お気に入りを整理していたら、こんな記事にぶち当たった。
暗闇の海に突如現れたミニボート(2021年9月・福井県敦賀市)
以下福井新聞からの転用
先日、敦賀海上保安部の海上保安官が夜間に巡回していると、何も見えなかった海の上に突然ポッと明かりが灯りました。 これは、怖い話でもなければ、超常現象的な話でもありません。 でも、ある意味ではとっても恐ろしい話です!!
海上保安官は、なんだろうと明かりの方に目を凝らすと、それはボートに乗って釣りをしている人。何やら作業をしているようで、しばらくすると明かりは消えてしまい、ボートは再び夜の闇に消えてしまいました。 海上保安官が消えたボートの周りをよ~く見てみると、その辺りの海には明かりを点けずに釣りをしているボートが3隻ほどいて、みなさん、エサを付けるなどの手元の作業のときにだけ明かりを点けていて、その時にだけ写真の様に姿が現れるのでした・・・。
その光景を見た海上保安官たちはゾッとするほどの恐怖を覚えました。 みなさんは、この海上保安官がいったい何にゾッとしたのかわかりますか?
実はこの場所、敦賀港の入り口近くにあたる場所。 国際的な港である敦賀港には、昼夜を問わず、大型の貨物船やタンカー、フェリーなどが出入りしていて、漁船や釣り船の往来もたくさんあります。 これらの船舶は、真っ暗になってしまう夜の海の上では、「航海灯」という灯火を点けて、その見える方向や色で、その船の存在や進む方向を見分けることができています。
では、今回海上保安官が見た、明かりを点けていないミニボートではどうでしょう? 昼間でも小さくて他の船から見えづらいとされるミニボートなどが、夜、明かりも点けず他の船から見つけてもらえるでしょうか? そう、海上保安官は、闇夜に紛れてボートに乗って釣りを楽しむ方々の、その「無謀」な行いにゾッとしたのでした。
せめて、何か棒のようなものを立てて海面からできるだけ高い位置にライトなどの灯火を掲げるなどしなければ、めちゃくちゃ危険です! 本当のことをいうと、ミニボートやシーカヤックなど小さいボートでの夜釣りはオススメしません! なぜなら、釣果よりもリスクの方が高いからです。 ボートの存在に気付かず近くを通った船舶の引き波ですぐに転覆してしまう。最悪の場合ぶつかってしまう。そして、誰にも気付いてもらえない。こわいですよねー!
今回出会ったミニボートの方々には、海上保安官からの熱き呼び掛けによって、何とか理解していただけたようでした。 もう一度言いますよ。 夜の海での無灯火ボートフィッシングは「釣果よりもリスクの方がはるかに高い」! うまいこと言えたから何度も言うんじゃありませんからね!(敦賀海上保安部・うみまる)
昨日のテレビ放送で、タイ釣りシーンで一瞬ミニボートが映っていた。
こんな沖まで来てええのか2馬力と思ったのが第一印象。
免許艇にはめちゃめちゃ厳しい保安庁が、注意だけで済む2馬力・・・。
KAZU1の事故をきっかけに、陸から1海里までとか、定員は1人までとか、万が一の時無事に帰港できる範囲の規制が必要かと思います。