の実務上の諸問題に加え、湯浅誠内閣参事から国が第2のセイフティネットとしてモデル試行する「パーソナル・サポートサービス」について講演があった。ひとり一人の生活困窮者の実情に応じ、就労、住宅確保、生活資金融資、医療支援、生活保護も含めた制度の組み合わせを適切につないでいくとりくみだ。ワンストップサービスという考え方を一歩進め、個人に目を向けた機動的な支援を目指しているという。
権利保障という概念がなかなか実務上に反映されないジレンマの中で、これが実効性を上げるには、意識改革と人材の育成配置が不可欠だ。どの程度の試行が行われるのだろうか。
二日目は、国立人口問題研究所の阿部あやさんが、「相対的貧困」についての最新の知見を披露した。それは社会参加の貧困であり、社会的動物である人間の生存を脅かす貧困だ。
分科会で問題になった昨年から創設された「第二のセイフティネット」総合支援貸し付け、住宅特別手当、訓練生活支援給付、臨時特例つなぎ資金などには制度的制約がまだまだ多く、公的資金による負債者を生みかねない、公的資金による解雇支援への変質という側面がある。政治による雇用労働法制の改革が遅々としている。雇用に対する企業経営の社会的責任がまったく果たされていない。自治体の仕事創設や社会的な仕事出しを地域コミュニティ維持と連関させた新たな発想が必要だと私も思う。
夜回り活動を行い、生活保護者にはアフターケアに努める。私たちにはこの地域での現場経験を積んできている。しかし、それが制度の改革に結びついていく必要がある。少なくとも議員の関わりはそうである必要がある。今年も研修会に参加し、尼崎市議会の社民党議員有志と再開した。公契約条例制定の攻防を傍聴させて頂いた。夕食交流させて貰い、関西のエキサイティングな議論に刺激を受けた。
生活保護の実務上の諸問題に加え、湯浅誠内閣参事から国が第2のセイフティネットとしてモデル試行する「パーソナル・サポートサービス」について講演があった。ひとり一人の生活困窮者の実情に応じ、就労、住宅確保、生活資金融資、医療支援、生活保護も含めた制度の組み合わせを適切につないでいくとりくみだ。ワンストップサービスという考え方を一歩進め、個人に目を向けた機動的な支援を目指しているという。
権利保障という概念がなかなか実務上に反映されないジレンマの中で、これが実効性を上げるには、意識改革と人材の育成配置が不可欠だ。どの程度の試行が行われるのだろうか。
二日目は、国立人口問題研究所の阿部あやさんが、「相対的貧困」についての最新の知見を披露した。それは社会参加の貧困であり、社会的動物である人間の生存を脅かす貧困だ。
分科会で問題になった昨年から創設された「第二のセイフティネット」総合支援貸し付け、住宅特別手当、訓練生活支援給付、臨時特例つなぎ資金などには制度的制約がまだまだ多く、公的資金による負債者を生みかねない、公的資金による解雇支援への変質という側面がある。政治による雇用労働法制の改革が遅々としている。雇用に対する企業経営の社会的責任がまったく果たされていない。自治体の仕事創設や社会的な仕事出しを地域コミュニティ維持と連関させた新たな発想が必要だと私も思う。
夜回り活動を行い、生活保護者にはアフターケアに努める。私たちにはこの地域での現場経験を積んできている。しかし、それが制度の改革に結びついていく必要がある。少なくとも議員の関わりはそうである必要がある。今年も研修会に参加し、尼崎市議会の社民党議員有志と再開した。公契約条例制定の攻防を傍聴させて頂いた。夕食交流させて貰い、関西のエキサイティングな議論に刺激を受けた。