150M帯はアマチュワ無線機でもワッチ出来るので、港に近い我が家からでも、神戸製鋼加古川製鉄所に入る外国船との交信は聴いたことがあります。
外国船は当然英語ですし、業務無線なので退屈する内容です。
これが全く関係無いと思っていたのですが、最近の舵社の記事や、広告で皆さんも非常用無線として法改正があったのはご存じでは無いでしょうか。
メインチャネルは海上保安庁も含め傍受しているので、非常チャネルとなっています。
アマチュワ無線と一緒で、メインで連絡が取れたらサブチャネルに移動する必要があります。
業務無線なので、原則釣果報告等の個人的内容は目的外通信となります。
海外では100$ほどで販売されているようですが、逆輸入では局の免許が容易に降りないので、2万円前後の技摘証明付きのメーカー製を買うはめになります。
この点はアマチュワ無線の方が歴史があるのでリーズナブルな対応が出来ます。
取りあえず5W機で3級、25W機で2級特海技の免許が必要です。
以前は5W機でも5年毎の検査があり面倒だったのが、省略されたようです。
25Wは継続検査があるようで、今まで通りなら管理局立ち会いで高い検査料が徴収されます。
無線機が2万円前後で手に入るなら、お守り程度に持っていてもよさそうですね。
しかし144M帯でアマチュワ無線をやっている人は実感すると思いますが、5Wハンデイー機同士では、海上でも3kmを超えたら雑音が多くなり厳しいでしょうね。
またFMは弱肉強食だから、混雑した海峡ではつぶされて交信不能かも。その時は携帯ですかね。
しかし外洋までエンジントラブルで流され、近くの船を発見した時は救助して貰えそうです。
ただし船検の無いボートには局免許の申請が出来ません。
3級免許は30問で、アマチュワ無線より超簡単です。(一般常識程度)
国家試験受験料は5,150円、攻略本は3千円程度です。
今ネットで国家試験を12月21日まで募集しています。受験日は2月6日(土)
大阪です。
興味のある人は以下から。
舵社でも23.000円で講習会をやっています。
1月31日、須磨会場は以下で。
私は学生時代に取った、無用の長物だった無線通信士免許で25Wまで開局出来そうです。