9月28日(月)
本日は中村調理製菓専門学校にて、講師をしてきました!
なんと、我が母校に講師で行く日がくるなんて・・・(私ではないですが(笑))
7月には、中村学園大学で初めての講師でしたが、
調理師の専門学校での講師も今回が初です!
学校へ入ると、久しぶりのこの空気感!
少し心が引き締まりました!
卒業したのはもう17年ほど前になりますが、
私にとってはちょっと遠回りでしたが、念願の念願の「調理師への道」だったので
中村で過ごした1年間は本当に活気ある、有意義な、楽しい1年間でした。
私が学生時代もそうでしたが、やっぱり中村は「元気がある!」
そう思いました。
講義が始まる時も、生徒皆さんで「よろしくお願いします!」と
そろった大きな声で、挨拶が気持ちよくできる!
調理師にとって、とっても大切なことだと思います!
皆さん一生懸命、授業を受けていました。
今日は、シェフが1昨年前、ルージェ社のフォワグラのコンクールで優勝した
お料理と、九州らしい前菜の1品を実演しました。
授業では、生徒さんに伝えたかったのは、一番は作り方ではなく、
料理人にとって、基礎と礼儀が大切であるということ、
そんな「人として」の心が大切だと。
そして就職を控えた生徒さんには、
「どこに就職したか」ではなく「そこで自分が何をできるか」が大切だと。
そんないろいろな熱き思いとともに、授業を終えてきました。
私は親の反対を押し切って、
大学を卒業した後に、中村に入学させてもらいました。
念願の調理師への道!・・・だったけれども、もしかしたらやっぱり向いてないかも・・・なんて思うこともなかったわけではありませんが、
私の中では、やり始めたことはやりきる!
好きじゃないかも・・・なんて後ずさりするのではなく、
好きになる!とことん好きになる!
そしたら、いつの間にか夢中になっていて、
そこまでくると、疲れなんてふっとぶほどの「やる気」がでてくるものです。
そして同級生には負けてられない!という「負けん気」もでてきて
そうすると自然と、自分の手に「技術」が身についてきて
本当におもしろくなる「調理」の世界!だと思います。
なので、学生の皆さん、いろいろな先生、いろいろなシェフに刺激を受けて、
立派な立派な「料理人」になってほしい!
と、心から思いました。
今日は本当に、なんだか感慨深い一日でした。
中村の先生方、お世話になりました