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「北九州若松水切りトマト」

2018年05月20日 06時59分09秒 | 入荷食材

 トマトの美味しい季節になりました!

シェフがお気に入りのとっておきの食材!

北九州若松の水切りトマト。

以前もこのブログでご紹介しましたが、福岡市内の方では、なかなかお目にかからないこの若松トマト。

常連のお客様が、「大切な人にしか紹介したくない」と言って、ご紹介いただいたトマト。

しかも大庭さんという生産者さんの作った若松トマト。

その評判が良く、若松のJAでは、トマトの箱に生産者「大庭さん」のお名前が記載されたものから売れていくそうです。

実際に大庭さんにお会いして、その人柄に惚れ、味に惚れ、

信念を聞き、その方の考え方に共感し、尊敬し、

「美味しさの秘密」を知り、

トマトの季節になると

特別に直送していただいている、とっておきの食材です!

「若松水切りトマト」

驚くほどの甘さ。

手間暇かけて作られたトマト。

その甘さの秘密は水加減。

トマトに与える水の量を、ギリギリまで減らし、枯れない程度に水分をおさえることで

トマトの生命力を最大限に引き出し、甘さを極限まで引き出す。

通常のトマトは温かい環境で、水も十分に与えて育て、苗付けから3か月で収穫できるそうですが

若松水切りトマトの生育期間はその倍。10月に苗付けをして、ギリギリの水を与え、

冬は暖房を入れて気温が8度以下にならないように保ち、収穫。

そうやって極限状態を長く保つことで、トマトの生命力が実に集まり、この甘味が生まれるそうです。

手間暇をかけるうえ、若松という土地は、潮風が吹き、土壌にミネラルが豊富。

北九州で一番降雨量が少なく、果物づくりなどに適した恵まれた大地なんです。

甘味をギューッと閉じ込めた「若松水切りトマト」

通常のトマトの糖度は5~6度。

「若松水切りトマト」は糖度が9度以上。

小振りですが、果肉がたっぷりと詰まったトマト。

ですが、甘いと言ってもフルーツトマトではありません!

原種が桃太郎トマトというところが驚きです!

甘味と酸味のバランスが良く、トマト本来の味と香りが凝縮した「THE・トマト!!」

驚きの美味しさです。

そんなトマト本来の美味しさをストレートに伝えるシェフの一皿!

「若松水切りトマトのクーリー、セミドライ、

モッツアレラチーズとバジルのエスプーマ、熟成蛸、トマトのグリッシーニ」

ぜひ、この季節にお楽しみくださいませ!

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