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ボー研隊 KAZOO号が行く

ボート釣りを中心に、日々の話題に接して行きます。

カートップの電動化

2024年09月05日 | 釣具・ミニボート艤装

ボートをカートップ出来る車の車種も限られて来て、だからと今更トレラーで引っ張るのも高速代が中型に

なるしです。

オーバースライダーは優れものですが、だんだん55kgのボートをひっくり返すのが億劫になってきた。

ここから

これが一番力がいります。

進水は降ろすほうなのでまだ何とかなりますが、帰港時は疲れた体で限界です。

オーバースライダーに可搬型のモーターを取りつけました。

以前ヒッチクレーンを電動化にするつもりで仕入れた小型のモーターです。

オーバースライダーが反転するまでかなり力がかかるので、オーバースライダーのパイプを補強しています。

後はハッチクレーンですが、こちらは新素材のロープのタイプを使っています。

ワイヤーと違い収納が楽です。

これで浮かべば勝ちですが、釣果は別です。

電源が大事なので、瞬間大電流に耐える、50Aのシールドバッテリーを使っています。

 

予定では車の寿命まで、後3年半頑張ります。


アーカイブ 2002年4月舵社投稿記事から 続編

2024年06月08日 | 釣具・ミニボート艤装
「本下流カートップボートの艤装」
スーパーショットは一人気ままに釣るには、最高のアイテムだと思います。二重底にアルミプロテクターがあるお陰で、コンクリートで少々擦ろうが大丈夫だし、竿かけも市販品がそのままセット出来るし。6馬力エンジンを搭載すれば余裕の走りで滑走し、いけすやカンコまで付いています。しかしいざ釣りに海に出た時、操船する人の釣りスタイルやら、体格、利き手が右か左かとか、このボートとの一体感はもう釣り竿に次いで、釣り道具の一部だと思います。たとえばポイントを探す時、安全を確認しながら、漁探とGPSを同時に確認したい思いから、まずGPSを漁探の架台に取り付けました。また目の高さで見たいので、市販クランプを工夫し漁探の架台を取り付けています。
また長時間の釣り座の位置も重要なポイントになると思います。釣り座が高いと船酔いしやすいし、滑走したときトップヘビーになりバランスが悪くなります。これも個人差があるため、スーパショット用に販売元のルトルボート社で作ってもらいました。背もたれ付き回転いすの回転金具をはずし、これに矢崎のイレクターを付け、リトルボート社でスーパーショット用に作ってもらったアルミアングルに取り付けています。これはボートが滑走して波間をジャンプしても椅子と腰が固定されるため、安定した操船が可能になります。
FRPボートは勝手に穴をあけ竿立てを作ったり、不要な穴や傷はパテで修復可能だし、自分で修理や改造が出来る楽しいボートです。手入れさえ良ければ10年以上使える経済的なボートなので大事にしたいと思っています。
私のボートのデッキには大きなソーラパネルが貼ってあります。コンセプトは一人気ままな釣りを楽しむのに、なるべくボートを軽くしたいという考えで始めました。太陽電池は夏場の鯛釣りをターゲットに、200wクラスの漁探と電動リール2基の補助電源として活用しております。これは通常なら30Aクラスのバッテリーが必要なところ、入手しやすい10Aの密閉型電池で軽量化を図っています。漁探や電動リールは常時電気は流れていないので、晴れてさえおればその間充電されておりバッテリー上がりを気にしなくて釣りが出来ます。ソーラパネルですが2枚で約10Wの出力が取り出せます。マリン用に加工されたものは約4万円で市販されてますが、パネル単品ですと半額の2万円で入手出来ます。取り付けはパネルとデッキとの間にゴムの緩衝材をひきボンドで固定後、シリコンで防水処理をしております。魚探はH社の200W6インチ液晶漁探を使っています。200Wタイプだと解像度の違いで、水深100Mでも海底の様子や魚影が鮮明に分かり遊漁船の船長になった気分が味わえます。取り付けは、リトルボート社の漁探クランプに矢崎のイレクターを繋ぎ、ロータリー架台を取り付けています。遮光フードはアクリル板で作り、ロータリー架台と一体でねじ止めしています。制作は簡単ですが、倒れたりするとすぐ割れるのが欠点で、現在継ぎはぎだれけになっています。クーラはカンコの上にゴムバンドで止めてあります。またクーラに水道パイプをタッピングネジで取り付けタモ立てにしております。滑走しやすいように、前に重心を置いております。 バッテリーは市販のタックルボックスに12V5Aの密閉電池を2個並列で10Aとし、これに簡単   な充電制御メータを付けています。エクステンションバーは”あめんぼう”という500円の傘の水滴受けを流用しております。タモには1m位のロープでフロートを付けています。これはボートが滑走中に何回もタモを飛ばしてしまい無くした事から、落としても回収出来るように考えました。旗立ては、使わなくなった竿を流用しています。岩場でのアンカーは消耗品で、通販で取り寄せしても重量があるため送料がばかになりません。それ   なら作ってしまえと言う事で、コンクリートで作る事を思い立ちました。溶接も要らないので、身の回りの部品で約1000円で出来てしまいます。あと車のボートの積み卸しがスムーズに行くように、私は車の床に蛇腹のお風呂のふたを敷いて滑らしています。
ハンデイGPSの利用方法ですが、過去に釣れた場所は必ず海図とGPSでポイントをメモリしております。高性能な漁探があれば、GPSでポイント近くまで来ればはっきりと海底の状況が把握出来るのでポイントがずれません。同じポイントをトレース出来るため、流し釣りもポイントをキープしながらの釣りが可能です。取り付け方法は、GPSはボートが動いてないと位置が分からないため、ロータリー架台に木板でステーを作り、これにGPSを取り付けています。

