GPSには、ハンデイータイプから、プロッタまで、値段もそれなりから、高価な物まであります。
バックアップがとれるタイプには、シリアルポート(RS-232C)でハイパーターミナル等のソフトを使えば簡単にバックアップや地図ソフトでPCでナビが出来る機能があります。
船舶様の規格(NMEA0183)ではその出力でオートパイロットが出来るとなっております。
左の画面は、PCで葵ソニック(SSP-35)のプロッタ出力を出した所です。
今使っているフルノの魚探、FVC-585は1kwの振動子が使えるが、出力はあくまで600Wなので、効果は疑問との解答を販売店から頂きました。
何かほかに遊ぶ事が出来ないかとフルノのHPを見れば、NMEA0183対応となってました。葵ソニックのSSP-35もNMEA0183となってますが、お客様の責任で使って下さいとの、つれない返事。
バージョンも1.5 2.0 3.0とあり、メーカーでは表示されればどれも似たような規格やとの説名です。
電気的な規格もさっぱり解らなかったので手探りでしたが、良く考えるとPCに繋ぐと言うことはRSレベル(+-12V)で通信をやっていてRDの受信データさえFCV-585で貰えたら良い事が解りました。
RSレベルと言うことは最大長15mのケーブルまで取り回しが出来る規格です。
あまりにも線が細いのでTTL(5v)かと勘違いしていました。
それとGPSが衛星を補足出来て無いと出力には何も出て来ないので、室内からは確認が出来ない事です。
アンテナを延長コードで外に出し、繋いで見る事にしました。
フルノの純正のアンテナを買えば5万弱します。
アンテナと言っても、GPSアンテナと復調器が入っているので高額な値段設定だと思います。
腕に自信のある人は通販でアンテナキットを9000円位で売ってました。出力はTTLなのでmaxシリーズのICでRSレベルに変換する必要があります。
FVCシリーズは魚探側にも、プロッタが無いだけでナビの機能が組み込まれている事が分かりました。
SSP-35とFVC-585を繋ぎ電源を入れてみました。
バージョンはデフォルトの2.0のままです。
画面には緯度、経度がちゃんと表示され通信が出来ている事が確認されました。
SSP-35は安くて、軽くて良いのですが老眼には辛いプロッタです。
これからは8型の魚探側のハイウエイモードを使えば、プロッタで航跡を確認しながら、ポイントまで行けそうです。
フルノ側の線は黄色がRDインで緑がRDアースとなります。
目的地の登録も出来ました。
今回も思いましたが、PCとかは規格が公開されているので、いろいろ何とかなるのですが、こういった機器はどうも規格がよく解りませんでした。
確かに民生品を軍事目的で使う国もいるので、難しいかもしれませんが。
フルノのHPでは以下の様に、楽しく紹介れていますので、RS出力有りのハンデイGPSとかでも可能だと思います。
一度接続してみる価値はあると思います。