4月です!
4月1日は、当店でもランチ、ディナー共に、会社様でのご利用で
新入社員の方を迎えてのお食事のご予約でした。
4月という新年度から、新しいスタッフが加わるということは
本当に気持ちが明るくなりますね。
ランチ、ディナー共に、そんな雰囲気を感じる素敵な会社様でのご利用でした。
当店Kazuにも、アルバイト時代から1年半以上も働いていた中村調理師専門学校の学生が
新入社員として働き始めました!
アルバイト時代とは気持ちを切り替えて、社員としての自覚を持った様子が見え、
こちらとしても気分が新しくなりますね。
そんなKazuを今後とも よろしくお願いします!
というわけで 4月ですが、
さびしいことに、NHKの朝ドラ「あさが来た」が終わってしまいました。
毎朝かかさず見ていた「あさが来た」
私たち女性が、普通に働けているのも、白岡あささん達、あの時代の女性の方々のおかげなんだな、とつくづく胸が熱くなるドラマでした。
最終回であささんが女生徒たちの前で話されていたことは、心に残りました。
「皆が幸せになるための武器は、「ここ」と「ここ」」
と脳を指さし、胸に手を当て
「人の気持ちをおもんばかることのできる優秀な頭脳と、柔らかい心。
それさえあったら、それで十分なんだす。
その分野で言ったら、おなごはんは、決して男はんに引けを取らしません。
いや、男はん以上に大いに使うことができます。
若い皆さんは、これからどないな職業についても、家庭に入っても
その2つがあったら、大いに人の役に立つことができます。
どうか、どうか しょげてなんかいてんと
よー学んで、頑張っとくなはれ」
この言葉、
とっても心に残りました。
私が新入社員でホテルのパティシエになったころは、
東京の本社でも、まだ女性社員は1人しかいなく、
「女性に焼き場から仕上げから、ウェデイングから全部できるか」
みたいな風潮がまだあった時代。
「パティシエ」と聞くと、なんだか可愛らしいイメージですが、
グラニュー糖や粉の袋は1袋30kg。
生クリームなども一度に6リットルから8リットル立ててて、
その大きいミキサーを片腕で担いでボウルに移す、みたいな仕事ばかり。
「女性だから」なんて言い訳は一切無用。
男勝りにやらなければ通用しない世界。
ホテル時代のシェフからも「男」扱い的な・・・。
坂井ムッシュからも「みきお」と呼ばれていました(笑)
でも男性にの勝てるとしたら、あささんが言った「柔らかい心」をもって仕事を進める、ということだと思います。
この朝ドラの半年間、いっぱい元気と勇気をもらいました。
これからも私自身も頑張って、
たくさん夢あるスタッフを育てていきたいと、心から思いました。
頑張ります!