アーカイブ 2002年4月舵社投稿記事から

2024年06月04日 | 釣具・ミニボート艤装
「ボート釣りとの出会い」
私は友人から譲り受けた2人乗りの手こぎゴムボートが、この世界に入るきっかけになりました。初めは50mも沖に出れば怖かったものですが、海に慣れるに従ってだんだん沖のポイントを目指すようになりました。ボート釣りで一番怖いのは風で、特に手こぎの場合風向きによっては帰って来られない場合もあります。私も途中で断念し一番近い海岸から上陸し、ボートを畳んでバスで帰った経験があります。この後4人乗りの手こぎゴムボートを4年経て、晴れて船舶免許を手に入れました。最初に購入したボートは船検免除のFRPボートで、僅か船体1.7mに1.9馬力エンジンで走る、リトルボートでした。このボートで経験した事は、船足こそ遅いですが逆風の中を4人乗りゴムボートを引っ張って走る、手こぎでは出来ないエンジンパワーの偉大さを感じました。またゴムボートの静止安定性も魅力ですが、FRPボートは喫水がある分、風でクルクル回らない、逆風でもしっかり走ると言う事をこの小さなボートで体験しました。またFRPボートの楽しさは自分でメンテナンスが可能だと言う事です。色んな所に穴をあけ、板を張りロッドキーパーを取り付けたりと、釣りに行けない時でも、ボートを自分の釣り専用艇に改造する楽しさがあります。私は初めリトルボートを普通車にカートップし、釣りに行っていました。このボートの形状にも原因があるのですが、高速を走ると風切り音がうるさいのが欠点でした。3年間このボートと付き合い、夏の凪ぎの日なら30分かけて沖合い3km位まで出てイトヨリやアマダイを釣る事が出来ました。このボートでも当時発売になっていたスーパーショットや、大型のゴムボートに負けない釣果を上げていたのですが、最大の弱点は船足の遅さで、凪ぎの日は問題無いのですが、外洋で急に風が出てもすぐには港に帰れない心細さがありました。また早朝一直線にポイントまで走れる、滑走するボートが欲しくなりました。新しくボートを買うに当たって大きな選択子として、FRPボートか、ゴムボートか折り込み式ボートかの選択があります。それぞれの良い点、悪いがあり選択には迷うのですが、最終的には自分の釣りスタイルにあった選択をする事になります。FRPボートは走波性がよく、足下もしっかりして釣り座を構えるには最高のボートだと思います。ゴムボートは水面を走るボートなので、直進性を確保するのに、エアキールに工夫をして、各社特徴のある製品を出しています。なんと言っても制止安定性はゴムボートに勝つ物は無いでしょう。折り込み式は運搬、保管時のコンパクト性と、現地で組み立ててすぐ進水出来るお手軽さが受けています。後は定員を何人にするかで、普段釣りに行くのに一人乗りで行くのが多いのか、二人乗りで行くのが多いのかで選択が変わって来ます。単独釣行が多いのに、大きめのボートを購入してしまって、一人でボートが進水出来ない様な事にならないように注意しましょう。また組み立て式やゴムボートの場合、大きなボートになるほど部品点数が増えるため、組み立てや撤収に思わぬ時間がかかるの事があるので注意しましょう。私の場合は普段の置き場所から、車への収納を考え2分割のFRPボートにしました。その後子供とキス釣りをしたりするのに、3分割のFRPボートも購入しましたが、一人での釣行には殆ど使っていません。部品点数の多さや重量がかさむため、3分割は2分割の倍以上の手間が掛かります。また一体型のボートは、普段の置き場所の確保と、カートップの煩わしさが克服出来るのなら、組み立てる必要が無い分進水までの時間が短縮されます。
FRPボートのメンテナンスは、餌で汚れた部分や金属部分を毎回水をかけて洗ってやる程度で、シーズン中は車に積みっぱなしと言う事もあり大変楽です。

