オイラが乗った船は、3号船の左舷舳3番の席。
潮は艫側有利の様でした。
大会は3枚の総重量で競われるので、いかに大型を掛けられるかが勝負。
船頭の立場としては、数が出る釣り場を狙いその中で型を期待するのか、
数は期待出来なくても一発大物が出る釣り場を狙うのか、迷う所なのでしょう。
3号船の船長は最初、佐島沖で竿入れしましたがその後、迷わず大型狙いで
城ヶ島沖まで大移動を決断。
大会なので限られた時間内で、往復の移動に時間を費やすのはかなりの冒険。
30分近く時間を掛けて着いた城ヶ島沖での、第1投から当たりがあります。
釣れ上がるカワハギは型も良いし数も出ている・・・。
水深は50m近くありリ-ルを巻くのがちょっと大変でしたが大正解。
他の3艘は城ヶ島までは来ず、カメギ根辺りで最後まで流していたようです。
ここでオイラも微妙な当たりを捕らえ、26cmをゲット
。
カワハギ特有の金属的な引きを十分に堪能出来ました。
やっぱし、オイラは極先調子の竿が好みですね。
昨日の釣り方としては、
1.根が険しい為、錘で底をトントン叩きながら常に根の上を
錘が渡っていく様に仕掛けを操作。
2.少し大きめのアサリは、水管を取り丁寧に餌付け。
3.誘い方は、餌をアピ-ルする様に1m程誘い上げ、
今度は徐々に誘い下げていく。
まぁ、簡単に言ってしまえば、
1番は、根掛かりしない様に注意した。
2番は、餌付けを雑にしない。例え餌が綺麗な形で残っていても、
針先がアサリから突き出ていないかを必ずチェックする。
ここで問題は3番の誘い方。
食い渋りの時間帯や舳側は不調の為、当たりが無い時間が長くありました。
そんな時に誘い下げていくと、ちょうど錘が着底したところで当たりが出てきます。
後半、この誘い方に代えてから、周りが釣れない時間帯でもポツポツ釣る事が出来ました。
もちろん、そんな事をしなくても針が丸裸になってしまう釣り場もありましたが・・・。
餌の存在を周りにいるカワハギに、いかにアピ-ルするかが正解なのでしょうか
。
ただし、外道は避けて・・・
。
さて、船一を逃した人は大抽選大会。
去年、オイラが引いた抽選番号は2番。
「一桁だからきっと良い物を貰えるだろう・・・
。」
と思っていたら2番は、“カワハギ用25号の錘の詰め合わせ”。
飛び飛びに高額商品が用意されていました。
そして、今回引いた抽選番号は、“1”。
100人近くもいるのに、1番くじ。
当たった賞品は、つり具ヤギタの『夫婦橋かわはぎ180先調子』
去年の“錘詰め合わせ”に比べれば天国と地獄。
ちなみに今年2番くじの人は、“トイレットペ-パ-”でした。
でもオイラは1年にカワハギ釣りを3~4回位しかしない人で、
愛竿“半田丸”を持っているから、カワハギでの出番はないでしょう。
継ないで竿の調子を見たら、鴨居のエビ鯛にちょうど良さそう・・・。
多分、この竿の魂入れは真鯛ですね。