「Kazu.log」

浄水通りの「Restaurant Kazu」は唐津へ移転準備中です。
現在は移転準備の様子などご紹介いたします!

4月です!

2016年04月03日 17時26分35秒 | なんかいいこと

 4月です!

4月1日は、当店でもランチ、ディナー共に、会社様でのご利用で

新入社員の方を迎えてのお食事のご予約でした。

4月という新年度から、新しいスタッフが加わるということは

本当に気持ちが明るくなりますね。

ランチ、ディナー共に、そんな雰囲気を感じる素敵な会社様でのご利用でした。

当店Kazuにも、アルバイト時代から1年半以上も働いていた中村調理師専門学校の学生が

新入社員として働き始めました!

アルバイト時代とは気持ちを切り替えて、社員としての自覚を持った様子が見え、

こちらとしても気分が新しくなりますね。

そんなKazuを今後とも よろしくお願いします!

というわけで 4月ですが、

さびしいことに、NHKの朝ドラ「あさが来た」が終わってしまいました。

毎朝かかさず見ていた「あさが来た」

私たち女性が、普通に働けているのも、白岡あささん達、あの時代の女性の方々のおかげなんだな、とつくづく胸が熱くなるドラマでした。

最終回であささんが女生徒たちの前で話されていたことは、心に残りました。

「皆が幸せになるための武器は、「ここ」と「ここ」」

と脳を指さし、胸に手を当て

「人の気持ちをおもんばかることのできる優秀な頭脳と、柔らかい心。

それさえあったら、それで十分なんだす。

その分野で言ったら、おなごはんは、決して男はんに引けを取らしません。

いや、男はん以上に大いに使うことができます。

若い皆さんは、これからどないな職業についても、家庭に入っても

その2つがあったら、大いに人の役に立つことができます。

どうか、どうか しょげてなんかいてんと

よー学んで、頑張っとくなはれ」

この言葉、

とっても心に残りました。

私が新入社員でホテルのパティシエになったころは、

東京の本社でも、まだ女性社員は1人しかいなく、

「女性に焼き場から仕上げから、ウェデイングから全部できるか」

みたいな風潮がまだあった時代。

「パティシエ」と聞くと、なんだか可愛らしいイメージですが、

グラニュー糖や粉の袋は1袋30kg。

生クリームなども一度に6リットルから8リットル立ててて、

その大きいミキサーを片腕で担いでボウルに移す、みたいな仕事ばかり。

「女性だから」なんて言い訳は一切無用。

男勝りにやらなければ通用しない世界。

ホテル時代のシェフからも「男」扱い的な・・・。

坂井ムッシュからも「みきお」と呼ばれていました(笑)

でも男性にの勝てるとしたら、あささんが言った「柔らかい心」をもって仕事を進める、ということだと思います。

この朝ドラの半年間、いっぱい元気と勇気をもらいました。

これからも私自身も頑張って、

たくさん夢あるスタッフを育てていきたいと、心から思いました。

頑張ります!


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