最後の定期検査

2024年05月02日 | 釣具・ミニボート艤装
かれこれ30年乗ったスーパーショット。

中間検査までは後3年。

その後4年でボート釣りを卒業予定です。



今乗っているアウトバックがカートップ出来る最後の車種。

現在9年12万キロ走ってします。

昨年10月車検を受け、もう4年乗るために、結構部品を取り替えました。

来年車検を受けて、4年後廃車と同時にボートも卒業予定です。

ボートを出せるとこが、有料の会員制か、ほとんど無いのが現状です。

もう一台のエボシ320proも同時期に卒業予定です。

その時期か来たら、明石の乗合船でのんびり釣りを楽しむ予定です。

しかし後4年は老骨に鞭打って頑張ります。

BoatClub 過去の投稿記事より

2024年02月29日 | 釣具・ミニボート艤装
「2スト対4スト」
 地球温暖化でのCO排出規制や昨今の環境規制で、今まで私たちの生活を支えて来た旧型のデイーゼルエンジンや2サイクルエンジンが姿を消そうとしています。船外機のメーカも輸出に頼っているため、排ガス規制の厳しいアメリカ対策向けに新製品は4サイクルエンジンばかりが目立ちます。「琵琶湖では2サクルルエンジンは使えなくなる」とかの風評が話題になると、一旦汚染のレッテルを張られた2サイクルエンジンは幾ら技術改良でクリーンなエンジンを作っても売れない憂き目に遭います。私たちミニボートではどうでしょう。要求される仕様は、出来るだけ軽くて馬力があってメンテナンスの良い物だと思います。2サイクルエンジンは、ウルサイ、排ガスが臭い、エンジンがかぶるとかの問題があります。しかし海上で何かあっても電気系統さえ生きておれば何とかなる安心感があります。オイルの一部が排出されますが、マリン用は揮発性の高いオイルを使っているし、ミニボートの場合大型プレジャーの1割程度の燃料消費なので、海を汚す事は少ないと思います。しかし嘗ての車やオートバイから2サイクルエンジンが消えたように、今後エンジンはクリーンで音が静かな4サイクルエンジンにシフトして行くのでしょう。ここで勘違いしてはならないのはエンジンの信頼性です。2サイクルであろうが、4サイクルであろうがメンテナンスがされていないエンジンは故障との隣り合わせです。特に4サイクルは機構が複雑で素人ではなかなか触れない部分も多く、車同様定期的にメーカーにメンテナンスを頼む必要が出てくるでしょう。軽くなったと言っても6馬力で35kgのウエイトがあります。スターンが重くなったミニボートでペラにロープでも絡んだら一苦労です。海上では普段便利な電子部品も一旦壊れると修理が不可能です。混合ガソリンを作る手間が無い分、オイル交換や陸送時のオイル漏れの問題が出て来ます。船長であり機関長でもある皆さん、自分のエンジンはしっかりメンテナンスして海上に出て行って下さい。