和さんとアオリとフグと・・・。

主に相模湾と東京湾でアオリとフグをこよなく愛する釣り人、和さんの釣り&雑記。

昨日のアマダイ

2010-01-11 12:40:18 | 東京湾
昨日、頭が痛かったのはどうやら身体のシンまで冷え、
風邪を引く一歩手前だったようです。

熱くした風呂に入り、何とか持ち直しました。





さて昨日のアマダイ釣りのお話。



気合いを入れて出船2時間前に着くと、アマダイ船1番乗り。

今日は北風の予報、そうすると日当たりが良い席は左舷・・・。


『ん~~、左舷???。』

北風予報なら右舷が正解、こんな事は誰でも知っている事ですよね。

そうです、ボ-としていたオイラは朝一から勘違い。 

出船間際に気が付いたので席はそのまま左舷艫。



6時から受付が始まりましたが、アマダイ船はオイラ一人。

最小携行人数は3名以上で出船との事。

と言う事は3名集まらなければ、今日の釣りは即中止・・・。 




出船中止を覚悟しブログ用に、夜明け前の写真をパチリ。

ちょっと悲しい気持ちです。








出船1時間前に席札表を見ると、一つ無くなっている・・・。 

でももう一人来ないとダメ・・・。 


そして45分前に見ると、更に3名分の席札がない・・・。 

やっと受付を済ます事が出来、大急ぎで着替えと道具の準備。

正直、 「もうちょっと、早く来いよなぁ~~。」 と思ってしまいました。

が・・・、これで早朝ドライブにならなくて済んだぁ~。

船宿の人間でもないのに来てくれたお客さんに感謝感謝。 




結局、仲乗りさんも竿を出すので、両舷3名ずつで無事に出船。

キャビンにも入らず、 『何処で釣るのだろう。』

と思っていたら、走る、ハシル・・・。 



猿島を超え、観音崎を過ぎ、本船航路を横切り、大貫観音を拝んで、

小1時間掛けて辿り着いた先は館山沖。

この付近に来たのは初めて、海岸線を眺めていると、

いかにもアオリが釣れそうな地形・・・、  

そんな事を考えているオイラがいました。




釣り場に到着すると予報よりも北風が強く吹いています。

釣り辛い中、第1投は水深120m程の深場から・・・。

しかし船中本命からの当たり無し、場所移動で今度の水深は90m位。

左舷胴の間(オイラの隣)は仲乗りさん、軟調竿で置き竿釣法です。

この道具に船中1匹目のアマダイが掛かりました。

型は30cmくらい、そして2匹目も仲乗りさんの置き竿に・・・。


オイラは手持ちで終始誘いを掛けていますが、食いついてくるのはゲストばかり・・・。

誘い過ぎなのでしょうか

正月に買った竿は、思っていた通りトラギスの小さな当たりも分かり感度は抜群。

LT船と言う事で錘は50号を使いましたが、相模湾の80号錘でも問題ないでしょう。

ちなみにリ-ルは身体の事を考え、PE2号を200m巻いた電動です。



オイラの使っている仕掛けの長さは2.2m、潮の流れはよく分かりませんが、

錘を底から1.5m程切り、30秒おきくらいで誘いを掛けます。


大きく上に仕掛けを動かし、餌の沖アミを落とし込んでいくと、

またもやゲスト達と同じ様な小さな当たりが・・・。 

『また、ヒメかな』 と思って合わせると今までと重さが違う・・・。 


途中でも底へ底へという引き込みがあり、『これは本物・・・。』

鯛類特有の引きを味わいながらゆっくりと上げてきます。


穂先の動きを見ていた船長も、 『それは本命でしょう。』

と声を掛けてくれ、仲乗りさんにタモの指示。




無事に差し出すタモの入ったのは、オイラの人生初アマダイ34cm。 




小さいのはカナガシラ、リリ-スしました。




この後、潮が効きだした様で本命もポツポツ揚がりだし、

右舷艫では釣れたトラギスを姥喰いした、1kg位のオニカサゴも獲れました。




オイラの竿にも2匹目が掛かり、これで昆布締めとソティ-の材料をゲット。

後半の2時間は上手く棚が掴めず追釣出来ませんでしたが、
34cmと32cmの2匹を釣る事が出来たのでオイラ的には満足。 





ちょっと、遠近法になってしまいましたが大きさの差は2cmしか有りません。




これで初卸しの竿にも魂を入れる事が出来たでしょう。

結局、仲乗りさんを入れて船中6名で1~3匹、3匹は二人いたようです。




そして沖上がり時間の3時になり、道具を片付け帰路に就きました。 



が・・・、観音崎沖で操舵室に大きな警報音が・・・。 

計器の異常を告げる警報だと言う事で直ぐに機関停止。

『観音崎沖で漂流・・・???。』  



幸いな事にオニカサゴ船やタチ・アジ船の僚船が近くにいたので、

そばに寄ってきてくれました。

15分ほど漂流していましたが、大したことがなかった様で機関復活。 



このトラブルで港に着いたのは4時半。

3連休の中日、それでなくてもこの時間の横横は渋滞必至。 

後は昨日のブログの通り、カミさんの実家に寄ってから疲れ果ててご帰還。 





以上、朝からハラハラした一日でした。





アマダイは、カミさんの実家に昆布締めの調理を依頼してあるので、

今日の夕飯は予定通り昆布締めとソティで頂きます。 




さて、今日はこれから7,000円分の金券を持って、

十日市場のキャスティングに行ってきます。

特に買う物は決めていませんが、期間が切れてしまう・・・。

帰りにはもちろんカミさんの実家に寄って、昆布締めを貰ってきま~す。

ちなみにカミさんのお父さんは、調理師免許を持っている船のコックさんでした。





ps;カミさんは昨日の夜友達と、『工場夜景ジャングルクル-ズ』。

   京浜工業地帯の夜景を運河から眺めるというもの。

   マニアックで、 『タモリ倶楽部』 の様ですね。

   完全予約制で、1月は全て満席だと言う事です。 

   夫婦で昼と夜に、各々船に乗るなんて・・・。 


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2 コメント

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見事ではないですか! (はしけ船長)
2010-01-11 13:55:05
和さん、漂流事件はゾッとしますが大したことなくてよかったですね。アマダイも初挑戦ながら見事な2匹ですね!引きはやはりかなり強かったですか?味は相当なものでしょうね!

さて、こちらは・・・アオリ全船宿相当厳しい1日だったようで。おまけに先輩同行のため、先輩を立てなければならず・・・先輩がスミ1杯しか釣れないので、後輩の私としてはアオリましてやスミ1杯すら釣ってはならず、あえて完全ボウズということで・・・そんな言い訳で、今回は通してもらえるでしょうか?(泣)
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はしけ船長さんへ ()
2010-01-11 16:29:58
俗に言う、アマダイの3段引きが味わえました。
竿が先調子の硬めなので、アマダイが掛かった時はダイレクトに引きが伝わってきて、
面白かったですよ。


アオリは澄み潮の関係か、何処も厳しい状況が続いているようですね。

先輩に気を遣っての完全ボウズ。
分かる様な、分からない様な・・・。
返信する

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